スマホを乗り換えたいけど、手順が複雑でイマイチ踏み出せない方に向けて、状況別に乗り換え手順を紹介するよ!
あなたの状況に合った手順を把握して、スムーズに乗り換えを済ませちゃおう!
「スマホの乗り換え手順を調べているけど、よくわからない…」
「スマホは今のままキャリアだけ乗り換えたいけど、その場合の手順は?」
スマホやキャリアの乗り換え手順がよくわからず、お悩みではありませんか?
キャリアの公式サイトの説明を読んだり、ネットで情報収集をしているけど、スッキリわかりやすい手順の説明は意外と見つかりませんよね。
実はそれは、乗り換えの状況によって必要な手順が異なるからです。
例えば、スマホも電話番号も変更せずにキャリアだけ乗り換えたい人もいれば、電話番号は変更せずにスマホ+キャリアを乗り換えたいという人もいますよね。
そのように、「どう乗り換えたいか」が違えば、乗り換えの手順も違ってくるのです。
にもかかわらず、あなたにとって正しい手順を理解しないまま手続きを進めてしまうと、
といった事態になりかねません。
そこでこの記事では、あなたがご自身の状況に合致する乗り換え手順を把握できるように、状況別に手順を説明します。
この記事でわかること |
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最後まで読めば、費用や注意点もわかり、スムーズにスマホの乗り換えを進められるはずです。
早速読み進めてみましょう。
スマホの乗り換え手順は、「どう乗り換えるか」という状況によって大きく4通りにわかれます。
例えば、電話番号を変更せず持ち越したいのであれば、MNP(電話番号持ち運び制度)を利用するための手順が必要です。スマホ本体も買替えるなら、データ移行を行わなければなりません。
このように、状況ごとに必要な手順が違ってくるので、スムーズな乗り換えのためには、あなたの状況に応じた乗り換え手順を事前に把握しておくことが重要です。
そこでこの記事では、状況別にスマホの乗り換え手順を説明します。
まずは以下のうち、あなたにあてはまる状況を選んでから各手順の説明へと進みましょう。
現在使っているスマホと電話番号をそのまま使用し続けて、キャリアだけ他社に乗り換える場合の手順は以下のとおりです。
スマホ乗り換え手順 (キャリアのみ乗り換える場合) |
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STEP① | 使用中のスマホが転入先(乗り換え先)キャリアでも使えるか確認する |
STEP② | 転出元(乗り換え前)キャリアでMNP予約番号を取得する
|
STEP③ | 転入先キャリアで契約手続きを行う
|
STEP④ | 転入先回線を開通させる |
各ステップで具体的に何をするのか、詳しくお話しますね。
まずは、今お使いのスマホが、転入先でも問題なく使用できるかどうかを確認しておきます。
スマホは、機種によって対応している周波数帯が異なります。もし、転入先の回線の周波数帯に、使用しているスマホが対応していない場合、そのスマホは転入先では利用できません。
また、SIMロックがかかった状態のスマホも、他社キャリアの回線を利用することができません。
このため、必ず最初に以下の2点を確認しておいてください。
「◯◯(転入先キャリア名/ブランド名) 対応機種」などで検索すると、各キャリアの対応機種一覧ページを見つけやすいです。
SIMロックの状態を確認する方法や、解除方法について、詳しくは「SIMロック解除とは?解除が必要なケース・手順・注意点を徹底解説」でご確認ください。
次に、回線乗り換え後も現在と同じ電話番号を使うために、転出元(乗り換え前)キャリアでMNP予約番号を取得します。
MNP予約番号とは、電話番号を持ち越す手続きに必要となる10桁の番号のことで、各キャリアの店頭・電話窓口・Webサイトのいずれかにて取得することができます。
予約番号の取得には難しい操作や設定は必要ないので、Webサイトでの取得がおすすめです。
その際は「◯◯(転出元キャリア名/ブランド名) MNP予約番号」と検索すると、予約番号の取得申込みページをスムーズに見つけやすいですよ。
2023年5月から、ドコモなどの大手キャリアと一部の格安SIM会社では、MNP予約番号を取得しなくてもMNPを使った乗り換えが可能となりました。
この場合、転入先のキャリアだけで手続きが完結します。
こうした仕組みを、「MNPワンストップ」/「(MNPの)ワンストップ方式」といいます。
転出元・転入先の両キャリアがMNPワンストップに対応しているのであれば、STEP②を飛ばして、STEP①▶︎③▶︎④の手順で乗り換えることも可能です。
続いて、転入先キャリアとの契約手続きを行います。
MNP予約番号には有効期限があるため、番号を取得できたらすぐに契約手続きも進めるようにしましょう。
