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SIMカードを入れ替えたらどうなる?方法や注意点を解説

SIMカードを入れ替えたらどうなる?方法や注意点を解説

SIMカードを入れ替えると何が変わるのか、はじめてだとよくわからないこともあるかもしれないね!SIMカードはスマホ契約の証明になるものだから、通信・通話のために必要だよ。SIMカードの入れ替えについてチェックしていこう!

ahamoくん

SIMカードを入れ替えるとどうなるのか、データは引き継がれるのか疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

はじめて乗り換えや機種変更をする方にとっては、「SIMカードとはそもそも何なのか?」「入れ替えはどうすれば良いのか?」などわからないことも多いかもしれません。

この記事では、SIMカードとは何か、SIMカードを入れ替えたらどうなるのか、入れ替えの方法や注意点を解説します。

1.SIMカードとは?

まずは、SIMカードとは何か、その役割を見ていきましょう。

SIMカードは、スマホにセットする小さなICカードで、携帯電話会社の通信・通話を利用するために必ず必要なものです。

SIMカードには、特定の事業者の回線情報や電話番号と電話番号に紐付けられた識別番号(IMSI)などの情報が記録されていて、各携帯電話会社との契約を示す証明になります。

そのため、携帯電話会社を乗り換える際や、機種変更後に新しいスマホで今まで使っていた携帯電話会社の通信・通話を引き続き利用する際は、新しいスマホへSIMカードを入れ替えなければなりません。

SIMカードについて、詳しくは「SIMカードとは?基礎知識から選び方・交換方法までわかりやすく解説」でご確認ください。

2.SIMカードを入れ替えたらどうなる?

SIMカードを入れ替えたらどうなるのかを実際に見ていきましょう。以下の2つのケースについて解説します。

  • 新しいSIMカードの入れ替え(携帯電話会社の乗り換え)
  • 新しいスマホへの入れ替え(機種変更)

なお、スマホの乗り換え手順について、詳しくは「スマホの乗り換え手順を3ステップで解説!申し込みの準備や費用・注意点も紹介」で紹介しているため、ぜひあわせてご確認ください。

2-1.新しいSIMカードの入れ替えの場合(携帯電話会社の乗り換え)

携帯電話会社を乗り換えて同じスマホを使う際には、SIMカードの入れ替えが必要です。スマホから今まで使っていたSIMカードを取り出し、これから利用する携帯電話会社のSIMカードをセットします。

手元には、使用するスマホの端末1台と、乗り換え前・乗り換え後のSIMカードが計2枚ある状態です。

SIMカードを入れ替えると、乗り換え先の携帯電話会社の通信・通話を利用するためのSIMカード(契約の証明となるもの)が端末にセットされた状態になります。

ただし、これだけでは通信・通話は利用できません。

SIMカードの入れ替えとあわせて、開通手続きと端末の設定(APN設定)まで実施すれば、乗り換え先の携帯電話会社の通信・通話が使えるようになります。開通手続きやAPN設定については、記事後半の解説を参考にしてください。

なお、SIMカードを入れ替えた後も、データやアプリは全て端末にそのまま残っています。SIMカードには、写真や動画、アプリは保存されていないため、新しいSIMカードに入れ替えた後もデータの引き継ぎは不要です。

2-2.新しいスマホへの入れ替えの場合(機種変更)

同じ携帯電話会社で機種変更する場合には、今まで使っていたスマホから新しいスマホへSIMカードの入れ替えが必要です。

手元には、スマホの端末2台とSIMカード1枚がある状態です。

新しいスマホにSIMカードをセットして、端末の設定(APN設定)まで済ませれば、新しいスマホで契約中の携帯電話会社の通信・通話が利用できるようになります。

なお、機種変更では、新しいスマホへのデータ移行も必要です。SIMカードには端末のデータが保存されていないため、SIMカードの入れ替えと別にデータ移行を行う必要があります。 

物理的なSIMカードではなくeSIMカードを利用中の方は、「eSIMの機種変更方法は?申し込みの手順や注意点を解説」で手順をご確認ください。

3.SIMカードを自分で入れ替える方法

SIMカードを自分で入れ替える方法

SIMカードを入れ替える方法も見ていきましょう。機種変更でSIMカードを入れ替える基本的な手順は次のとおりです。

SIMカードを自分で入れ替える手順 
STEP① スマホ端末のSIMトレイの穴にSIMピンを差し込む
STEP② SIMトレイを引き出してSIMカードを取り外す
STEP③ 新しいSIMカードをセットする
STEP④ SIMトレイを閉じる

