乗り換え（MNP）のタイミングが月末に間に合わないときはどうすれば良い？

1.MNPのタイミングは「月末が良い」といわれる理由は？

MNP（Mobile Number Portability）とは、電話番号を変えずにスマホのキャリアを他社に乗り換えられる制度のことです。

「スマホのMNPのタイミングは、月末が良い」といわれることがしばしばあります。「月末が良い」といわれる理由は、料金が安く済むことが多いからです。

スマホの契約を他社に乗り換える場合、乗り換え元の最終月の料金は、多くの携帯電話会社で、日割りではなく満額で請求されます。

一方で、乗り換え先の初月の料金は、日割りになることが多いです。

この場合、月末付近に乗り換えると、二重で料金が発生する期間を短くでき、その分乗り換え月の料金は安くなります。

乗り換え前の契約で満額料金が発生するのであれば、月末付近まで使った方がおトクになります。

ただし、これは乗り換え元が満額請求で、乗り換え先が日割り請求になる前提での話です。初月が日割りではないなど、これに当てはまらないケースも少なからずあります。

また、携帯電話会社によっては月末締めでなく、翌月の料金が発生するタイミングが毎月1日ではない場合もあります。

乗り換え月の料金をできるだけ抑えたいときは、乗り換え元の最終月の料金と、乗り換え先の初月の料金のルールをよく確認しておきましょう。

ahamo（アハモ）に乗り換えるタイミングについて、詳しくは「ahamo（アハモ）に乗り換えるタイミングはいつが良い？料金や手順も解説」でご確認ください。

2.MNPが月末に間に合わないときはどうする？

MNPが月末に間に合いそうにない場合の主な対応方法は、以下のとおりです。それぞれ詳しく見ていきましょう。

2-1.翌月の料金も支払うつもりで計画を立てる

月末に間に合わないときは、無理に月末を狙わずに乗り換え元で翌月の料金が発生するのを受け入れるというのが、選択肢のひとつです。

十分に吟味せずに焦って乗り換えると、後から料金プランに満足できず、後悔してしまうことがあるかもしれません。時間に余裕を持ってじっくり検討した方が、不満を残さず乗り換えやすいです。

適切な乗り換え先を選ぶことで月々の料金を節約できれば、乗り換え元に支払う最終月の料金は大きな問題にならないでしょう。

2-2.eSIMでスピード開通する

月末になんとか間に合わせる方向で考えるなら、SIMカードの代わりにeSIMで契約する方法があります。

eSIMとは、スマホに内蔵された本体一体型のSIMのことです。eSIMであれば郵送が不要のため、SIMカードに比べて日数をかけずに開通できることがあります^※。

SIMカードよりも短時間で申込みから開通まで完了できれば、月末に間に合う可能性があるかもしれません。

eSIMの概要や設定方法について、詳しくは下記の記事でご確認ください。

「eSIMとは？メリット・デメリットや活用方法をわかりやすく解説」
「eSIMの設定方法（iPhone/Android）は？利用開始までの流れを解説」

• 現在、ahamoにおいては審査に1～3日要しております。

2-3.店舗で即日開通する

実店舗のある携帯電話会社の場合、来店して申込みすれば、即日利用開始も可能です。月末ギリギリでもその月のうちに開通して、利用を開始できる可能性があります。

携帯電話会社によっては来店予約を受け付けています。来店予約をすると基本的に待ち時間なく手続きができるので、可能な場合は予約を済ませておきましょう。

2-4.月末までに回線を解約して新規契約する

どうしても月末に間に合わないなかで翌月の料金が発生するのを避けたい場合は、契約中の携帯電話会社を先に解約し、乗り換え先はMNPではなく新規契約する方法があります。