基本的に契約手続きは、店頭かWebサイト(各キャリアのオンラインショップ)のいずれかで行うことができます。
オンラインでの契約手続きに不安をお持ちなら、店頭で契約手続きを行いましょう。
店頭で手続きを行う際には、事前に来店予約をした上で、以下をご用意ください。
来店後、担当スタッフに、
を伝えて、契約手続きと回線の開通を行ってもらってください。
転入先キャリアのWebサイトやオンラインショップで契約手続きを行う場合は、以下を用意した上で契約申込みページにアクセスしましょう。
アクセス後、各サイトの案内に従って手続きを進めてください。
このとき、「他社から乗り換え(MNP)」「同じ電話番号を利用する」などを必ず選択して、新規の電話番号が発行されないように注意しましょう。
▼参考画像
オンラインで手続きを行った場合は、回線の開通作業も続けて行います。
利用するSIMが、SIMカードかeSIMかによって、ここで必要な作業は異なります。
SIMカードを利用する場合は、ひとまず転入先キャリアからSIMカードが届くのを待ちます。
MNP予約番号には有効期限があるため、SIMカードが手元に届いたら、速やかに以下の手順を進めてください。
SIMカードに同梱されたマニュアルに従って、開通手続き
↓
スマホのSIMカードを、転入先のものに入れ替え(転出元のSIMカードは取り外す)
↓
アクセスポイント(APN)設定
↓
発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかけ、正常に利用できることを確認
細かいところは、SIMカードに同梱されたマニュアルを参考にしてみてください。
無事開通できれば、転出元の回線も自動的に解約となり、すべての乗り換え手順が完了です。
eSIMを利用する場合は、契約手続き完了後、開通の受付時間内なら即日回線を切り替えることができます。
MNP予約番号には有効期限があるので、STEP③の契約手続きが終わったら速やかに開通作業も進めるようにしましょう。
その細かい手順はキャリアによって異なりますが、例えばahamoでeSIMを開通させる際の主な流れは以下のとおりです。
(契約完了後)eSIM利用開始手続きの案内メールの確認
↓
メールの案内に沿って、開通手続き
↓
プロファイル(契約者情報データ)のダウンロード
↓
スマホの再起動
↓
発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかけ、正常に利用できることを確認
各キャリアの案内に従って、こういった手順を進めてください。
無事開通できれば、転出元の回線は自動的に解約となり、すべての乗り換え手順が完了です。
「リーズナブルに利用できる回線に乗り換えたい!」
「データ通信量をたくさん使える回線に乗り換えたい!」
という場合は、ドコモの料金プラン「ahamo」がおすすめです。
ahamoなら、ドコモ回線でたっぷり20GBを使えて、月額料金は2,970円(税込)。
プランはシンプルワンプランですが、「大盛りオプション」なら、+1,980円(税込)でさらに80GBを追加することもできます。
MNPを使って、あなたに合った回線に乗り換えたいとお考えなら、このようなうれしいポイントがそろったahamoにしてみませんか?
なお、スマホを乗り換える際にはいくつか注意点があるので、「7.事前に知っておくべきスマホを乗り換える際の注意点」もまとめて確認してみてくださいね。
現在の電話番号をそのまま使い続けて、機種とキャリアを乗り換える場合のスマホ乗り換え手順は以下のとおりです。
スマホ乗り換え手順 (スマホとキャリアを乗り換える場合) |
|
---|---|
STEP① | 転出元(乗り換え前)キャリアでMNP予約番号を取得する
|
STEP② | 転入先(乗り換え先)キャリアでスマホを購入する
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STEP③ | 転入先キャリアで契約手続きを行う |
STEP④ | データのバックアップ・移行を行う |
STEP⑤ | 転入先回線を開通させる |
各ステップで具体的に何を行うのか、もう少し詳しくお話ししますね。
まず、乗り換え後も現在と同じ電話番号を使うために、転出元(乗り換え前)キャリアでMNP予約番号を取得します。
MNP予約番号とは、電話番号を持ち越す手続きに必要となる10桁の番号のことで、各キャリアの店頭・電話窓口・Webサイトのいずれかにて取得することができます。
予約番号の取得には難しい操作や設定は必要ないので、Webサイトでの取得がおすすめです。
その際は「◯◯(転出元キャリア名/ブランド名) MNP予約番号」と検索すると、予約番号の取得申込みページをスムーズに見つけやすいですよ。
