Androidの最新バージョン「Android 16」について気になっている人もいるかもしれないね!Android 16で実装される新機能などを見ていこう。
2025年5月に開催されたGoogleのイベントで、最新バージョン「Android 16」の新機能・新デザインが発表されました。
Androidでは、機能の追加やセキュリティ向上のために、定期的に最新OSがリリースされています。Android 16では、新デザインの「Material 3 Expressive」が登場するなど、大幅なアップデートがあります。
この記事では、発表されているAndroid 16の新機能や、Android 15/14で追加された機能などを解説します。
5月13日午前10時(太平洋時間)に開催された「The Android Show: I/O Edition」イベントで、最新バージョンとなる「Android 16」の新機能・新デザインが発表されました。
「The Android Show: I/O Edition」は、Googleが毎年開催する開発者向けのカンファレンス「Google I/O」に先立ち開催されたAndroid全般の最新情報を発表するイベントです。
発表されているAndroid 16の新機能・新デザインは、以下のとおりです。
Android 16の新機能・新デザイン |
---|
|
「The Android Show: I/O Edition」では、Android 16で新たなデザインとして「Material 3 Expressive」が登場すると発表されています。
Material 3 Expressiveは、2021年発表のAndroid 12で搭載された「Material You」のアップデート版です。
Material Youは、自分好みのデザインを柔軟にカスタマイズできるデザインシステムです。壁紙から色を抽出し、ホーム画面のアプリアイコンや操作パネルなどの色味を、壁紙に合った色調に変更できます。
Material 3 Expressiveでは、Material Youをベースに表現や機能がさらに進化しています。
Material 3 Expressiveの進化の一例 |
---|
|
Material 3 Expressiveでは、アプリバー、ボタングループ、共通ボタン、ナビゲーションバーなど15種類のコンポーネント(構成要素)が刷新/新規実装されます。
また、「通知を消す」「アプリを閉じる」「音量を調整する」などさまざまな操作で、Motion-physics systemによる自然で弾むようなアニメーションが導入される予定です。
ライブアップデートと呼ばれる新機能も導入されます。ライブアップデートは、デリバリーなどの進行状況が、リアルタイムに画面の目立つ場所に表示される機能です。
たとえば、フードデリバリーサービスの配達状況が、リアルタイムにスマホの画面上で把握できるようになります。スマホを開かず、テーブルに置いたままで配達状況を確認することが可能です。
デリバリーのほか、ライドシェアやナビアプリなどの進行状況もライブアップデートの機能でチェックできるようになります。
2024年10月15日(米国時間)にリリースされたAndroid 15で登場した主な新機能も見ていきましょう。
Android 15で登場した新機能 |
---|
|
Android 15で登場した「プライベートスペース」を作成すると、ほかのユーザーからアプリを見えないところに隠して保管できます。仕事とプライベートでの使い分けなどにも便利な機能です。
プライベートスペースの設定は、「設定」>「セキュリティとプライバシー」>「プライベートスペース」から画面の案内にしたがって操作します。
設定完了後は、アプリドロワーの一番下に追加された「プライベートスペース」のボタンをタップすると、認証後にプライベートスペースが開きます。
折りたたみスマホやタブレット向けの機能として、タスクバーを簡単に固定・解除できるようになりました。メールやドキュメント作成など、さまざまな作業中に素早くアプリの切り替えが可能です。
たとえば、Google Pixel Tabletでは、画面の下端から上にゆっくりとスワイプすることでタスクバーが開きます。タスクバーにある分割線を長押しして、ポップアップメニューから「常にタスクバーを表示する」をオンにするとタスクバーの固定が可能です。
スマホを奪って走り去るなどすると、それを感知して自動的にデバイスがロックされる機能が追加されました。
上記機能を設定するには、「設定」>「アカウント名」>「すべてのサービス」>「盗難保護」から「盗難検出ロック」をオンにします。
また、窃盗犯への対策として、eSIMの消去や「デバイスを探す」の無効化などに認証要件が追加され、設定などに複数回失敗するとスマホがロックされるようになりました。
ホームボタン/ナビゲーションバーの長押しから「かこって検索(画面上のものを囲って検索できる機能)」を起動した際に、音符のボタンをタップして周辺で流れている音楽の曲名・アーティストを特定できるようになりました。
アプリ不要で手軽に曲名などの特定ができます。
2023年10月4日(米国時間)にリリースされたAndroid 14では、カスタマイズ性の向上や、機能・デザインのアップデートがなされています。
新機能や特徴の一例としては、以下のようなものが挙げられます。
Android 14の新機能・特徴の一例 | 概要 |
---|---|
ロック画面のカスタマイズ性が向上 | 時計のサイズやデザインの変更、ショートカットの追加など |
AI生成の壁紙が利用できる | テーマやプロンプトを選択してAIによる壁紙の生成が可能 |
スマホがウェブカメラになる機能 | USBケーブルでパソコンなどに接続してWebカメラとして使用が可能 |
ヘルスコネクトで健康データを一括管理 | アプリで提供されていたヘルスコネクトがOSに統合され、設定アプリ内に追加された |
PINのセキュリティが強化 | 6桁のPIN設定が推奨となり、セキュリティが強化 |
