おしえて!ahamoくん

SIMカードの入れ替えとデータ移行はどっちが先?機種変更の初期設定の順番を解説

SIMカードの入れ替えとデータ移行はどっちが先?機種変更の初期設定の順番を解説

機種変更時に、「SIMカードの入れ替え」と「データ移行」、どっちを先にすべきなのか悩んでいる人もいるかもしれないね。機種変更時の初期設定手順を確認していこう!

ahamoくん

機種変更時には、「SIMカードの入れ替え」や「データ移行」などの初期設定が必要です。

SIMカードの入れ替えとデータ移行はどちらを先にすべきなのか、気になっている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、SIMカードの入れ替えとデータ移行の順序や、初期設定手順を紹介します。

1.「SIMカードの入れ替え」と「データ移行」はどっちが先でも問題はない

結論、「SIMカードの入れ替え」と「データ移行」は、どちらが先でも問題はありません。

SIMカードの入れ替えは、新しいスマホで契約中の回線を引き続き利用するための手続きです。回線自体の引っ越し作業と言い換えることもできます。

一方、データ移行は、新しいスマホにデータを移行するための手続きです。あくまでスマホの中身のデータを移し替える作業となります。

このように、SIMカードの入れ替えとデータ移行は独立した作業のため、どちらを先に行っても基本的に問題が起こることはありません。

SIMカードは、モバイル通信や通話をするための情報が記録されたカードで、SIMカード自体にスマホのデータは保存されていません。

2.迷ったらどっちを先にする?注意点はある?

迷ったらどっちを先にする?注意点はある?

前述のとおり、SIMカードの入れ替えとデータ移行はどちらを先に行っても問題はありませんが、迷ったら「データ移行」を先にするのがおすすめです。

SIMカードを先に入れ替えると、データ移行が上手くいかなかったときにSIMカードを戻す手間が発生します。原因がわからずデータ移行を完遂できないこともまれにあるでしょう。

一方で、データ移行を先にしておけば、データ移行が完了したことを見届けてからSIMカードを入れ替えられるので、作業をスムーズに進めやすいと考えられます。

2-1.データ移行時のeSIM化に注意する

データ移行の作業のなかで、SIMカードをeSIMに変換(eSIM化)できる場合があります。

「SIMカードの入れ替え」よりも前に「データ移行」をする場合は、意図せずSIMカードをeSIM化してしまわないように注意してください。

データ移行時のeSIM化は、たとえば以下のケースで利用できます。

  • iPhoneのクイックスタートによるデータ移行(対応事業者のみ)
  • Galaxyなどの一部機種でのデータ移行(NTTドコモのみ)

なお、iPhoneの場合、初期設定を済ませて利用を開始した後、「設定」>「モバイル通信」の画面からどちらのSIMを使用しているかを確認できます。

eSIMを使用中であれば、「eSIMを削除」などを含む画面が表示されます。

SIMカードやeSIMについて、詳しくは下記の記事をご覧ください。

SIMカードとは?基礎知識から選び方・交換方法までわかりやすく解説
eSIMとは?メリット・デメリットや活用方法をわかりやすく解説

3.機種変更時の初期設定の流れ

機種変更時の初期設定の流れ

機種変更時のスマホの初期設定としては、データ移行、SIMカードの入れ替え、APN設定が必要です。

機種変更時の初期設定の流れ
  • データ移行
  • SIMカードの入れ替え
  • APN設定

それぞれの設定方法を以下で詳しく紹介します。

3-1.データ移行の方法

データ移行には以下の4パターンがあり、それぞれApple/Googleの公式機能で初期設定時に簡単にデータ移行ができます。

機種変更のパターン データ移行の方法
iPhoneからiPhone 「クイックスタート」でデータ移行が可能
AndroidからiPhone 「iOSに移行」アプリでデータ移行が可能
iPhoneからAndroid Androidの機能でワイヤレス/有線でデータ移行が可能
AndroidからAndroid

iPhone同士のデータ移行は「クイックスタート」、AndroidからiPhoneへのデータ移行は「iOSに移行」アプリで簡単に実行できます。いずれもApple公式の機能です。

iPhone/AndroidからAndroidへのデータ移行は、Google公式の機能を利用して、ワイヤレスまたは有線で実行できます。

Androidからのデータ移行、Androidへのデータ移行について、詳しくは「Androidスマホのデータ移行方法は?機種変更時の注意点も解説」でご確認ください。

なお、LINEアプリや一部のゲームアプリのデータは、連絡先や写真などのデータ移行とは別に引き継ぎ作業が必要です。

アプリのデータ移行方法について、詳しくは「アプリのデータ移行方法は?iPhone・Androidの手順をわかりやすく解説」でご確認ください。

3-2.SIMカードの入れ替え方法

SIMカードの入れ替えは、以下の手順で行います。

SIMカードの入れ替え方法
STEP① 必要なものを準備する
利用する機種、SIM取り出し用ピンを用意します。
SIMカードの入れ替え方法1
STEP② 今まで使っていたスマホからSIMカードを取り外す
今まで使っていたスマホにSIM取り出しピンを挿し込んでSIMカードトレイを開け、SIMカードを取り外します。
SIMカードの入れ替え方法2
STEP③ 新しいスマホにSIMカードを取り付ける
新しいスマホにSIM取り出しピンを挿し込んでSIMカードトレイを開け、SIMカードを取り付けます(取り付け後にSIMカードトレイを閉じます)。
SIMカードの入れ替え方法3

