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海外でスマホを使うときの設定方法は?使えないときの対処法も紹介

海外でスマホを使うときの設定方法は?使えないときの対処法も紹介

海外でスマホを使うためには、事前に海外ローミングの設定が必要だよ!高額請求を避けるためには、サービスの申し込みが必要なこともあるから、あわせて確認しておこうね。海外でスマホを使うときの設定方法や注意点を見ていこう。

ahamoくん

海外への旅行や出張に向けて、海外でスマホを使うために何かしておくべきことはあるのか、設定方法などを調べている方もいるかもしれません。

海外でスマホを使うためには、事前に海外ローミングのためのスマホ設定が必要です。また、携帯電話会社によっては、サービスの申し込みが必要なことがあります。

この記事では、海外でスマホを使うときの設定方法や、高額請求を避けるための注意点、海外で通信が使えないときの対処法を紹介します。

1.海外に行くときのスマホ設定とは?

契約中の携帯電話会社の通信を海外で利用する場合、海外ローミングによる通信を行うことになります。

海外ローミングは、日本で契約している携帯電話会社を介して、渡航先の携帯電話会社の回線を使って通信する仕組みのことです。海外ローミングにより、普段使っているスマホを海外でもそのまま使うことができます。

海外でスマホの通信を利用する際には、この海外ローミングの設定が必要です。

1-1.海外利用時の高額請求を避けるために必要なもの

海外ローミングは、設定とあわせて、携帯電話会社へサービスの申し込みが必要になることもあります。サービスへの申し込みをせずに海外で利用すると、高額な通信費が発生する可能性もあるので注意してください。

海外ローミング用のサービスは、事前の申し込みが必要なものもあれば、条件(渡航先、スマホの機種、特定サービス/オプションの契約など)に応じて自動的に適用されるものもあります。

例えば、ahamoの海外ローミングは、別途サービスへの申し込みは不要です。スマホ側の海外ローミングの設定をすれば、普段の月額料金のまま利用できます。

海外ローミングについて、詳しくは「海外ローミングとは?高額請求の避け方とメリット・デメリットを解説」でご確認ください。

2.海外に行くときのスマホの設定方法

海外ローミングを使う際は、スマホのデータローミングをオンに切り替える設定が必要です。iPhoneとAndroidでは設定方法が異なるので、事前に確認しておきましょう。

なお、海外ローミングのサービスへの申し込みが必要になる場合は、設定とあわせて忘れずにサービスへの申し込みを行いましょう。

海外ローミングのサービスの申し込みは、携帯電話会社の公式Webページから行うことができます。

2-1.iPhoneの海外ローミングの設定手順

iPhoneでは、「設定」のなかの「モバイル通信」の「通信オプション」から、データローミングをオンにできます。

iPhoneの海外ローミングの設定手順
STEP① 「設定」を開く
STEP② 「モバイル通信」>「通信のオプション」を順に選択
STEP③ 「データローミング」をオンに切り替える
STEP④ 帰国したら「データローミング」をオフに切り替える

2-2.Androidの海外ローミングの設定手順

Androidは、「設定」の「モバイルネットワーク」の設定などから、データローミングをオンにできます。機種によって細かな設定は異なりますが、以下では一例を紹介します。

Androidの海外ローミングの設定手順一例
STEP① 「設定」を開く
STEP② 「ネットワークとインターネット」>「モバイルネットワーク」を順に選択
STEP③ 「データローミング」をオンに切り替える
STEP④ 帰国したら「データローミング」をオフに切り替える

3.海外ローミングの設定で利用できるようになる機能

データローミングをオンにすると、海外でもデータ通信が利用できるようになります。

一方、電話やSMSは、モバイルデータ通信の設定がオンであれば、海外ローミングの設定に関わらず利用が可能です。

データローミングの「オン」「オフ」で利用できる機能・利用できない機能をまとめると、次のとおりです。

機能 データローミング「オン」
(モバイルデータ通信はオン)
データローミング「オフ」
(モバイルデータ通信はオン)
インターネット
地図アプリ
LINEなどのSMS
通信が必要なアプリ
電話
SMS