スマホ端末の側面または上下面には、SIMカードをセットするための「SIMトレイ」という引き出しがあります。

SIMトレイの横にある小さな穴に「SIMピン」という細いピンを差し込むと、SIMトレイが引き出されます。SIMピンは通常、端末の付属品として同梱されています。

各製品のSIMカードの入れ替え方法の詳細は、取扱説明書や製品ページを参照ください。

なお、携帯電話会社を乗り換える場合は、今まで使っていたスマホのSIMトレイからSIMカードを取り外し、新しいスマホのSIMトレイを開いてSIMカードをセットします。

4.SIMカードを入れ替える際の注意点

SIMカードを入れ替える際の注意点

SIMカードを入れ替える際の注意点も確認しましょう。注意点としては、以下が挙げられます。

SIMカードを入れ替える際の注意点
  • SIMカードの向きを確認する
  • 破損や汚れのないように丁寧に扱う
  • SDカードのスロットにセットしない
  • SIMピンを挿す穴を間違えない
  • SIMロック解除が必要な場合がある

4-1.SIMカードの向きを確認する

SIMカードには向きがあり、正しい向きでセットする必要があります。SIMカードは四つ角のひとつは切り欠きになっています。

SIMカードの向きを間違えたまま無理にSIMトレイを閉じようとすると、SIMカードやSIMトレイが破損する原因になるので注意してください。

4-2.破損や汚れのないように丁寧に扱う

SIMカードはデリケートな部品なので、強い力を加えないようにしましょう。また、金属部分に汚れや傷がつくと故障の原因になるので、十分に注意してください。

4-3.SDカードのスロットにセットしない

SDカードスロットとSIMスロットが同じトレイのなかで横並びになっている機種もあります。SDカードのスロットにSIMカードをセットしないように注意してください。

4-4.SIMピンを挿す穴を間違えない

スマホの側面には、スピーカーやマイクの穴もあります。SIMトレイを開くための穴と間違えて、別の穴にSIMピンを差し込むと故障の原因になるので注意してください。

各製品のSIMトレイやSIMピンを差し込む穴の位置は、取扱説明書や製品ページで確認しておきましょう。

4-5.SIMロック解除が必要な場合がある

「SIMロック」は、携帯電話会社が自社の回線のみで使用できるように端末にロックをかけるものです。2021年10月1日以降に発売の製品でSIMロックは原則禁止となりましたが、それより前に発売のスマホではSIMロックがかかっていることもあります。

SIMロックのかかった製品を乗り換え後に他社回線で使用するためには、SIMロック解除が必要です。SIMロックの解除は、携帯電話会社の会員ページなどから手続きできます。

SIMロック解除について、詳しくは「SIMロック解除とは?確認方法や申し込み方法をわかりやすく解説」でご確認ください。

5.SIMカードの入れ替えとあわせてやること

先述のとおり、携帯電話会社を乗り換える際は、SIMカードの入れ替えとあわせて開通手続きとAPN設定が必要です。

また、機種変更では、SIMカードの入れ替えとあわせてAPN設定とデータ移行を行います。

ここからは開通手続き、APN設定、データ移行が具体的にどのようなものなのか紹介します。

5-1.開通手続き

携帯電話会社を乗り換えた際は、今まで使っていた携帯電話会社の回線から、新しい携帯電話会社の回線へ切り替えるための開通手続きが必要です。

手続き方法は、Web手続き、電話での手続きなどがあり携帯電話会社によって異なります。申し込み後に届く書類や各携帯電話会社の公式サイトを参考に手続きを進めましょう。

なお、開通手続きが完了すると、今まで使っていた携帯電話会社は自動的に解約されます。利用者自身での解約手続きは不要です。

5-2.APN設定

APN設定は、通信をするための端末の初期設定です。

Androidの場合は、「設定」の「ネットワークとインターネット」などから、アクセスポイントの設定画面に進み、携帯電話会社のAPNを入力して設定します。iPhoneの場合は、プロファイルのダウンロードでAPN設定を行うことも多いです。

APN設定の方法の詳細は、申し込み後に届く書類や各携帯電話会社の公式サイトで確認できます。

なお、端末と携帯電話会社の組み合わせによってはAPNが自動で設定される場合もあり、その場合は利用者自身での設定は不要です。

5-3.データ移行

機種変更では、今まで使っていたスマホから新しいスマホへのデータ移行が必要です。

iPhone同士ならクイックスタート、Android同士ならGoogleへのバックアップからの復元などによりワイヤレスでデータ移行ができます。

携帯電話会社のサービスを利用してデータ移行をする方法もあるので、必要な方はサービスの有無や方法を確認してみてください。

6.携帯電話会社を乗り換えるならahamo(アハモ)がおすすめ!

