Androidには、機種の種類の豊富さやカスタマイズ性の高さなど、たくさんの魅力があるよ。Androidを含めて機種変更の候補を検討してみると、選択肢が増えるはず。Androidの特徴やiPhoneとの違いをひとつずつチェックしていこう!
スマホは、大きくAndroidとiPhoneの2種類に分けられ、Androidには、機種の種類の豊富さやカスタマイズ性の高さなどの特徴があります。
はじめてスマホを使う方や、iPhoneからAndroidへの機種変更を考えている方は、Androidの特徴やiPhoneとの違いが気になるでしょう。
この記事では、Androidの特徴やiPhoneとの違い、iPhoneから買い替える際に知っておきたいポイントなどを紹介します。
Android(アンドロイド)は、Google社がスマホやタブレット向けに提供しているOS(オペレーティングシステム)です。
OSはスマホなどを制御・管理するための基本的なソフトウェアで、スマホなどの操作やアプリの利用に必須となります。
また、Androidは中身となるソースコードが公開されているオープンソースのOSです。Androidスマホでは、各メーカーでカスタマイズされたAndroidベースのOSが使用されることもあります。
Androidスマホの代表的なメーカーは、Google、Samsung(サムスン)、SHARP、Sonyなどが挙げられます。統一感のあるiPhoneとは対照的に、Androidは多様なバリエーションの中から機種を選ぶことができます。
Androidの主な特徴としては、以下の3つが挙げられます。
Androidの特徴 |
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Androidは、数多くのメーカーから多数の機種が販売されています。
2万円台で購入できる初心者向けモデルから、20万円前後のハイエンドモデルまで、価格帯も幅広いのが特徴です。価格、サイズ、スペック、デザイン、機能などを比較しながら、ご自身に合った機種が選べます。
Androidは、ランチャーアプリの種類が多く、カスタマイズ性が高いことも特徴です。
ランチャーアプリは、ホーム画面をカスタマイズできるアプリのことです。アプリの配置変更(アプリをたくさん並べる/少なく並べるなど)、デザインの変更、ウィジェットの追加など、ホーム画面の細かな調整ができます。
豊富なランチャーアプリで、ホーム画面を自分好みにカスタマイズすることが可能です。
Androidならではの機能や技術を採用した機種は様々です※。
たとえば、Androidスマホでは、画面内指紋認証が利用できる機種が多数あります。
また、SamsungのGalaxy Zシリーズをはじめ、すでに折りたたみスマホが複数のメーカーからリリースされています。そのほか、iPhoneでは利用できない各メーカー独自の機能もあるため、Androidを選ぶ理由のひとつになるでしょう。
AndroidとiPhone(iOS)の違いをまとめると、次のとおりです。
Android | iPhone(iOS) | |
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メーカー | Samsung、Google、SHARP、Sonyなど多数 | Apple |
選べる機種の種類 | 多い | 種類が限られる |
価格帯 | 幅広い | 中価格帯~高価格帯 |
カスタマイズ性 | 高い | 比較的低い |
決済機能 | Google Pay | Apple Pay |
Androidは、機種の多さやカスタマイズ性の高さが大きな特徴です。
一方で、iPhoneはiOSならではのシンプルな操作性や、Apple製品との連携などがAndroidと比較したときの魅力です。
また、機種ごとに操作がほとんど変わらない点も、人によってはメリットに感じるかもしれません。
iPhoneをおすすめできるのは、たとえば以下のような人が挙げられます。
iPhoneがおすすめの人 |
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一方で、Androidをおすすめできるのは、以下のような人が挙げられます。
Androidがおすすめの人 |
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機種変更の際には、機種ごとの特徴をチェックするのはもちろんですが、iPhone、Android全体としての傾向も参考のひとつになります。