2023年5月から、ドコモなどの大手キャリアと一部の格安SIM会社では、MNP予約番号を取得しなくてもMNPを使った乗り換えが可能となりました。
この場合、転入先のキャリアだけで手続きが完結します。
こうした仕組みを、「MNPワンストップ」/「(MNPの)ワンストップ方式」といいます。
転出元・転入先の両キャリアがMNPワンストップに対応しているのであれば、STEP①を飛ばして、STEP②から手順を開始できます。
次に、転入先(乗り換え先)キャリアで新しいスマホを購入します。
MNP予約番号には有効期限があるため、番号を取得できたらすぐに購入してください。
スマホは、店頭やWebサイト(各キャリアのオンラインショップ)で購入することができます。
オンラインで手続きを進めることが不安だったり、データ移行のやり方を聞きたい場合は、店頭でスマホを購入しましょう。
※この場合、担当スタッフ主導でSTEP③の契約手続きと、STEP⑤の開通作業も一貫して行ってもらえる場合が多いため、次に進むべき手順は、STEP④データバックアップ・移行 となります。
店頭でスマホを購入する際には、事前に来店予約をした上で、以下をご用意ください。
来店後、担当スタッフに、
を伝えて、購入するスマホを選んだ後、契約手続きと回線の開通も行ってもらってください。
オンラインでスマホを購入する場合は、以下を用意した上で、機種購入+乗り換え契約ページにアクセスしましょう。
アクセス後、各サイトの案内に従って、まずは購入するスマホを選択してください。
オンラインでスマホを購入した場合は、そのまま続けて契約手続きも行います。
契約手続きは、各キャリアのオンラインショップの案内に従って進めてください。
このとき、「他社から乗り換え(MNP)」「同じ電話番号を利用する」などを必ず選択して、新規の電話番号が発行されないように注意しましょう。
▼参考画像
スマホが手元に届いたらデータ移行を行います。
ここでは主に、以下のことを行います。
データ移行に慣れていないと、難しそうに感じられるかもしれませんね。
実際、うまくデータを移せなかったり、必要なデータが消失してしまうことがないとはいい切れませんし、一度消えてしまったデータは、元に戻らない可能性が高いです。
大切なデータが消えてしまうのを防ぐため、「ちょっと自信がないな…」と感じられる場合は、スマホ購入を店頭で行い、アドバイスを受けながら移行作業を行うのがおすすめです。
また、もし身近にスマホのデータ移行に慣れている人がいらっしゃるのであれば、その方を頼ってみてください。
オンラインでスマホの購入・契約手続きを行った場合は、回線の開通作業も続けて行います。
利用するSIMが、SIMカードかeSIMかによって、開通に必要な作業は異なります。
MNP予約番号には有効期限があるため、スマホとSIMカードが手元に届き、データ移行も終わったら、速やかに以下の手順を進めてください。
転入先SIMカードに同梱されたマニュアルに従って、開通手続き(使用中のスマホやパソコンからでも可能)
↓
新しいスマホに転入先SIMカードを取り付け
↓
アクセスポイント(APN)設定
↓
発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかけ、正常に利用できることを確認
細かいところは、SIMカードに同梱されたマニュアルを参考にしてみてください。
無事開通できれば、転出元の回線も自動的に解約となります。
MNP予約番号には有効期限があるので、スマホが手元に届き、データ移行も終わったら、速やかに開通作業を進めるようにしましょう。
その細かい手順はキャリアによって異なりますが、主な流れは以下のとおりです。
新しいスマホに同梱されたマニュアルや、各キャリアのオンラインショップの案内に従って開通手続き(新しいスマホで操作)
↓
新しいスマホにプロファイル(契約者情報データ)をダウンロード
↓
スマホの再起動
↓
発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかけ、正常に利用できることを確認
各キャリアの案内に従って、こういった手順を進めてください。
無事開通できれば、転出元の回線も自動的に解約となります。
「リーズナブルに利用できる回線に乗り換えたい!」
「データ通信量をたくさん使える回線に乗り換えたい!」
という場合は、ドコモの料金プラン「ahamo」がおすすめです。
ahamoなら、ドコモ回線でたっぷり20GBを使えて、月額料金は2,970円(税込)。
プランはシンプルワンプランですが、「大盛りオプション」なら、+1,980円(税込)でさらに80GBを追加することもできます。
MNPを使って、あなたに合った回線に乗り換えたいとお考えなら、このようなうれしいポイントがそろったahamoにしてみませんか?