なお、データ通信ができれば、Apple PayやGoogle ウォレット™も一部利用できます。海外でも利用できる決済方法であれば、対応する店舗で利用が可能です。

  • 電話やSMSを受ける場合を含めて別途通話料金、SMS利用料金がかかります

4.海外でスマホが通信できないときの対処法

海外でスマホが通信できないときの対処法

海外ローミングの設定をしたはずなのに通信ができないときには、以下の対処法を試してみましょう。

海外でスマホが通信できないときの対処法
  • スマホの通信設定を確認する
  • スマホを再起動する
  • 電波の良い場所に移動する
  • サービスの期間・データ上限を確認する

4-1.スマホの通信設定を確認する

まずは海外ローミング、モバイルデータ通信、機内モードの設定を確認してみましょう。気付かないうちに誤って操作し、設定を変更してしまっている可能性も考えられます。

海外ローミングの設定は、先述した手順でオン/オフの確認・変更が可能です。

モバイルデータ通信と機内モードの設定は利用中のスマホによって異なります。

iPhoneの場合は、コントロールセンターから確認・変更可能です。以下の操作でコントロールセンターを開き、機内モード(飛行機のアイコン)がオフ、モバイルデータ通信(緑のアンテナのアイコン)がオンであることを確認してください。

機種 操作方法
iPhone X以降 右上端から下にスワイプ
iPhone SE、iPhone 8以前 画面の下端から上にスワイプ

Androidの場合は、画面上部から下にスワイプしてクイック設定を開くと、モバイルデータ通信と機内モードの設定が確認できます。なお、機種やAndroidバージョンによって、細かな操作方法は異なります。

4-2.スマホを再起動する

スマホの一時的な不具合は、再起動して状態をリセットすると解消できる可能性があります。スマホが熱い場合は、電源オフで時間をおいて放熱させてから再度起動させましょう。

iPhoneでは、以下の操作で電源オフスライダが表示されます。スライダをドラッグして電源オフにした後に、サイドボタンを長押しして電源をオンにしましょう。

機種 操作方法
iPhone X以降 片方の音量調節ボタンとサイドボタンを長押し
iPhone SE、iPhone 8以前 サイドボタンを長押し

Androidも電源ボタンの長押しで電源オン/オフや再起動が可能です。なお、機種やAndroidバージョンによって、操作方法は異なります。

4-3.電波の良い場所に移動する

スマホに電波が入っていないために通信できていない可能性も考えられます。

スマホの画面上部のステータスバーに表示されている電波状況の表示を確認し、電波が十分でない場合は、電波の良いところへ移動をして通信ができるか試してみましょう。

4-4.サービスの期間・データ上限を確認する

携帯電話会社の海外向けサービスが利用できる期間やデータ上限などの条件を確認してみましょう。

たとえば、データ上限を超えて通信速度が制限されたために、通信が遅く、通信しづらく感じている可能性が考えられます。

データ通信量の追加購入や期間の延長ができることもあるので、必要な場合は契約先の携帯電話会社の公式サイトで情報をチェックしてみてください。

5.海外でスマホを使うそのほかの方法

海外ローミング以外に海外でスマホを使う方法としては、主に以下があります。

海外でスマホを使うそのほかの方法
  • Wi-Fiルーターをレンタルする
  • 渡航先で使えるプリペイド式のSIMを購入する
  • 渡航先のフリーWi-Fiを利用する

海外で使えるWi-Fiルーターのレンタルを利用すれば、海外でスマホが使えます。サービスによっては、郵送や空港などでWi-Fiルーターの受け取り・返却が可能です。

また、渡航先で使えるプリペイド式の海外SIMを購入するのも1つの方法です。プリペイド式の海外SIM はECサイトや現地の空港、通信会社ショップなどで購入できます。そのほか、渡航先のフリーWi-Fiを利用する方法もあります。

海外用のWi-Fiや海外SIM、海外でスマホを使う方法について、詳しくは以下の記事でご確認ください。

「海外用Wi-Fiレンタル」はおすすめ?最新の通信手段との比較で選ぶ
海外SIMとは?利便性・コスト面のメリットから渡航時の使い方まで
海外でスマホを使う方法4つ|状況に応じて賢く選べば現地でも快適!

6.海外でスマホを使うならahamo(アハモ)がおすすめ!