ここからは、iPhoneからAndroidへ買い替えるときに気になるポイントを解説します。
データの移行方法やAndroidに買い替えることで使えなくなる機能など、機種変更を考えている方は事前にご確認ください。
なお、スマホの乗り換え手順やSIMカードの入れ替えについては下記の記事で紹介しています。気になる方はぜひあわせてご覧ください。
「スマホの乗り換え手順を3ステップで解説!申し込みの準備や費用・注意点も紹介」
「SIMカードを入れ替えたらどうなる?方法や注意点を解説」
「eSIMの機種変更方法は?申し込みの手順や注意点を解説」
「eSIMの設定方法(iPhone/Android)は?利用開始までの流れを解説」
iPhoneからAndroidへのデータ移行は、Androidの初期設定のなかで実行できます。
iPhoneとAndroidをケーブルまたはワイヤレスで接続後、画面の指示にしたがって、連絡先、写真、動画、カレンダーなど転送するデータを選択し、転送します。
そのほか、キャリアの提供するサービスでデータ移行する方法もあります。たとえば、ドコモでは、iPhoneからAndroidへのデータ移行にも対応した「ドコモデータコピー」アプリを提供しています。
Androidスマホのデータ移行について、詳しくは「Androidスマホのデータ移行方法は?機種変更時の注意点も解説」をご覧ください。
Androidは選べる機種が多い、カスタマイズ性が高いなどのメリットがある一方で、iPhoneからの買い替えで使い勝手が変わる部分もあります。
iPhoneからの買い替えで使い勝手が変わるポイントとしては、以下が挙げられます。
iPhoneからの買い替えで使い勝手が変わるポイント |
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なお、Androidの使い方が気になる方へ、スマホの画面をテレビなどに映すミラーリングの方法を「Androidスマホでテレビにミラーリングする方法は?有線・無線での接続を解説」で紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。
Apple製品間でワイヤレスのデータ共有ができる「AirDrop」は、Androidでは利用できません。Android間のデータ共有の機能として「ニアバイシェア」がありますが、この機能ではApple製品とのデータ共有はできなくなります。
そのほか、iOS 17で登場した充電中にカレンダーや時計などを常時表示できる「スタンバイ」など、一部iPhoneならではの機能もあります※。
Mac、Apple Watch、AirPodsなどのApple製品を持っている方は、Androidに機種変更した後は、連携機能が利用できなくなくなります。
連帯機能とは、使用中のApple製品にひとつのApple IDでサインインしていれば、各デバイス間をシームレスに行き来できる機能です。
特にApple Watchは、Androidでは連携もセットアップもできないので注意が必要です。
Androidでは利用者の少ない機種も存在し、保護フィルムやスマホケースなどのアクセサリーの種類が少ない場合があります。マイナーなAndroidスマホを購入する際は、購入のタイミングでアクセサリーの種類も事前にチェックしておくと良いでしょう。
Androidスマホが購入できる場所としては、以下が挙げられます。
Androidスマホが購入できる場所 |
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キャリアやMVNOなど携帯電話会社で、Androidスマホの購入が可能です。契約とセットでの購入のほか、携帯電話会社によっては端末のみの購入にも対応しています。
家電量販店の店頭でもスマホの取り扱いはあり、店舗によってはSIMフリースマホの取り扱いもあります。家電量販店によっては、通販サイトでのSIMフリースマホの販売もあります。
SIMフリースマホは、メーカー公式サイトでも購入が可能です。そのほか、中古販売店で、中古品のAndroidスマホを購入する方法もあります。
SIMフリーやSIMフリースマホについて、詳しくは下記の記事でご確認ください。
「SIMフリーとは?メリット・デメリットをわかりやすく紹介」
「SIMフリースマホとは?メリット・注意点や入手方法を解説」
スマホを安く買う方法、スマホの替え時について、詳しくは下記の記事でご確認ください。
「スマホ本体を安く買う4つの方法!月々の料金を抑える方法も解説」