なお、スマホを乗り換える際にはいくつか注意点があるので、「7.事前に知っておくべきスマホを乗り換える際の注意点」もまとめて確認してみてくださいね。
現在使用中のスマホはそのまま使いつつ、電話番号は変更してキャリアのみ乗り換える場合のスマホ乗り換え手順は以下のとおりです。
スマホ乗り換え手順 (電話番号を変更してキャリアのみ 乗り換える場合) |
|
---|---|
STEP① | 使用中のスマホが転入先(乗り換え先)キャリアでも使えるか確認する |
STEP② | 転入先キャリアで契約手続きを行う
|
STEP③ | 転入先回線を開通させる |
STEP④ | 転出元(乗り換え前)キャリアを解約する |
各ステップで具体的に何を行うのか、もう少し詳しくお話ししますね。
まずは、今お使いのスマホが、転入先でも問題なく使用できるかどうかを確認しておきます。
スマホは、機種によって対応している周波数帯が異なります。
もし、転入先の回線の周波数帯に、使用しているスマホが対応していない場合、そのスマホは転入先では利用できません。
また、SIMロックがかかった状態のスマホも、他社キャリアの回線を利用することができません。
このため、必ず最初に以下の2点を確認しておいてください。
「◯◯(転入先キャリア名/ブランド名) 対応機種」などで検索すると、各キャリアの対応機種一覧ページを見つけやすいです。
SIMロック状態を確認する方法や、解除方法について、詳しくは「SIMロック解除とは?解除が必要なケース・手順・注意点を徹底解説」でご確認ください。
続いて、転入先キャリアとの契約手続きを行います。
基本的に契約手続きは、店頭かWebサイト(各キャリアのオンラインショップ)のいずれかで行うことができます。
オンラインでの契約手続きに不安をお持ちなら、店頭で契約手続きを行いましょう。
※この場合、担当スタッフ主導でSTEP③の開通作業まで一貫して行ってもらえるため、次に進むべき手順はSTEP④の転出元キャリアの解約となります。
店頭で手続きを行う際には、事前に来店予約をした上で、以下をご用意ください。
来店後、担当スタッフに、
を伝えて、契約手続きと回線の開通を行ってもらってください。
転入先キャリアのWebサイトやオンラインショップで契約手続きを行う場合は、以下を用意した上で契約申込みページにアクセスしましょう。
アクセス後、各サイトの案内に従って手続きを進めてください。
このとき、「新規契約」「新しい電話番号で契約」などを必ず選択して、新規の電話番号を取得できるように注意しましょう。
▼参考画像
オンラインで手続きを行った場合は、回線の開通作業も続けて行います。
利用するSIMが、SIMカードかeSIMかによって、ここで必要な作業は異なります。
SIMカードを利用する場合は、ひとまず転入先キャリアからSIMカードが届くのを待ちます。
SIMカードが手元に届いたら、以下の手順で回線の開通作業を進めてください。
SIMカードに同梱されたマニュアルに従って、開通手続き
↓
スマホのSIMカードを、転入先のものに入れ替え(転出元のSIMカードは取り外す)
↓
アクセスポイント(APN)設定
↓
発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかけ、正常に利用できることを確認
細かいところは、SIMカードに同梱されたマニュアルを参考にしてみてください。
無事開通できれば、新しい電話番号が利用できるようになります。
eSIMを利用する場合は、契約手続き完了後、開通の受付時間内なら即日回線の利用を開始できます。
その細かい手順はキャリアによって異なりますが、例えばahamoの新規契約でeSIMを利用するための主な流れは以下のとおりです。
(契約完了後)eSIM利用開始手続きの案内メールの確認
↓
プロファイル(契約者情報データ)のダウンロード
↓
スマホの再起動
↓
発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかけ、正常に利用できることを確認
各キャリアの案内に従って、こういった手順を進めてください。
無事作業が完了すれば、新しい電話番号を利用できるようになります。
無事回線が開通したら、忘れずに転出元(乗り換え前)キャリアの解約も行いましょう。
解約手続きは、各キャリアの店頭やWebサイトから行えます。
Webサイトで行うオンラインの解約手続きには、難しい操作も必要ないので、おすすめです。
お手元に転出元キャリアのSIMカードを用意し、各キャリアのWebサイトに記載された解約案内に従って、手続きを進めましょう。
店頭で解約手続きを行う場合は、転出元キャリアのSIMカードに加えて、
が必要となる場合もあります。
来店予約をする際に、用意すべきものも確認しておきましょう。
解約手続きが終われば、スマホの乗り換え手順は完了です。
「リーズナブルに利用できる回線に乗り換えたい!」
「データ通信量をたくさん使える回線に乗り換えたい!」
という場合は、ドコモの料金プラン「ahamo」がおすすめです。
ahamoなら、ドコモ回線でたっぷり20GBを使えて、月額料金は2,970円(税込)。
プランはシンプルワンプランですが、「大盛りオプション」なら、+1,980円(税込)でさらに80GBを追加することもできます。
MNPを使って、あなたに合った回線に乗り換えたいとお考えなら、このようなうれしいポイントがそろったahamoにしてみませんか?