海外でスマホを使うならahamo(アハモ)がおすすめ!

ahamoは、月額2,970円(税込)で20GBが利用できるドコモのモバイルサービスです。海外ローミング無料」「5分以内の国内通話が何度でも無料」などのサービスが付いたシンプルワンプランで、迷わず利用できます。

データ容量 20GB
基本料金 2,970円(税込)
※料金には別途機種代金が必要となります
通話(国内通話) 5分以内の国内通話が何度でも無料※1
※超過後 22円/30秒(税込)
海外ローミング 20GBまで無料※2※3※4
テザリング 無料
  1. ※1海外での発着信、「WORLD CALL」、「SMS」、(0570)(0180)などの他社接続サービス、(188)特番、(104)の番号案内料、衛星電話/衛星船舶電話、当社が指定する電話番号(機械的な発信などにより、長時間または多数の通信を一定期間継続して接続する電話番号)などへの発信は定額の対象外となり、別途料金がかかります。
    1回あたり5分以内の通話が、回数無制限で定額対象となります。ただし、1回あたりの通話時間が5分を超過した場合、超過分について30秒ごとに22円(税込)の通話料がかかります。
  2. ※2大盛りオプションをご契約の場合でも、海外でのテザリングは20GBまでとなります。
  3. ※3SMS、他社接続サービスなどへの発信は、別途料金がかかります。
  4. ※415日を超えて海外で利用される場合は速度制限がかかります。国内利用と合わせての容量上限です。

6-1.申し込み不要・追加料金なしで海外ローミングが利用できる

ahamoでは事前の申し込み不要で、海外ローミングが使えます。

毎月の月額2,970円(税込)の料金内で海外ローミングが利用でき、追加料金はありません※1※2※3。毎月20GBのデータ通信量を利用して、いつものスマホが海外でも使えます。

また、ahamoの海外ローミングは海外91の国・地域で利用でき、日本人の渡航先約98%※4をカバーしているため、海外ローミングの設定をすれば、幅広い国・地域で利用可能です。

  1. ※1大盛りオプションをご契約の場合でも、海外でのテザリングは20GBまでとなります。
  2. ※2SMS、他社接続サービスなどへの発信は、別途料金がかかります。
  3. ※315日を超えて海外で利用される場合は速度制限がかかります。国内利用と合わせての容量上限です。
  4. ※4当社の海外データ利用者の2019年度実績より算出

6-2.eSIMでスピード開通ができる

ahamoは、eSIMなら申し込みから最短1時間※でスピード開通も可能です。

eSIMでは、物理的なSIMカードと異なり、郵送不要のオンライン完結で手続きできるため、よりスピーディーに利用を開始できます。

海外での通信手段を早く確保したい方にも、ahamoはおすすめです。

eSIMを海外旅行で利用するメリットについて詳しくは「【韓国台湾ハワイでも】海外旅行にはeSIMがおすすめ!メリットと手順を紹介」でご確認ください。

  • 審査状況によっては時間がかかる場合があります。

7.まとめ

海外でスマホを使うときの設定方法はおわかりになったでしょうか?

最後に今回の内容をまとめておきます。

海外でスマホを使うための設定は、スマホの「設定」からデータローミングをオンにするだけです。設定の手順は次のとおりです。

iPhoneの海外ローミングの設定手順
  1. 「設定」を開く
  2. 「モバイル通信」>「通信のオプション」を順に選択
  3. 「データローミング」をオンに切り替える
Androidの海外ローミングの設定手順一例
  1. 「設定」を開く
  2. 「ネットワークとインターネット」>「モバイルネットワーク」を順に選択
  3. 「データローミング」をオンに切り替える

なお、携帯電話会社で提供される海外ローミングのサービスは、事前に申し込みが必要な場合があるので、サービス内容を確認し、必要に応じて申し込みを行いましょう。

サービスへの申し込みをせずに海外ローミングを利用すると、高額な通信費が発生する可能性もあるので注意してください。

海外でスマホが使えないときの対処法は、次のとおりです。

海外でスマホが使えないときの対処法
  • スマホの通信設定を確認する
  • スマホを再起動する
  • 電波の良い場所に移動する
  • サービスの期間・データ上限を確認する

海外でスマホを使う場合は以下のような方法も選択肢になるため、あわせてご確認ください。

海外でスマホを使うそのほかの方法
  • Wi-Fiルーターをレンタルする
  • 渡航先で使えるプリペイド式のSIMを購入する
  • 渡航先のフリーWi-Fiを利用する

なお、ahamoでは海外ローミングが申し込み不要・追加料金なしで利用できます。eSIMでのスピード開通も可能なので、海外での通信手段を探している方はぜひ検討してみてください。