SIMフリースマホにしたからといって、なにか変わるの?おトクになるのかな?
SIMフリースマホを使うことで、もっと快適にスマホを使える可能性が高くなるんだよ!
メリットから入手方法まで具体的に解説していくね!
SIMフリースマホとは、SIMロックがかかっていないスマホのことで、SIMカードをスマホ本体に入れなくても、Wi-Fiやオフライン環境で利用できます。
少し前に「特定の事業者の回線しか使えない」というSIMロックが禁止されたことで、SIMフリースマホに興味を持つ人が増えています。
従来のスマホとSIMフリースマホの大きな違いは、以下のとおりです。
SIMフリースマホを使うことで、キャリアやプランに関係なく自由にSIMカードを差し替えて、毎月の料金を抑えることも可能です。
もちろん、最初からSIMフリースマホを購入しておくことで
などのメリットを、スマホを使い始めた段階から受け取れます。
早い段階でこのようなメリットを受け取ることができれば、あなたのスマホライフをより充実したものにできるのです。
そこでこの記事では、SIMフリースマホの基礎知識を中心にメリット・デメリットから選ぶ際の注意点まで解説していきます。
この記事でわかること |
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なかには、そもそもSIMカードや、SIMロックなどについてあまりわからない方もいるかと思います。SIMカードや、SIMロックについて、詳しくは「SIMカードとは?誰でもわかる基礎知識を選び方・交換方法まで解説」でご確認ください。
SIMフリースマホとは、SIMロックがかかっておらず自由にSIMを差し替えて利用できるスマホのことです。
具体的には、以下の2パターンをSIMフリースマホと呼びます。
2つのSIMフリースマホ |
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上記のように、たとえSIMロックがかかって販売されていたスマホの場合でも、その後SIMロックが解除されていればSIMフリースマホになります。
SIMフリースマホを選ぶことで、スマホ本体に挿入できるSIMカードであれば、ほとんどのキャリアを利用できます。
より、自由な選択肢で損をせずにスマホを使いたいという方こそ、SIMフリースマホがおすすめです。
SIMフリースマホにするメリットとしては、以下の4つが挙げられます。
SIMフリースマホを選ぶメリット4つ |
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購入時からSIMロックのかかっていないスマホを選ぶメリットについて、具体的に解説していきます。
特定のキャリアと回線契約を結ばなくてもスマホが持てるという点は、SIMフリースマホの代表的なメリットです。
今までのスマホは「特定の事業者の回線しか利用できない」と制限をする、SIMロックがかかった状態で販売されていました。
そのため、新しいスマホを入手して使用するためには、回線契約を結んで購入する場合がほとんどでしたが、2021年10月1日以降に発売されたスマホは、原則SIMロックが解除された状態(=SIMフリー)で販売されています。
回線契約を結ばずにスマホを購入できるということは、電話回線利用の有無に関係なくスマホが利用できるということです。
特に、Wi-Fiを使えれば電話回線を使う必要はないという方の場合は、SIMフリースマホが向いています。
SIMフリースマホは、スマホ本体とSIMカードが適応していれば海外のSIMカードも利用も可能です。SIMカードのサイズや規格は、世界共通で定められています。
そのため、SIMフリースマホと現地で購入するSIMカードのサイズが合っていれば、通話やデータ通信を利用できる場合がほとんどです。
長期にわたる海外旅行や留学、そして海外出張などがあると、現地でも電話を使ってのやりとりが必要になるケースがあります。
そのような場合は、通信費が高額になりやすい海外ローミングよりも、SIMフリースマホを使って現地のSIMカードを使うのがおすすめです。
回線契約が必要ないSIMフリースマホは、毎月の固定費を支払わずにスマホを持つことができるので、スマホの2台持ちがしやすくなります。
たとえば、以下のようなケースです。
このようにスマホを2台持つことで、より価格を抑えられたり、日々の生活が便利になったりするケースも多くあります。
SIMフリースマホは、回線契約を結ばずに機種代金のみで購入でき、なおかつSIMカードがなくてもWi-Fi利用ができるため2台持ちしたい方には最適なのです。
現在入手できるSIMフリースマホは、種類豊富に展開されているので、好みのスマホを選ぶことができます。
キャリアショップでスマホを購入しようとすると、キャリアが取り扱っているラインナップから機種を選ばなければいけません。
しかし、SIMフリースマホの場合は自分で自由に機種を選ぶことができます。
たとえば、人によっては以下のような基準で購入するスマホを選ぶことができるのです。
このように、SIMフリースマホを選ぶことで、キャリアショップに並んでいるスマホよりも豊富な機種のなかから、あなたの好みの一台を選べる可能性が高いです。