携帯電話会社を乗り換えるならahamo(アハモ)がおすすめ!

携帯電話会社の乗り換えを考えている方は、シンプルワンプランで迷わず使えるahamoがおすすめです。

ahamoでは月額2,970円(税込)※1で毎月30GBが利用できます。サービスの特徴は次のとおりです。

  • 月額2,970円(税込)※1で30GB利用できる
  • 「大盛りオプション」なら110GBも使える※2
  • 5分以内の国内通話は何度でも無料※3
  • 海外でもいつものスマホで通信ができる※4※5※6
  • 追加料金なしでテザリング利用可能
  1. ※1料金には別途機種代金が必要となります
  2. ※230GB(税込2,970円/月)に80GB(税込1,980円/月)を追加した場合

ahamoでは、5分以内の国内通話は何度でも無料※3です。家族や友人とのちょっとした連絡は、無料通話でカバーできるでしょう。

また、ahamoでは毎月30GBのデータ容量が海外でも使えます※4※5※6。海外ローミングは、海外91の国・地域で利用でき、日本人の渡航先約98%※7のエリアをカバーしているため、幅広い国と地域でいつものスマホがそのまま利用できます。

そのほか、大盛りオプションの追加で合計110GBの利用も可能です。毎日長時間動画を見る、スマホでオンライン会議をするなど、大容量の通信が必要な使い方にも対応できます。

なお、テザリングも無料なので、パソコンやタブレットへの通信のシェアも可能です。シンプルワンプランで迷わずスマホを契約したい方は、ぜひahamoを検討してみてください。

ahamoのメリットや乗り換えのタイミングについて詳しくは、以下の記事でご確認ください。
ahamo(アハモ)のメリットと気になる点を比較!プラン・サービスの特徴を徹底解説
ahamo(アハモ)に乗り換えるタイミングはいつが良い?料金や手順も解説

  1. ※3海外での発着信、「WORLD CALL」、「SMS」、(0570)(0180)などの他社接続サービス、(188)特番、(104)の番号案内料、衛星電話/衛星船舶電話、当社が指定する電話番号(機械的な発信などにより、長時間または多数の通信を一定期間継続して接続する電話番号)などへの発信は定額の対象外となり、別途料金がかかります。
    1回あたり5分以内の通話が、回数無制限で定額対象となります。ただし、1回あたりの通話時間が5分を超過した場合、超過分について30秒ごとに22円(税込)の通話料がかかります。
  2. ※4大盛りオプションをご契約の場合でも、海外でのテザリングは30GBまでとなります。
  3. ※5SMS、他社接続サービスなどへの発信は、別途料金がかかります。
  4. ※615日を超えて海外で利用される場合は速度制限がかかります。国内利用と合わせての容量上限です。
  5. ※7当社の海外データ利用者の2019年度実績より算出

7.まとめ

SIMカードを入れ替えたらどうなるのかはおわかりになったでしょうか?

最後に今回の内容をまとめておきます。

SIMカードを入れ替える場合、携帯電話会社の乗り換えか機種変更のみかによって、以下のように必要な作業が異なります。

新しいSIMカードの入れ替えの場合(携帯電話会社の乗り換え)
  • 開通手続きやAPN設定まですると、通信・通話が使えるようになる
  • 新しいSIMカードを入れ替えた後も、データは端末にそのまま残る
新しいスマホへの入れ替えの場合(機種変更)
  • APN設定まですると、新しいスマホで通信・通話が使えるようになる
  • SIMカードの入れ替えとは別に、新しいスマホにデータ移行が必要

SIMカードを入れ替える際の注意点としては、以下が挙げられます。

SIMカードを入れ替える際の注意点
  • SIMカードの向きを確認する
  • 破損や汚れのないように丁寧に扱う
  • SDカードのスロットにセットしない
  • SIMピンを挿す穴を間違えない
  • SIMロック解除が必要な場合がある

SIMカードの入れ替えに関する基本知識を押さえて、乗り換えや機種変更をスムーズに進めましょう。