MNP予約番号には、取得日も含めて15日間の有効期限があるよ!期限を過ぎると番号が失効して再発行が必要になるから、早めに申込みを進めよう。
MNP予約番号には、取得日も含めて15日間の有効期限があり、期限内に乗り換え手続きが必要です。
スマホ契約の乗り換えにあたって、MNP予約番号に期限はあるのか、期限を過ぎるとどうなるのか気になっている方もいるかもしれません。
この記事では、MNP予約番号の有効期限や基本知識を解説します。MNP予約番号の期限を理解して、不備なくスムーズに手続きを進めていきましょう。
MNP予約番号は、電話番号を引き継いで乗り換えするときに、手続きで利用することのある番号です。
電話番号を引き継いだままスマホの回線契約を乗り換えするためには、「MNP(携帯電話番号ポータビリティ)」と呼ばれる仕組みを利用することになります。
MNPによる乗り換えは、大きく以下の2つの方法があります。
MNPによる乗り換え方法 |
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MNPによる乗り換えでは、従来は「MNP予約番号」が必須でしたが、2023年5月からはMNP予約番号が不要の「MNPワンストップ」が開始されています。
Web手続きではMNPワンストップを利用することで、より簡単に乗り換えが可能です。
MNPワンストップは、対象事業者間でのWeb申込みによる乗り換えのみで利用でき、対象事業者以外の乗り換えや店頭申込みでは、現在もMNP予約番号が必要です。事前に乗り換え元でMNP予約番号を発行して、乗り換え先で番号を申請することになります。
MNP予約番号は、Web、電話、店頭などで発行の申込みが可能です。
MNPやMNP予約番号、MNPワンストップについて詳しくは、下記の記事でご確認ください。
「MNPとは?乗り換え手順や10の注意点をわかりやすく解説!」
「MNP予約番号とは?WEB・電話での取得方法や注意点を詳しく解説」
「MNPワンストップとは?従来との違いをわかりやすく解説」
また、乗り換えるタイミングや手順については下記の記事で紹介しているため、いつ乗り換えるか迷っている方やその他の手順が気になる方はぜひ参考にしてください。
「携帯電話会社を乗り換えるタイミング・手順は?費用や選び方・注意点も解説」
「スマホの乗り換え手順を3ステップで解説!申し込みの準備や費用・注意点も紹介」
MNP予約番号には、取得日も含めて15日間の有効期限があります。乗り換え元の携帯電話会社で番号を発行した後は、有効期限が切れる前に乗り換え手続きを進めることが必要です。
また、乗り換え先の携帯電話会社で、「MNP予約番号の有効期限が○○日以上必要になります」といった形で、MNP予約番号の残り日数を指定している場合があります。
たとえば、ahamoの場合は、MNP予約番号の有効期限が10日以上必要です。有効期限内のより早いタイミングで乗り換えが必要なことも少なくないので、注意しておきましょう。
MNP予約番号の有効期限が切れると、番号は失効して使えなくなります。
失効してしまった場合は、再発行の手続きをして新しい番号を取得することが必要です。初回の番号発行時と同じ手順でMNP予約番号の発行手続きを行いましょう。
「MNPワンストップ」は、MNP予約番号不要で、乗り換え先に直接Web申込みして乗り換え手続きができる仕組みです。
MNP予約番号を発行するステップが不要になる分、より簡単な手続きで乗り換えできます。
MNPワンストップによる乗り換え手順は、次のとおりです。
MNPワンストップを利用した乗り換え手順 | |
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STEP① | 乗り換え先(転入先)の携帯電話会社で契約手続きをする |
STEP② | SIMカードを受け取って開通手続きをする |
Web申込みの際に、乗り換え先の携帯電話会社のWebサイトから、乗り換え元の携帯電話会社のWebサイトへ自動遷移するプロセスがあり、そこで解約時の重要事項確認などを行います。
その後、乗り換え先のサイトに戻ってさらに申込みの入力を進める流れです。