メリットの多いSIMフリースマホですが、以下の2つのデメリットについても把握しておきましょう。
SIMフリースマホを選ぶデメリット2つ |
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それぞれのデメリットについて解説していきます。
使いたい機種のSIMフリースマホを購入したからといって、必ずしもすべてのキャリアやSIMに対応しているわけではないので注意しなければいけません。
SIMフリースマホを購入したけれど、SIMカードが使えないことがよくあるのが、以下のケースです。
せっかく新しくSIMフリースマホを購入したにもかかわらず、使おうと思っていたSIMカードが利用できないと困ってしまいますよね。
どのメーカーが発売しているSIMフリースマホにおいても、対応しているSIMカードや対応周波数帯の確認を忘れてしまうと、後で後悔してしまうのです。
SIMフリースマホを利用すると、今までキャリアショップで受けていた割引サービスや、保証サポートの対象外になってしまう場合が多くあります。
たとえば、今まではスマホの水濡れや破損に対して、何千円か支払えば回線契約を結んでいるキャリアが修理・交換サポートをしてくれていました。
しかし、SIMフリースマホになることで、すべてが自己負担となってしまう可能性があるのです。
また、月額費用が割引になるサービスや、スマホ本体の価格が割引になるサービスなども利用できない可能性があります。
万が一、SIMフリースマホ本体が破損してしまった場合、自分で保証に加入していない限りは、高額な修理費用もしくは機種の買い替え費用が発生してしまう可能性が高いのです。
SIMフリースマホを購入したいけれど、サポート面が不安という方は、割引・保証サポートを提供してくれるキャリアショップなどでの購入を検討しなければいけません。
SIMフリースマホのメリットとデメリットを理解できたところで「結局のところ、SIMフリースマホにすべき理由って何?」と感じている方もいることでしょう。
結論からお伝えすると、何よりも契約・プランそして費用面など、今までキャリアにしばられていた「わずらわしさ」がなくなるからこそ、SIMフリースマホを選ぶべきなのです。
従来のスマホには、以下のようなさまざまなわずらわしさがありました。
しかし、SIMフリースマホにすることで上記のような制限に悩むこともありません。
SIMフリースマホは自由にSIMカードを差し替えられるので、
などを、利用者自身で選択できるのです。
提示されたプランや種類から選ぶのではなく、自分に必要なものを選べるようになるので、より満足できる使い方ができるようになります。
特に以下のような方こそ、SIMフリースマホを選ぶべきです。
SIMフリースマホを選ぶべきなのはこんな人 |
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毎月料金を支払って利用するスマホだからこそ、より満足できる使い方をしたいというのが、ほとんどの人の本音だと思います。
そのひとつの選択肢として、より利用者が自由に使えるSIMフリースマホを検討してみましょう。
以前までは、SIMフリースマホが購入できる場所も限られていました。しかし、近年ではさまざまな場所で購入できるようになり、SIMフリースマホの入手のハードルも下がっています。
SIMフリースマホの入手方法は、主に以下の3つです。
SIMフリースマホの入手方法3つ |
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あなたがすぐにSIMフリースマホを探しに動けるように、3つの入手方法について解説していきます。
手軽で確実にSIMフリースマホを入手できる方法が、SIMカードとSIMフリースマホをセットで購入する方法です。
ドコモを代表とする大手キャリアや、格安SIMが提供しているSIMカードとセットで購入すると、そのSIMカードに適応したSIMフリースマホを確実に入手できます。
セット購入であれば、SIMカードの種類や対応機種を確認する必要もありません。
SIMフリースマホを入手して、格安SIMへの乗り換えを検討している場合は、最初からSIMカードとのセット購入を検討してみましょう。
SIMフリースマホは、ネットショップや家電量販店での購入も可能です。
ネットショップや家電量販店では、キャリアショップでは見ることができないような海外のスマホなどもラインナップされています。
手頃な価格帯のものからハイエンドモデルまで、購入できるスマホの種類が豊富なのも特徴です。
SIMカードを一緒に購入する必要もないため、Wi-Fi利用する目的で機種にこだわりたいという方は、豊富なラインナップのなかからこだわりの1台を探すことができます。
新たにスマホを購入するのではなく、手持ちのスマホのSIMロックを解除してSIMフリースマホとして利用する方法もあります。
あなたが現在利用しているスマホでも、SIMロックを解除することで、SIMを自由に差し替えて利用するSIMフリースマホにできるのです。