SIMカードの入れ替え方法について、詳しくは「SIMカードの入れ替えは自分でできる?方法や注意点を解説」でご確認ください。

3-3.APN設定の方法

APN設定は、契約した回線で通信するための端末側の設定です。

Androidでは、端末の「設定」からAPNを入力・保存して設定します。

AndroidのAPN設定
STEP① 設定」アプリを開く
STEP② 「ネットワークとインターネット」>「モバイルネットワーク」>「アクセスポイント名」を順に選択
STEP③ 右上の「+」ボタンをタップして、APN情報を入力・保存
STEP④ 保存したAPNを選択
  • 機種によって設定手順が異なる場合があります。

iPhoneでは、携帯電話会社ごとの手順で「APNプロファイル」と呼ばれる設定ファイルをダウンロードします。

ahamoのAPN設定について、詳しくは「ahamo(アハモ)のAPN設定の方法は?Android・iPhoneにわけて解説」でご確認ください。

また、スマホの機種変更の前後でやることについて、詳しくは「スマホの機種変更前後にやることは?iPhone・Androidの手順を紹介」でご確認ください。

4.スマホの買い替えを検討しているならahamo(アハモ)がおすすめ

スマホの買い替えを検討しているならahamo(アハモ)がおすすめ

スマホの買い替えを検討しているなら、携帯電話会社の乗り換えとあわせて検討するのがおすすめです。乗り換え先によってはキャンペーンを適用して機種変更ができます。

ドコモのモバイルサービス「ahamo」では、「5G WELCOME割」などのキャンペーンがあり、対象のスマホを購入する際に割引が適用されるか、dポイント(期間・用途限定)が進呈されます。キャンペーン情報は、こちらをあわせてご覧ください。

また、機種購入の際には、いつでもカエドキプログラムのご利用がおトクです。対象機種をご返却いただくことで、お客さまに合ったタイミングでいつでもおトクに機種の購入を検討できるプログラムです。

ご利用方法は簡単2ステップです。

いつでもカエドキプログラムのご利用方法
STEP① dポイントクラブに加入していて対象機種を残価設定型24回払い※1でご購入いただくとともにプログラムにご加入※2
STEP② dポイントクラブ会員を継続し、ご利用の対象機種をご返却※3※4

たとえば23回目にプログラムを利用し対象機種を返却すると、24回目(残価)の分割支払金が不要になります。詳しくはこちらをご確認ください。

なお、スマホを買い替えるタイミングや、携帯電話会社の乗り換えについては下記の記事でも詳しく紹介しているため、ぜひあわせてご覧ください。

スマホの替え時はいつ?買い替えのサインや機種の選び方を解説
携帯電話会社を乗り換えるタイミング・手順は?費用や選び方・注意点も解説
スマホの乗り換え手順を3ステップで解説!申し込みの準備や費用・注意点も紹介

  1. ※1いつでもカエドキプログラムにご加入される方のみ選択できます。
  2. ※2当社が定める「いつでもカエドキプログラム」提供条件書の内容に同意いただいた上で本プログラムにお申込みいただくことが条件です。
  3. ※3ご返却時に未払金がないこと、機種に故障・水濡れ・破損・改造などがなく正常に動作することをドコモにおいて確認できること、dポイントクラブ/ドコモビジネスメンバーズに加入されていること、そのほかドコモの査定基準を満たしていることが条件です。
  4. ※4郵送でのご返却の場合、利用申込みの翌月末(郵送期限)までに、対象機種を指定センターへ郵送し到着させる必要があります。郵送期限までにドコモにて対象機種の到着が確認できなかった場合は、本プログラムの利用によってお支払いを不要とする分割支払金と同額〈23ヶ月目以降に加入者が本プログラムの利用を申込んだ場合、利用申込みを受け当社が承諾をした翌月以降の分割支払金残額。22ヶ月目までに加入者が本プログラムの利用を申込んだ場合、24回目(残価)の分割支払金および利用申込みの翌月~23回目までの各回の分割支払金のうち早期利用特典による割引と同額の合計〉を違約金としてお支払いいただく必要があります。

4-1.ahamo(アハモ)はシンプルワンプランで迷わず利用できる

ahamoは月額2,970円(税込)※1で30GBが使えるシンプルワンプランなので、プラン選びで迷わずにスマホが使えます。ahamoの主なメリットは、次のとおりです。