MNPワンストップについて、詳しくは「MNPワンストップとは?従来との違いをわかりやすく解説」でご確認ください。
携帯電話会社を乗り換えるなら、月額2,970円(税込)※1で30GBが使えるドコモのモバイルサービス「ahamo」への乗り換えがおすすめです。
ahamoは各種サービスがひとつに盛り込まれたシンプルワンプランなので、プラン選びで迷わずにスマホが使えます。
なお、ahamoは「MNPワンストップ」の対象事業者です。MNP予約番号による乗り換えのほか、対象事業者からの乗り換えならMNPワンストップによる乗り換えも可能です。
MNPでahamoに乗り換える方法は「ahamo(アハモ)にMNPで乗り換える方法|申し込み手順や必要な準備を紹介」で詳しく紹介しています。
乗り換え先にahamoを選ぶメリットは、次のとおりです。
「大盛りオプション」に加入すれば毎月合計110GBの利用も可能です。ギガを気にせず気兼ねなく使いたい人も、たっぷり動画やSNSが楽しめます。
パソコンやタブレットなどに通信をシェアできる「テザリング」も無料で利用できます。外出先でのWi-Fiとしての利用はもちろん、自宅のWi-Fi代わりとしても活用が可能です。
ahamoでテザリングを活用する方法や110GBでできることについては、下記の記事をご確認ください。
「100GB以上あればどのくらい使える?用途別の目安やデータ利用量の確認方法を紹介」
「ahamo(アハモ)はWi-Fiの代わりになる?テザリングの活用法も紹介」
また、ahamo では5分以内の国内通話は何度でも無料※3です。家族や友人とのちょっとした連絡は無料通話でカバーできます。
そのほかahamoでは、海外ローミングも無料※4※5※6で利用可能です。海外91の国・地域で
海外ローミングが利用でき、日本人の渡航先約98%※7のエリアをカバーしています。海外ローミングをオンにするだけで、今のスマホを海外でもそのまま使用することが可能です。
海外ローミングや海外でスマホを使う方法は、下記の記事で詳しく紹介しています。
「データローミング(海外ローミング)とは?オンオフの設定方法や利用時の注意点を解説」
「海外でスマホを使う方法4つ|状況に応じて賢く選べば現地でも快適!」
「海外でスマホを使うときの設定方法は?使えないときの対処法も紹介」
ahamoのメリットや注意点、乗り換えのタイミングについて、詳しくは下記の記事でご確認ください。
「ahamo(アハモ)のメリットと気になる点を比較!プラン・サービスの特徴を徹底解説」
「ahamo(アハモ)の評判は?口コミからわかるメリットや注意点も紹介」
「ahamo(アハモ)に乗り換えるタイミングはいつが良い?料金や手順も解説」
「ahamo(アハモ)の注意点は?乗り換える前に知っておくべきポイントを紹介」
「ahamo(アハモ)は「めんどくさい/やめとけ」って本当?おすすめできるメリットとは」
MNP予約番号の有効期限についておわかりになったでしょうか?
最後に今回の内容をまとめておきます。
MNP予約番号の有効期限は、取得日も含めて15日間です。有効期限が過ぎた場合は、番号が失効して使えなくなり、再発行が必要になります。
電話番号を引き継ぐMNPによる乗り換えは、以下の2通りがあります。
MNPによる乗り換え方法 |
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手続きがより簡単なMNPワンストップは、対象事業者間でのWeb申込みによる乗り換えで利用でき、それ以外の場合はMNP予約番号の発行が必要となります。
ぜひMNP予約番号の概要や有効期限を知って、スムーズに他社への乗り換えを進めていきましょう。
■監修者情報
大岩 俊之(おおいわ としゆき)
家電製品総合アドバイザー。スマートマスター。理系出身の元営業マン。電子部品メーカー・半導体商社・パソコンメーカーなどで、自動車部品メーカーや家電メーカー向けの法人営業を経験。その後、セミナー講師として活動する傍ら、家電製品の裏事情を知る家電コンサルタントとして活動開始。TBSラヴィット!や東海地区のテレビ番組に「家電の達人」として出演した経験を持つ。現在は、家電製品アドバイザー資格試験のeラーニング講師も務める。