なお、スマホを乗り換える際にはいくつか注意点があるので、「7.事前に知っておくべきスマホを乗り換える際の注意点」もまとめて確認してみてくださいね。
電話番号を変更し、機種とキャリアを乗り換える場合のスマホ乗り換え手順は以下のとおりです。
スマホ乗り換え手順 (電話番号を変更してスマホとキャリアを 乗り換える場合) |
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STEP① | 転入先(乗り換え先)キャリアでスマホを購入する
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STEP② | 転入先キャリアで契約手続きを行う |
STEP③ | データのバックアップ・移行を行う |
STEP④ | 転入先回線を開通させる |
STEP⑤ | 転出元(乗り換え前)キャリアを解約する |
各ステップで具体的に何を行うのか、もう少し詳しくお話ししますね。
まず、転入先(乗り換え先)キャリアで新しいスマホを購入します。
スマホは、店頭やWebサイト(各キャリアのオンラインショップ)で購入することができます。
オンラインで手続きを進めることに不安をお持ちなら、店頭でスマホを購入しましょう。データ移行について、自分で行うのが不安な方や、やり方を聞きたい方も店頭での購入がおすすめです。
※この場合、担当スタッフ主導でSTEP②の契約手続きと、STEP④の開通作業も一貫して行ってもらえるため、次に進むべき手順は、STEP③データのバックアップ・移行▶︎STEP⑤転出元キャリアの解約 となります。
店頭でスマホを購入する際には、事前に来店予約をした上で、以下をご用意ください。
来店後、担当スタッフに、
を伝えて、購入するスマホを選んだ後、契約手続きと回線の開通も行ってもらってください。
オンラインでスマホを購入する場合は、以下を用意した上で、機種購入+新規契約ページにアクセスしましょう。
アクセス後、各サイトの案内に従って、まずは購入するスマホを選択してください。
オンラインでスマホを購入した場合は、そのまま続けて契約手続きも行います。
契約手続きは、各キャリアのオンラインショップの案内に従って進めてください。
このとき、「新規契約」「新しい電話番号で契約」などを必ず選択して、新規の電話番号を取得できるように注意しましょう。
▼参考画像
スマホが手元に届いたらデータ移行を行います。
ここでは主に、以下のことを行います。
データ移行に慣れていないと、難しそうに感じられるかもしれませんね。
実際、うまくデータを移せなかったり、必要なデータが消失してしまうことがないとはいい切れませんし、一度消えてしまったデータは、元に戻らない可能性が高いです。
大切なデータが消えてしまうのを防ぐため、「ちょっと自信がないな…」と感じられる場合は、スマホ購入を店頭で行い、アドバイスを受けながら移行作業を行うのがおすすめです。
また、もし身近にスマホのデータ移行に慣れている人がいらっしゃるのであれば、その方を頼ってみてください。
オンラインで手続きを行った場合は、回線の開通作業も続けて行います。
利用するSIMが、SIMカードかeSIMかによって、ここで必要な作業は異なります。
転入先キャリアから新しいスマホとSIMカードが届き、データ移行も終わったら、以下の手順で回線の開通作業を進めてください。
転入先SIMカードに同梱されたマニュアルに従って、開通手続き(使用中のスマホやパソコンからでも可能)
↓
新しいスマホに転入先SIMカードを取り付け
↓
アクセスポイント(APN)設定
↓
発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかけ、正常に利用できることを確認
細かいところは、SIMカードに同梱されたマニュアルを参考にしてみてください。
無事開通できれば、新しい電話番号が利用できるようになります。
スマホが手元に届き、データ移行も終わったら、開通作業を進めてください。
その細かい手順はキャリアや機種によって異なりますが、例えばahamoの新規契約でeSIMを利用するための主な流れは以下のとおりです。
新しいスマホに同梱されたマニュアルや、各キャリアのオンラインショップの案内の確認
↓
新しいスマホにプロファイル(契約者情報データ)をダウンロード
↓
スマホの再起動
↓
発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかけ、正常に利用できることを確認
各キャリアの案内に従って、こういった手順を進めてください。
無事作業が完了すれば、新しい電話番号を利用できるようになります。
無事回線が開通したら、忘れずに転出元(乗り換え前)キャリアの解約も行いましょう。
解約手続きは、各キャリアの店頭やWebサイトから行えます。Webサイトで行うオンラインの解約手続きには、難しい操作も必要ないので、おすすめです。
お手元に転出元キャリアのSIMカードを用意し、各キャリアのWebサイトに記載された解約案内に従って、手続きを進めましょう。
店頭で解約手続きを行う場合は、転出元キャリアのSIMカードに加えて、
が必要となる場合もあります。
来店予約をする際に、用意すべきものも確認しておきましょう。
解約手続きが終われば、スマホの乗り換え手順は完了です。
「リーズナブルに利用できる回線に乗り換えたい!」
「データ通信量をたくさん使える回線に乗り換えたい!」
という場合は、ドコモの料金プラン「ahamo」がおすすめです。
ahamoなら、ドコモ回線でたっぷり20GBを使えて、月額料金は2,970円(税込)。
プランはシンプルワンプランですが、「大盛りオプション」なら、+1,980円(税込)でさらに80GBを追加することもできます。
MNPを使って、あなたに合った回線に乗り換えたいとお考えなら、このようなうれしいポイントがそろったahamoにしてみませんか?