  • 月額2,970円(税込)※1でたっぷり30GB利用できる
  • 「大盛りオプション」なら毎月合計110GBも使える※2
  • テザリングが無料
  • 5分以内の国内通話なら何度でも無料※3
  • 今のスマホをそのまま海外でも使える※4※5※6
  1. ※1料金には別途機種代金が必要となります。
  2. ※230GB(税込2,970円/月)に80GB(税込1,980円/月)を追加した場合。
  3. ※3海外での発着信、「WORLD CALL」、「SMS」、(0570)(0180)などの他社接続サービス、(188)特番、(104)の番号案内料、衛星電話/衛星船舶電話、当社が指定する電話番号(機械的な発信などにより、長時間または多数の通信を一定期間継続して接続する電話番号)などへの発信は定額の対象外となり、別途料金がかかります。
    1回あたり5分以内の通話が、回数無制限で定額対象となります。ただし、1回あたりの通話時間が5分を超過した場合、超過分について30秒ごとに22円(税込)の通話料がかかります。
  4. ※4大盛りオプションをご契約の場合でも、海外でのテザリングは30GBまでとなります。
  5. ※5SMS、他社接続サービスなどへの発信は、別途料金がかかります。
  6. ※615日を超えて海外で利用される場合は速度制限がかかります。国内利用と合わせての容量上限です。

「大盛りオプション」に加入すれば毎月合計110GBの利用も可能です。ギガを気にせず気兼ねなく使いたい人も、たっぷり動画やSNSが楽しめます。

パソコンやタブレットなどに通信をシェアできる「テザリング」も無料で利用できます。外出先でのWi-Fiとしての利用はもちろん、自宅のWi-Fi代わりとしても活用が可能です。

ahamoでテザリングを活用する方法や110GBでできることについては、下記の記事をご確認ください。

100GB以上あればどのくらい使える?用途別の目安やデータ利用量の確認方法を紹介
ahamo(アハモ)はWi-Fiの代わりになる?テザリングの活用法も紹介

また、ahamoでは5分以内の国内通話は何度でも無料※3です。家族や友人とのちょっとした連絡は無料通話でカバーできます。

そのほかahamoでは、海外ローミングも無料※4※5※6で利用可能です。海外91の国・地域で海外ローミングが利用でき、日本人の渡航先約98%※7のエリアをカバーしています。海外ローミングをオンにするだけで、今のスマホを海外でもそのまま使用することが可能です。

海外ローミングや海外でスマホを使う方法は、下記の記事で詳しく紹介しています。

データローミング(海外ローミング)とは?オンオフの設定方法や利用時の注意点を解説
海外でスマホを使う方法4つ|状況に応じて賢く選べば現地でも快適!
海外でスマホを使うときの設定方法は?使えないときの対処法も紹介

ahamoのメリットや注意点、乗り換えのタイミングについて、詳しくは下記の記事でご確認ください。

ahamo(アハモ)のメリットと気になる点を比較!プラン・サービスの特徴を徹底解説
ahamo(アハモ)の評判は?口コミからわかるメリットや注意点も紹介
ahamo(アハモ)に乗り換えるタイミングはいつが良い?料金や手順も解説
ahamo(アハモ)の注意点は?乗り換える前に知っておくべきポイントを紹介
ahamo(アハモ)は「めんどくさい/やめとけ」って本当?おすすめできるメリットとは

なお、ahamoへ申込む際に店頭サポートをご希望される場合は、別途有料のサポートをお申込みいただく必要があります※8

  1. ※7当社の海外データ利用者の2019年度実績より算出
  2. ※8ahamoはお申込みからサポートまで、オンラインにて受付するプランです。ドコモショップなどでのサポートをご希望の場合は、「ahamoWebお申込みサポート」>※9(税込3,300円)、「ahamoWebお手続きサポート」※10(税込3,300円)をご利用ください。なお、お申込み時の端末操作はお客さまご自身で実施頂きます。また、端末初期設定およびデータ移行などは本サポートの範囲外となります。端末初期設定およびデータ移行の補助をご希望のお客さまは「初期設定サポート(有料)」を別途お申込みください。
  3. ※9お客さまのご要望に基づき、ahamo専用サイトからのお申込みの補助を行うものです。
  4. ※10お客さまのご要望に基づき、ahamoアプリおよび専用サイトからのお手続き補助を行うものです。

5.まとめ

SIMカードの入れ替えとデータ移行はどちらを先にすべきかについて、おわかりになったでしょうか?最後に今回の内容をまとめておきます。

「SIMカードの入れ替え」と「データ移行」は独立した作業であり、どちらを先に行っても問題はありません。

どちらを先にするか迷ったときは、「データ移行」を先にするのがおすすめです。データ移行が上手くいかないことも稀にあるので、データ移行できたのを見届けてからSIMカードを入れ替える方がスムーズに進めやすいと考えられます。

機種変更の際には、データ移行、SIMカードの入れ替え、APN設定の順番などで、初期設定を進めていきましょう。

■監修者情報

監修者情報

大岩 俊之(おおいわ としゆき)

家電製品総合アドバイザー。スマートマスター。理系出身の元営業マン。電子部品メーカー・半導体商社・パソコンメーカーなどで、自動車部品メーカーや家電メーカー向けの法人営業を経験。その後、セミナー講師として活動する傍ら、家電製品の裏事情を知る家電コンサルタントとして活動開始。TBSラヴィット!や東海地区のテレビ番組に「家電の達人」として出演した経験を持つ。現在は、家電製品アドバイザー資格試験のeラーニング講師も務める。