電話番号を引き継ぐMNPによる乗り換えでは、開通手続きによって乗り換え先の回線に切り替わると同時に、乗り換え元の回線が自動的に解約されます。

先に解約する方法なら、新しい回線が開通するまで待たずに解約を済ませられるので、翌月の料金が発生する可能性が少なくなります。

ただし、MNP以外の方法で乗り換えると電話番号を引き継げないため、電話番号が変わることに注意してください。

また、解約から新しい回線の開通までの期間は、携帯電話回線の通信が使えないことも理解しておきましょう。

3.MNPを月末に間に合わせるためのポイントは？

MNPを月末に間に合わせたいと考えているなら、特に以下のポイントは意識しておきましょう。

3-1.開通までにかかる時間を見積もっておく

開通までにどれくらい時間がかかるかは、見通しを立てておきましょう。

MNPで乗り換える場合、乗り換え先の回線が開通した時点で、乗り換え元の回線が自動的に解約されます。月末までに解約したい場合は、開通日を意識しておく必要があります。

MNP予約番号の発行にかかる時間や、SIMカードの郵送にかかる日数は、各携帯電話会社の公式サイトなどで確認できることがあります。

なお、MNPワンストップ対応の事業者間でのWEB乗り換えの場合、MNP予約番号の発行は不要です。

乗り換えにかかる日数を考慮して、月末ギリギリの申込みは避けるようにしましょう。

MNPやMNP予約番号、MNPワンストップについて、詳しくは下記の記事でご確認ください。

「MNPとは？乗り換え手順や10の注意点をわかりやすく解説！」
「MNP予約番号とは？WEB・電話での取得方法や注意点を詳しく解説」
「MNPワンストップとは？従来との違いをわかりやすく解説」

3-2.すみやかに開通手続きをする

MNPでは、新しい回線が開通した時点で乗り換え元の回線が解約されます。月末までに乗り換え元を解約したい場合は、SIMカード受け取り後にすみやかに開通手続きを行いましょう。

eSIMの場合は、「プロファイル」と呼ばれるデータをダウンロードして、開通まで進めます。こちらも携帯電話会社ごとの手順にしたがって、すみやかに手続きを進めていきましょう。

4.ahamo（アハモ）はシンプルワンプランで迷わず利用できる

スマホの契約を乗り換えるなら、月額2,970円（税込）^※1で30GBが使えるドコモのモバイルサービス「ahamo」がおすすめです。

ahamoは各種サービスがひとつに盛り込まれたシンプルワンプランなので、プラン選びで迷わずにスマホが使えます。

ahamoの主なメリットは、次のとおりです。

• 月額2,970円（税込）^※1でたっぷり30GB利用できる
• 「大盛りオプション」なら毎月合計110GBも使える^※2
• テザリングが無料
• 5分以内の国内通話なら何度でも無料^※3
• 今のスマホをそのまま海外でも使える^※4※5※6

1. ※1料金には別途機種代金が必要となります
2. ※230GB（税込2,970円/月）に80GB（税込1,980円/月）を追加した場合
3. ※3海外での発着信、「WORLD CALL」、「SMS」、（0570）（0180）などの他社接続サービス、（188）特番、（104）の番号案内料、衛星電話／衛星船舶電話、当社が指定する電話番号（機械的な発信などにより、長時間または多数の通信を一定期間継続して接続する電話番号）などへの発信は定額の対象外となり、別途料金がかかります。
   1回あたり5分以内の通話が、回数無制限で定額対象となります。ただし、1回あたりの通話時間が5分を超過した場合、超過分について30秒ごとに22円（税込）の通話料がかかります。
4. ※4大盛りオプションをご契約の場合でも、海外での月間利用可能データ量は30GBまでとなります。
5. ※5SMS、他社接続サービスなどへの発信は、別途料金がかかります。
6. ※615日を超えて海外で利用される場合は速度制限がかかります。国内利用と合わせての容量上限です。