「スマホの替え時はいつ?買い替えのサインや機種の選び方を解説」
ドコモのモバイルサービス「ahamo」でも、契約とあわせて最新のAndroidスマホの購入が可能です。「5G WELCOME割」などのキャンペーンもあり、対象の機種購入で割引が受けられます。
ahamoのキャンペーン情報については、こちらをあわせてご覧ください。
また、機種購入の際にはいつでもカエドキプログラムへ加入※1して負担額を軽減することも可能です。いつでもカエドキプログラムは、機種の返却※2※3を行うことで分割払いの残りの支払いが免除されるプログラムです。詳しくはこちらをご確認ください。
ahamoでのスマホ購入や機種変更について、詳しくは「ahamo(アハモ)は自分で機種変更できる!手続き方法や注意点を解説」で紹介しています。
ahamoは30GBが利用できるシンプルワンプランで、迷わずプランが契約できます。ahamoの主なメリットは、次のとおりです。
ahamoでは5分以内の国内通話は何度でも無料※3です。家族や友人とのちょっとした連絡は無料通話でカバーできます。
また、ahamoでは海外ローミングも無料※4※5※6で利用可能です。海外ローミングは海外91の国・地域で利用でき、日本人の渡航先約98%※7のエリアをカバーしています。海外ローミングをオンにするだけで、今のスマホをそのまま海外でも使用できるのは便利でしょう。
海外ローミングや海外でスマホを使う方法については、下記の記事で詳しく紹介しています。
「海外ローミングとは?高額請求の避け方やメリット・注意点を解説」
「海外でスマホを使う方法4つ|状況に応じて賢く選べば現地でも快適!」
「海外でスマホを使うときの設定方法は?使えないときの対処法も紹介」
なお、ahamoのメリット・デメリット、注意点、乗り換えのタイミングについて、詳しくは下記の記事でご確認ください。
「ahamo(アハモ)のメリットと気になる点を比較!プラン・サービスの特徴を徹底解説」
「ahamo(アハモ)の評判は?口コミからわかるメリットや注意点も紹介」
「ahamo(アハモ)に乗り換えるタイミングはいつが良い?料金や手順も解説」
「ahamo(アハモ)は解約金・2年縛りなし!乗り換えの疑問や手順をわかりやすく解説」
「ahamo(アハモ)の注意点は?乗り換える前に知っておくべきポイントを紹介」
「ahamo(アハモ)は「めんどくさい/やめとけ」って本当?おすすめできるメリットとは」
Androidの概要や特徴はおわかりになったでしょうか?
最後に今回の内容をまとめておきます。
Androidの主な特徴としては、以下の3つが挙げられます。
Androidの特徴 |
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AndroidとiPhoneの違いは、次のとおりです。
Android | iPhone(iOS) | |
---|---|---|
メーカー | Samsung、Google、SHARP、Sonyなど多数 | Apple |
選べる機種の種類 | 多い | 種類が限られる |
価格帯 | 幅広い | 中価格帯~高価格帯 |
カスタマイズ性 | 高い | 比較的低い |
決済機能 | Google Pay | Apple Pay |
種類が多さやカスタマイズ性を重視するならAndroid、直感的な操作やApple製品との連携に注目するならiPhoneがそれぞれおすすめです。
iPhoneからAndroidへのデータ移行は、ケーブルやワイヤレスでのデータ転送で可能です。iPhoneからの買い替えで使い勝手が変わるポイントは、以下が挙げられます。
iPhoneからの買い替えで使い勝手が変わるポイント |
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Androidスマホを購入できる場所は、携帯電話会社、家電量販店、メーカー公式サイト、中古販売店などです。ぜひAndroidの特徴を理解して、機種変更などに役立てていきましょう。
■監修者情報
大岩 俊之(おおいわ としゆき)
理系出身の元営業マン。電子部品メーカー・半導体商社・パソコンメーカーなどで、自動車部品メーカーや家電メーカー向けの法人営業を経験。その後、セミナー講師として活動する傍ら、家電製品の裏事情を知る家電コンサルタントとして活動開始。TBSラヴィット!や東海地区のテレビ番組に「家電の達人」として出演した経験を持つ。現在は、家電製品アドバイザー資格試験のeラーニング講師も務める。