あなたの状況に応じたスマホの乗り換え手順は、おわかりになったでしょうか。
ただ、手順のほかにも、乗り換えに必要な費用も事前に知っておきたいところですよね。
スマホの乗り換えに関わる費用としては、以下のようなものがあります。
各費用について、実際に支払いが必要なのかどうかも含めてご紹介します。
MNP転出手数料とは、「MNPを利用して乗り換える際に、転出元(乗り換え前)キャリアに支払う手数料」のことです。
これは、オンラインでMNP予約番号を取得した場合、原則支払う必要はありません。
店頭や電話で番号を取得した場合も、ほとんどのキャリアでは手数料が発生しません。
以前は、手数料を支払わなければMNPを利用できなかったのですが、2021年ごろから手数料の廃止が進んでいます。
このことで、以前より気軽に「電話番号を変えずに使い続ける」という選択ができるようになりました。
契約解除料は、解約に伴う違約金のことです。
契約解除料は、解約手続きを店頭で行う場合もオンラインで行う場合も、原則支払う必要はありません。
現在ではほとんどのキャリアで契約解除料は廃止されています。
また、店頭で解約手続きを行った場合の事務手数料も、多くのキャリアで無料となっています。
このため、
「解約するなら◯月にしなくては…」
「解約の手数料が高額にならないだろうか…」
という心配は必要ありません。
機種代の残債は、使用中のスマホ本体の代金のうち、まだ支払いが終わってない分のことです。
機種代を分割払いにしていて、転出元キャリアに代金を支払い終わっていないのであれば、乗り換え後も残債を支払う必要があります。
また、もし契約を条件に機種代の割引を受けていた場合、乗り換え後は割引が適用されません。そうなると、毎月支払う分割代金が、乗り換え前よりも高くなってしまいます。
それではコスト面で損をしてしまう可能性が高いので、機種代を払い終えていない方は、
のいずれかの方法で、支払い完了後に乗り換えに踏み切るようにしましょう。
契約事務手数料は、新たに契約をする際に転入先キャリアに支払う手数料のことです。
オンラインで手続きを進める場合には、基本的に契約事務手数料を支払う必要はありません。
ただ、店頭で契約や開通の手続きを行ってもらう場合は、ほとんどのキャリアで手数料が発生します。例えば目安として、ドコモでは3,300円(税込)の契約事務手数料が必要です。
とはいえ、オンラインでは自分ですべての手続きや設定を完了させなければならないところ、店頭であれば担当スタッフがほとんどの作業を行ってくれます。
また、追加料金を支払えば、一部のデータ移行を代行してもらえます。
乗り換えをご自身だけで行うのが不安な場合は、料金がかかっても、こうした対面でのサービスやサポートを受けた方があんしんして手続きを進められるはずですよ。
ここまでで、スマホの乗り換え手順や、費用のことがわかり、いつでも手続きを開始できるはずです。
ただ、トラブルのないスムーズな乗り換えを行うためには、いくつか注意点を知っておく必要があります。
乗り換えの手続きに取り掛かる前に、ぜひこちらでご紹介する注意点も把握しておきましょう。
まず、どのように乗り換える場合でも注意すべきこととして、以下の7つがあります。
順番に説明しますね。
乗り換えの手続きは適切なタイミングで行うようにしましょう。
というのも、転入先キャリアの契約月の利用料金は、日割りで計算されることが多いからです。
少しわかりづらいかと思いますので、以下の図をご覧ください。
この図のように、もし月初にA社からB社(締め日は月末)に乗り換えると、この月はA社とB社の両方に1ヶ月分の利用料を支払うことになってしまいます。
一方で、月末に乗り換えた場合についてはどうでしょうか。
月末に乗り換えた場合も、A社の利用料は1ヶ月分支払うことになります。
ただ、B社の料金は基本的には日割りで計算されるため、1日分だけ支払えばOKなのです。
このように、月内のいつ乗り換えるかで、あなたが支払う利用料は変わってきます。
転出元キャリアの締め日を確認し、できるだけ締め日直前のタイミングで乗り換えを行うようにしましょう。
転入先キャリアを契約する前に、転出元キャリアを解約するのは避けるようにしましょう。
先に解約してしまった場合、スマホを使えない期間が発生する恐れがあるためです。
例えば、転入先キャリアでの契約手続きでトラブルがあって、契約と回線の開通までに3日ほどかかったとします。
このとき、もし転出元のキャリアをすでに解約していると、あなたはどこのキャリアとも契約していない状態になってしまい、3日間モバイル通信や音声通話は利用できません。(Wi-Fiは利用できます。)
また、先に解約を行うと、MNPを利用することもできなくなり、電話番号を変えざるを得なくなってしまいます。(詳しくは、「7-2-4.解約後にMNPを利用することはできない」で説明します。)