OSがアップデートされても、古い機種の場合は新機能を利用できない場合があります。最新のAndroidスマホへの買い替えを検討しているなら、携帯電話会社の乗り換えとあわせて検討するのがおすすめです。乗り換え先によってはキャンペーンを適用して機種変更ができます。
ドコモのモバイルサービス「ahamo」では、「5G WELCOME割」などのキャンペーンがあり、対象のスマホを購入する際に割引が適用されるか、dポイント(期間・用途限定)が進呈されます。キャンペーン情報は、こちらをあわせてご覧ください。
また、機種購入の際には、いつでもカエドキプログラムのご利用がおトクです。対象機種をご返却いただくことで、お客さまに合ったタイミングでいつでもおトクに機種の購入を検討できるプログラムです。
ご利用方法は簡単2ステップです。
いつでもカエドキプログラムのご利用方法 | |
---|---|
STEP① | dポイントクラブに加入していて対象機種を残価設定型24回払い※1でご購入いただくとともにプログラムにご加入※2 |
STEP② | dポイントクラブ会員を継続し、ご利用の対象機種をご返却※3※4 |
たとえば23回目にプログラムを利用し対象機種を返却すると、24回目(残価)の分割支払金が不要になります。詳しくはこちらをご確認ください。
スマホの買い替えのタイミングや、携帯電話会社の乗り換えについては下記の記事でも詳しく紹介しているため、ぜひあわせてご覧ください。
「スマホの替え時はいつ?買い替えのサインや機種の選び方を解説」
「携帯電話会社を乗り換えるタイミング・手順は?費用や選び方・注意点も解説」
「スマホの乗り換え手順を3ステップで解説!申し込みの準備や費用・注意点も紹介」
ahamoは月額2,970円(税込)※1で30GBが使えるシンプルワンプランなので、プラン選びで迷わずにスマホが使えます。ahamoの主なメリットは、次のとおりです。
「大盛りオプション」に加入すれば毎月合計110GBの利用も可能です。ギガを気にせず気兼ねなく使いたい人も、たっぷり動画やSNSが楽しめます。
パソコンやタブレットなどに通信をシェアできる「テザリング」も無料で利用できます。外出先でのWi-Fiとしての利用はもちろん、自宅のWi-Fi代わりとしても活用が可能です。
ahamoでテザリングを活用する方法や110GBでできることについては、下記の記事をご確認ください。
「100GB以上あればどのくらい使える?用途別の目安やデータ利用量の確認方法を紹介」
「ahamo(アハモ)はWi-Fiの代わりになる?テザリングの活用法も紹介」
また、ahamoでは5分以内の国内通話は何度でも無料※3です。家族や友人とのちょっとした連絡は無料通話でカバーできます。
そのほかahamoでは、海外ローミングも無料※4※5※6で利用可能です。海外91の国・地域で海外ローミングが利用でき、日本人の渡航先約98%※7のエリアをカバーしています。海外ローミングをオンにするだけで、今のスマホを海外でもそのまま使用することが可能です。
海外ローミングや海外でスマホを使う方法は、下記の記事で詳しく紹介しています。
「データローミング(海外ローミング)とは?オンオフの設定方法や利用時の注意点を解説」
「海外でスマホを使う方法4つ|状況に応じて賢く選べば現地でも快適!」
「海外でスマホを使うときの設定方法は?使えないときの対処法も紹介」
ahamoのメリットや注意点、乗り換えのタイミングについて、詳しくは下記の記事でご確認ください。
「ahamo(アハモ)のメリットと気になる点を比較!プラン・サービスの特徴を徹底解説」
「ahamo(アハモ)の評判は?口コミからわかるメリットや注意点も紹介」
「ahamo(アハモ)に乗り換えるタイミングはいつが良い?料金や手順も解説」
「ahamo(アハモ)の注意点は?乗り換える前に知っておくべきポイントを紹介」
「ahamo(アハモ)は「めんどくさい/やめとけ」って本当?おすすめできるメリットとは」
なお、ahamoへ申込む際に店頭サポートをご希望される場合は、別途有料のサポートをお申込みいただく必要があります※8。
Androidの最新バージョンなどについておわかりになったでしょうか?
最後に今回の内容をまとめておきます。
「The Android Show: I/O Edition」で、最新バージョンとなる「Android 16」の新機能などが発表されました。発表されているAndroid 16の新要素は、以下が挙げられます。
Android 16の新機能・新デザイン |
---|
|
Android 15やAndroid 14の新機能としては、以下のようなものが挙げられます。
Android 15の新機能 |
---|
|
Android 14の新機能 |
---|
|
ぜひAndroidの機能をフル活用して、もっと便利にスマホを使っていきましょう。
Androidスマホの使い方や機能については、下記の記事もぜひあわせてご確認ください。
「Androidとは?特徴や基本機能、iPhoneとの違いを初心者にもわかりやすく解説」
「Androidスマホのデータ移行方法は?機種変更時の注意点も解説」
「Androidをミラーリングする方法は?有線・無線接続やできない原因を解説」
「Androidでスクリーンショットを撮る方法|保存先やできないときの原因も紹介」
「Androidをアップデートする方法|バージョンの確認方法とできないときの対処法」
■監修者情報
大岩 俊之(おおいわ としゆき)
家電製品総合アドバイザー。スマートマスター。理系出身の元営業マン。電子部品メーカー・半導体商社・パソコンメーカーなどで、自動車部品メーカーや家電メーカー向けの法人営業を経験。その後、セミナー講師として活動する傍ら、家電製品の裏事情を知る家電コンサルタントとして活動開始。TBSラヴィット!や東海地区のテレビ番組に「家電の達人」として出演した経験を持つ。現在は、家電製品アドバイザー資格試験のeラーニング講師も務める。