「大盛りオプション」に加入すれば毎月合計110GBの利用も可能です。ある程度の容量があれば、気兼ねなく動画視聴やSNSの利用を楽しめます。

パソコンやタブレットなどに通信をシェアできる「テザリング」も無料で利用できます。外出先でのWi-Fiとしての利用はもちろん、自宅のWi-Fi代わりとしても活用が可能です。

ahamoでテザリングを活用する方法や110GBでできることについては、下記の記事をご確認ください。

「100GB以上あればどのくらい使える？用途別の目安やデータ利用量の確認方法を紹介」
「ahamo（アハモ）はWi-Fiの代わりになる？テザリングの活用法も紹介」

また、ahamoでは5分以内の国内通話は何度でも無料^※3です。家族や友人とのちょっとした連絡は無料通話でカバーできます。

そのほかahamoでは、海外ローミングも無料^※4※5※6で利用可能です。海外91の国・地域で海外ローミングが利用でき、日本人の渡航先約98％^※7のエリアをカバーしています。海外ローミングをオンにするだけで、今のスマホを海外でもそのまま使用することが可能です。

海外ローミングや海外でスマホを使う方法は、下記の記事で詳しく紹介しています。

「データローミング（海外ローミング）とは？オンオフの設定方法や利用時の注意点を解説」
「海外でスマホを使う方法4つ｜状況に応じて賢く選べば現地でも快適！」
「海外でスマホを使うときの設定方法は？使えないときの対処法も紹介」

ahamoのメリットや注意点、乗り換えのタイミングについて、詳しくは下記の記事でご確認ください。

「ahamo（アハモ）のメリットと気になる点を比較！プラン・サービスの特徴を徹底解説」
「ahamo（アハモ）の評判は？口コミからわかるメリットや注意点も紹介」
「ahamo（アハモ）に乗り換えるタイミングはいつが良い？料金や手順も解説」
「ahamo（アハモ）の注意点は？乗り換える前に知っておくべきポイントを紹介」
「ahamo（アハモ）は「めんどくさい/やめとけ」って本当？おすすめできるメリットとは」

なお、ahamoへ申し込む際に店頭サポートをご希望される場合は、別途有料のサポートをお申込みいただく必要があります^※8。

1. ※7当社の海外データ利用者の2019年度実績より算出
2. ※8ahamoはお申込みからサポートまで、オンラインにて受付するプランです。ドコモショップなどでのサポートをご希望の場合は、「ahamoWebお申込みサポート」※9（税込3,300円）、「ahamoWebお手続きサポート」※10（税込3,300円）をご利用ください。なお、お申込み時の端末操作はお客さまご自身で実施頂きます。また、端末初期設定およびデータ移行などは本サポートの範囲外となります。端末初期設定およびデータ移行の補助をご希望のお客さまは「初期設定サポート(有料)」を別途お申込みください。
3. ※9お客さまのご要望に基づき、ahamo専用サイトからのお申込みの補助を行うものです。
4. ※10お客さまのご要望に基づき、ahamoアプリおよび専用サイトからのお手続き補助を行うものです。

5.まとめ

MNPが月末に間に合わないときの対応方法は、おわかりになったでしょうか？

最後に今回の内容をまとめておきます。

「スマホの乗り換え（MNP）のタイミングは、月末が良い」といわれることがある大きな理由は、乗り換え月のトータルの料金が抑えられることが多いためです。

MNPが月末に間に合いそうにない場合の主な対応方法としては、以下が挙げられます。

MNPを月末に間に合わせたいときに意識したいポイントは、以下が挙げられます。

ぜひ対応方法やポイントを知って、ご自身にとって適切な方法でスマホの乗り換えを進めていきましょう。

■監修者情報

大岩 俊之（おおいわ としゆき）

家電製品総合アドバイザー。スマートマスター。理系出身の元営業マン。電子部品メーカー・半導体商社・パソコンメーカーなどで、自動車部品メーカーや家電メーカー向けの法人営業を経験。その後、セミナー講師として活動する傍ら、家電製品の裏事情を知る家電コンサルタントとして活動開始。TBSラヴィット！や東海地区のテレビ番組に「家電の達人」として出演した経験を持つ。現在は、家電製品アドバイザー資格試験のeラーニング講師も務める。