上記のように考えている方は、必ずしも新しい機種を購入する必要はないのであんしんしてくださいね。
SIMフリースマホにするためには、SIMロックの解除が欠かせません。SIMロック解除は、自分で手続きする場合と、ショップに手続きしてもらう場合の2つの方法で解除できます。
現在使っているスマホのSIMロック解除方法について、詳しくは「SIMロック解除とは?解除が必要なケース・手順・注意点を徹底解説」でご確認ください。
メリットの多いSIMフリースマホですが、購入したけれどSIMカードが使えなかったという場合もあるので注意が必要です。
主に注意すべき点として、以下の2つが挙げられます。
SIMフリースマホが使えない2つのケース |
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上記の2点を理解しておけば、SIMフリースマホを選ぶ際にも役立ちます。SIMフリースマホを購入してから後悔しないためにも、事前にこれから解説する注意点を覚えておきましょう。
特に海外で流通しているSIMフリースマホを入手した場合、日本国内での使用を認められていない場合があるので注意しなければいけません。
見わける方法は、スマホ本体やバッテリーカバーを取り外した部分などに以下のような「技適マーク」が表記されているかどうかです。
この技適マークは、日本の電子法令に定められた技術基準に適合したスマホかどうかを証明しています。
このマークが表記されていないスマホの場合は、日本国内で使用した場合は違法とされてしまうのです。国内での利用が認められていないSIMフリースマホを使ってしまうと、機能が正常に作動しない可能性もあります。
SIMフリースマホを購入する前に、技適マークの有無について、詳しくは総務省の「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」でご確認ください。
上記のページの「形式又は名称」の部分に、購入を検討している機種の型式やモデル番号を入力することで、技適マークの有無を調べられます。
安全にSIMフリースマホを利用するためにも、技適マークが表示されている機種を選ぶようにしましょう。
SIMフリースマホによっては、利用できる電話回線の周波数帯が変わる場合があります。
スマホ本体が使いたい電話回線の周波数帯をつかむことができなければ、たとえSIMカードを挿入しても通信がうまくいかない可能性があるのです。
私たちが普段利用している電話回線は、場所やキャリアによって利用している周波数帯が以下のように変わります。
キャリア別周波数帯の参考例 | |||
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バンド(周波数帯) | A社 | B社 | C社 |
B1(2.0GHz) | ◯ | ◯ | ◯ |
B3(1.7GHz) | ◯ | ◯ | |
B8(900MHz) | ◯ | ||
B11(1.5GHz) | ◯ | ◯ | |
B18 / 26(800MHz) | ◯ | ||
B19(800MHz) | ◯ | ||
B21(1.5GHz) | ◯ | ||
B28(700MHz) | ◯ | ◯ | ◯ |
B42(3.5GHz) | ◯ | ◯ | ◯ |
上記をみてもわかるように、キャリアによって対応している周波数帯が大きく変わります。そのため、スマホ本体が周波数帯に対応していなければ、通話が困難になってしまうのです。
この場合、購入したSIMフリースマホはA社の周波数には対応しているが、B社の周波数のすべてには対応していない可能性が高い。
そのため、対応していないバンドB11とB18 / 26では、SIMカードが反応しない可能性が非常に高い。
上記の参考例のように、スマホ本体の対応周波数帯とSIMカードの周波数帯が合致しない場合は、通話に不具合が生じてしまいます。
もちろん、必ずしもすべての周波数帯が合致していなければいけないわけではありません。しかし、「なかなか電話がつながらない」というケースになってしまう可能性は高くなるのです。
SIMフリースマホを購入したにもかかわらずSIMカードが使えないと、せっかく購入したスマホも活用できなくなってしまいますよね。
Wi-Fi使用のみのスマホの場合は問題ありませんが、毎日持ち歩いて音声通話などを使うスマホとして利用する場合は支障をきたしてしまいます。
SIMフリースマホを購入した後に後悔しないためにも、購入前にしっかりと事前に確認しておくのがおすすめです。
確認しておきたい項目の一例として、以下の3つがあります。
購入前の事前チェック項目3つ |
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それぞれについて、具体的に解説していきます。
まず考えておきたいのが、購入したSIMフリースマホで今後SIMカードを利用する可能性があるのか否かです。
自宅でWi-Fiをつないで利用する目的のみでSIMフリースマホを購入する場合は、単純に機能や好みでスマホを選べます。
しかし、以下のようなケースで急にSIMカードを入れて使うことになるかもしれないことを想定しておくのがおすすめです。