こういった事態を回避するため、「解約は契約の後」ということを覚えておいてください。
MNP予約番号の取得や転入先回線の開通といった手続きは、各キャリアが設定している受付時間内に行う必要があります。
特にオンラインで手続きをされる方には注意が必要で、オンラインでも開通手続きに関しては受付時間が設定されていることがほとんどです。
例えばahamoの場合、MNPによる開通の手続きが可能なのは、午前9時~午後9時となっています。
また、MNP予約番号の取得についても、オンラインで申請する時間帯によっては、番号が発行されるのが翌日になる場合があります。
余計な時間ロスを発生させないためには、転出元・転入先の手続き受付時間を事前に確認し、受付時間に応じた手続きのスケジュールを立てておくとスムーズです。
キャリアを乗り換えると、乗り換え前の回線と紐づくポイントが消滅する場合もあります。
例えば、ドコモの提供するポイントサービス「dポイント」は、dアカウントを持っていない場合、解約と同時に失効してしまいます。
各キャリアの提供するポイントは、さまざまなお店やサービスの支払いに使えることが多く、その価値はお金と同じといえます。
そのような大切なポイントを無闇に消滅させないために、乗り換え手続きを開始する前に、転出元のキャリアのポイントの引継ぎ方法を確認し、対応しておきましょう。
また、ポイントの引継ぎができない、あるいはあえてしない場合は、転出元キャリアを解約する前にポイントを使い切っておくとよいですよ。
キャリアを乗り換えると、転出元で受けていた割引が適用されなくなってしまいます。
「解約するのだから、割引が適用されなくても問題ないのでは?」
と思われるかもしれませんが、以下のような割引を受けている場合、割引が適用されなくなることで、乗り換え後もあなたや家族に影響が出てきます。
こうした割引がなくなることで受ける影響を最小限にとどめるために、機種代金の残債や、セットで契約しているサービスの料金の支払いが乗り換え後どう変わるかを確認しておくことが重要なのです。
また、家族の利用料が変動する場合は、事前に家族に乗り換えの了承を得ることも大切です。
SIMカードにはサイズの異なる3つの種類(+eSIM)があり、使用中のスマホが対応していないサイズのSIMは利用できません。
例えば、nanoSIM対応のスマホではmicroSIMも標準SIMも使えないのです。
そのため、現在使っているスマホを転入先の回線でも引続き使う場合は、スマホが対応しているサイズのSIMカードを転入先から提供してもらう必要があります。
適切なサイズのSIMカードを提供してもらうため、事前にあなたのスマホが対応しているSIMカードのサイズを確認するようにしてくださいね。
キャリアを乗り換えると、転出元のキャリア決済を使用できなくなります。
このため、以下に思いあたる場合は、注意が必要です。
支払いのトラブルや、予期せぬサービス停止といった事態を避けるために、こうしたネットショップやサービスの支払い方法は事前に変更しておきましょう。
MNPを利用して、電話番号を変えずにスマホを乗り換える場合には、以下の4点にも注意してください。
こちらも一つずつ見ておきましょう。
転出元のキャリアで取得するMNP予約番号には、原則15日間という有効期限があります。
有効期限に間に合わなくても、予約番号が使えなくなるだけで、料金を課されたりする心配はありません。
ただ、再度予約番号を取得しなければならず、二度手間になってしまいます。
余計な手間を増やさないために、MNP予約番号の有効期限を把握し、期限内に転入先回線の開通まで完了させるようにしましょう。
MNP予約番号の有効期限 | |
---|---|
転入先の契約手続きを 店頭で行う場合 |
15日間 |
転入先の契約手続きを オンラインで行う場合 |
各キャリアにより異なるが、多くの場合15日間より短くなる。
|
オンラインで転入先の回線契約手続きを行う場合は、実質的な有効期限が15日間より短くなることがほとんどなので、期限を確認した上でMNPの手続きを行ってくださいね。
MNPを利用すると、電話番号は引継げますが、キャリアメールまでは引継ぐことができません。
メールアドレスを変更せずキャリアメールを引継ぐためには、別途サービスの申込みが必要となるので注意してください。
例えば、ドコモの場合、「~@docomo.ne.jp」のメールアドレスを他社キャリアやahamoでも利用するためには、「ドコモメール持ち運び」をドコモ回線の解約から31日以内に契約する必要があります。
基本的には、こうしたサービスを別途契約しなければ、転出元のキャリアメールは使えなくなってしまいます。
キャリアメールの利用を継続したい場合は、MNPの手続きを開始する前に、転出元のキャリアメール持ち運びサービスの利用方法を確認し、忘れずに契約をしてください。
MNPを利用する場合、転出元回線の契約者名義と転入先回線の契約者名義は、同じでなくてはなりません。
契約者の名義が異なると、基本的に転入先の回線を契約することができないためです。
例えば、「父親名義で契約していたA社の回線から、MNPを使ってB社に乗り換え、B社は息子名義で契約する」ということはできないのです。
このため、転出元キャリアの契約者とは別の名義で転入先キャリアを契約したいのであれば、乗り換え手続きをはじめる前に、転出元で名義変更を行う必要があるのです。
MNPは基本的に、転出元の回線を解約した後に利用することはできません。
MNPは「今使っている電話番号を持ち越す制度」なので、解約を先にしてしまうと持ち越すべき電話番号がなくなってしまうのです。
「解約しないまま乗り換え先の回線を契約しても大丈夫なの?」
と思われるかもしれませんが、大丈夫です。
MNPを使って転入先の回線を開通させると、その時点で転出元の回線は自動的に解約となります。
こういったことから、MNPを利用する前に転出元の契約をご自身で解約することは絶対に避けるようにしましょう。
あなたに合ったスマホ乗り換え手順はおわかりになったでしょうか?
最後に今回の内容をまとめておきます。
そもそも、スマホを乗り換える状況は以下の4通りにわかれます。
4通りのスマホ乗り換えの状況 | |||
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機種も電話番号も変更せず、キャリアのみ乗り換える場合 | 電話番号は変更せず、機種とキャリアを乗り換える場合 | 機種は変更せず電話番号を変更して、キャリアを乗り換える場合 | 電話番号を変更して、機種とキャリアを乗り換える場合 |
こうした状況ごとに乗り換え手順は異なります。
その大まかな手順は、それぞれ以下のとおりです。
スマホ乗り換え手順 (キャリアのみ乗り換える場合) |
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STEP① | 使用中のスマホが転入先(乗り換え先)キャリアでも使えるか確認する |
STEP② | 転出元(乗り換え前)キャリアでMNP予約番号を取得する
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STEP③ | 転入先キャリアで契約手続きを行う
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STEP④ | 転入先回線を開通させる |
スマホ乗り換え手順 (スマホとキャリアを乗り換える場合) |
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STEP① | 転出元(乗り換え前)キャリアでMNP予約番号を取得する
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STEP② | 転入先(乗り換え先)キャリアでスマホを購入する
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STEP③ | 転入先キャリアで契約手続きを行う |
STEP④ | データのバックアップ・移行を行う |
STEP⑤ | 転入先回線を開通させる |
スマホ乗り換え手順 (電話番号を変更してキャリアのみ 乗り換える場合) |
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STEP① | 使用中のスマホが転入先(乗り換え先)キャリアでも使えるか確認する |
STEP② | 転入先キャリアで契約手続きを行う
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STEP③ | 転入先回線を開通させる |
STEP④ | 転出元(乗り換え前)キャリアを解約する |
スマホ乗り換え手順 (電話番号を変更してスマホとキャリアを 乗り換える場合) |
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---|---|
STEP① | 転入先(乗り換え先)キャリアでスマホを購入する
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STEP② | 転入先キャリアで契約手続きを行う |
STEP③ | データのバックアップ・移行を行う |
STEP④ | 転入先回線を開通させる |
STEP⑤ | 転出元(乗り換え前)キャリアを解約する |
スマホやキャリアを乗り換える際には、あなたの状況に合致した手順に従って、適切に乗り換えを進めましょう。