上記のように、今後SIMカードを使う可能性がある場合は、前章で解説したようなSIMカードとスマホ本体の適合性を考えておくのが得策です。
「いつかSIMカードを使うかもしれない」ということを念頭において機種を選ぶことができれば、SIMフリースマホなのにSIMカードが使えなかったというケースを回避できますよ。
SIMフリースマホにSIMカードを差して利用する場合は、購入前に対応している周波数帯を確認しておくのがおすすめです。
6-2.周波数帯が合わなくてSIMカードが使えないでも解説したように、SIMフリースマホとSIMカード、それぞれの周波数帯が一致していなければ、通話が困難になるシーンが増えてしまいます。
もちろん、SIMフリースマホを最初に購入して、対応している周波数帯にあったSIMカードを購入する場合は問題ありません。
上記の場合は、事前に対応している周波数帯を確認した上で、SIMフリースマホを選ぶようにしておきましょう。
SIMフリースマホの機種によっては、今まで使っていた「おサイフケータイ」の機能が使えないものもあります。
そのため、新たにおサイフケータイ機能を使いたい場合や、現在のスマホで使っていて残高を引継ぎたい場合などには、事前にスマホの仕様を確認しなければいけません。
スマホの画面に表示したQRコードやバーコードを読み込むコード決済とは違い、おサイフケータイにはFelica機能が必要です。
以下のサービスにもFelica機能が必要になります。
今まで使っていたスマホで、おサイフケータイの機能を使っていたのであれば、データや残金をスムーズに乗り換えるためにも機能が搭載されたSIMフリースマホを購入しましょう。
SIMフリースマホを入手したら、よりおトクな料金でスマホを利用できる、ほかのキャリアや格安SIMへの乗り換えを検討してみましょう。
SIMフリースマホを活用できる乗り換え先としておすすめなのがahamoです。
ahamoがおすすめな理由には、以下のようなものがあります。
ahamoがおすすめな3つの理由 |
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あなたにahamoをおすすめする理由を、わかりやすくご紹介していきます。
ahamoで採用されているSIMカードは、流通量の多いnanoSIMなので、ほとんどのSIMフリースマホで利用できます。
SIMカードには、サイズが大きい順に
という種類にわけられます。
昔のスマホではサイズの大きい標準SIMなどが採用されていました。しかし、近年ではサイズがより小さくなったnanoSIMが採用されています。
現在流通しているほとんどのSIMフリースマホの対応SIMサイズは、nanoSIMになっているため、多くのSIMフリースマホを利用できるのです。
ahamoを契約する場合、「基本料金2,970円(税込)」というシンプルワンプランなので、プランの内容で悩む必要はありません。
基本料金の範囲内で利用できる20GBは、SNSのやりとりやメール送信などをするには十分なデータ通信量です。
そのため、普段使っているデータ通信量が20GB程度な場合は、とても快適にスマホを利用できます。
もちろん「もっとデータ通信をたっぷり使いたい!」という方向けの追加オプションも用意されています。
基本料金に1,980円追加するだけで、さらに80GBを使える「大盛りオプション」を利用できるのです。
合計100GBのデータ量を使えるにもかかわらず、毎月4,950円(税込)*でスマホを利用できるのは魅力的ですよね。
たっぷりのデータ量と、おトクな料金で利用できるからこそ、ahamoがおすすめなのです。
ahamoは、スマホ内蔵型のeSIMに対応しています。eSIM対応しているSIMフリースマホで申し込むと手続きも短くてすむため、最短1時間程で回線開通できるのです。
ドコモを代表とする大手キャリアや格安SIMで新たに契約を結ぶ場合、購入したSIMフリースマホにSIMカードを差し込まなければいけません。
そのため、回線契約を結んだのち数日後に利用するSIMカードが送付されてくるのが一般的です。
しかし、eSIM対応の場合はすでにスマホ本体にSIMが内蔵されているため、SIMカードを物理的に差し替える必要はありません。
スマホに内蔵されているeSIMで回線契約を結ぶことで、SIMカードを受け取るまで待ちぼうけする必要もないのです。
eSIM対応しているahamoを選ぶことで、お申込みからすべての事前準備が完了していれば最短1時間程度で回線開通ができ、すぐにおトクな料金プランを利用できるようになりますよ。
SIMフリースマホを入手して、今よりも特にスマホを使っていきたい方は、ぜひ以下のリンクよりahamoへの乗り換えを検討してみましょう。
この記事では、SIMフリースマホについて理解を深めるために、基礎的な情報から選び方まで詳しくお伝えしてきました。
SIMフリースマホを入手することで、より自由でおトクな利用料金やプランを選ぶことができます。
少しでも今よりおトクな金額でスマホを使い続けたいという方は、この記事で解説してきたことを参考に、SIMフリースマホの入手とahamoへの乗り換えを同時に検討するのがおすすめです。