スクリーンショットを使えば、スマホの画面をパシャっと撮影できるよ。日常的に活用できる場面は多いから、基本の操作や周辺機能をぜひチェックしていこう!
Androidスマホで「画面をメモとして残したい」「家族や友人に共有したい」というときには、スクリーンショットが便利です。
この記事では、Androidスマホでスクリーンショットを撮る方法、編集機能やスクロールスクリーンショットの使い方、スクリーンショットができないときの原因などを紹介します。
スクリーンショットとは、スマホに表示されている画面をそのまま画像として保存できる機能です。電源ボタンと音量小ボタンを同時に押すなどの操作で、スクリーンショットを実行できます。
スクリーンショットの活用シーンとして、以下のようなものが挙げられます。
自分用のメモや友人へのWebページの共有など、さまざまな場面でスクリーンショットが活用できます。
シーンによってはスクリーンショットの機能を使って撮影した画像そのものを、スクリーンショットと呼ぶこともあるでしょう。
多くのAndroidスマホでは、電源ボタンと音量小ボタンの同時押しでスクリーンショットを撮影できます。
電源ボタンと音量小ボタンの同時押しで撮影できない場合は、電源ボタンの長押しでメニューを表示し、「スクリーンショット」をタップする操作ができるか試してみてください。
なお、Androidスマホの機種によっては操作や選択できる内容が異なるため、詳しくは製品ページなどでご確認ください。記事内では、Google Pixel 8の操作を例に紹介します。
スクリーンショットの操作をした直後の画面からは、「編集(右側のペンのアイコン)」や「共有(左側のアイコン)」のメニューが選択できます。
撮影後数秒経つと画像が保存され、元の画面に戻ります。撮影直後に「編集」「共有」を選択したい場合は、早めにいずれかのメニューを選択しましょう。
「編集」「共有」の機能の概要を以下でそれぞれ紹介します。
スクリーンショット撮影後に「編集」のアイコンをタップすると、編集画面が開きます。
編集画面の下部には、左から順に以下のタブが用意されています。
タブの種類 | 利用できる機能 |
---|---|
「トリミング」のアイコン | 枠をドラッグして画像をトリミングできる |
「テキスト」のアイコン | 画像にテキスト入力ができる |
「ボールペン」のアイコン | 画像にボールペンで書き込みができる |
「マーカー」のアイコン | 画像にマーカーで書き込みができる |
「消しゴム」のアイコン | ボールペン/マーカーで書き込んだ内容を消せる |
編集画面の上部からは、「1つ戻る(左矢印のアイコン)」「1つ進む(右矢印のアイコン)」「画像を削除(ゴミ箱のアイコン)」「共有」などのメニューも選択できます。
スクリーンショット撮影後に「共有」アイコンをタップすると、メッセージアプリなどで撮影した画像を共有したり、アプリに共有して保存できたりします。
「共有先+アプリ名」のアイコン(下記画像上段の行)や、各種アプリアイコン(下記画像下段の行)をタップして、画面の案内にしたがって共有を実行します。
Google Pixel 8の場合、起動中のアプリの一覧画面を開いて、画面下部の「スクリーンショット」をタップすると、一覧画面のスクリーンショットを撮影できます。
この操作ではアプリの一覧画面がそのまま撮影され、ホーム画面やアプリを開いた状態でのスクリーンショットは撮影できません。起動中のアプリの情報を記録したいときなどに活用できる機能です。
具体的なスクリーンショットの撮影操作は、ナビゲーションの種類ごとに次のとおりです。
ナビゲーションの種類 | スクリーンショットの撮影方法 |
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ジェスチャーナビゲーションの場合(画面の下部にボタンがない表示設定の場合)
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3ボタンナビゲーションの場合(画面の下部に3つのボタンがある表示設定の場合)
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なお、Androidスマホの機種によっては「スクリーンショット」が表示されない場合もあります。
アプリやWebページなどでスクロールできる画面を表示しているときは、スクロールも含めた縦長のスクリーンショット(スクロールスクリーンショット)も撮影できます。
スクロールスクリーンショットの手順は、次のとおりです。
スクロールスクリーンショットを撮る手順
上記の画面では、右上に共有アイコン、右下に編集アイコンがあり、それぞれの機能も選択できます。
機種によっては、ジェスチャー操作でスクリーンショットを撮影できます。
たとえば、Google Pixelの場合、事前にジェスチャーの設定をすると、スマホ本体の背面を2回タップしてスクリーンショットを撮影できます。Google Pixelでジェスチャーによるスクリーンショットを設定する方法は、次のとおりです。
上記の設定をすると、背面を2回タップしてスクリーンショットのジェスチャー操作ができるようになります。
Google Pixelのほかにも、メーカーごとに独自の操作でスクリーンショットを撮影できる機能が用意されている機種もあります。
手持ちのAndroidスマホにジェスチャー操作などでスクリーンショットを撮影できる機能があるかは、取扱説明書やメーカーの公式サイトなどを確認してみましょう。
スクリーンショットで撮影した画像は、スマホ本体の内部ストレージ(スマホ本体のデータ保存場所)に保存されます。この保存先は、基本的に変更できません。
たくさんスクリーンショットを撮影すると、その分だけ内部ストレージが消費されます。ストレージを圧迫する場合は、定期的に不要なスクリーンショットを削除しましょう(スクリーンショットの画像を一覧で開く方法は次項で紹介します)。
なお、Googleフォトでバックアップを設定しておくと、クラウド上にも保存されます。
バックアップしておきたい場合は、Googleフォトアプリ内で「コレクション」>「スクリーンショット」と進み、「バックアップ」のスイッチをオンにしましょう。
スクリーンショットで撮影した画像は、設定やGoogleフォトアプリから確認できます。確認手順はそれぞれ次のとおりです。
「設定」から確認する方法 | |
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STEP① | 「設定」>「ストレージ」>「画像」を順にタップ |
STEP② | 「Screenshots」のタブを選択してスクリーンショットを確認
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Googleフォトアプリから確認する方法 | |
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STEP① | Googleフォトアプリを開く |
STEP② | 「コレクション」>「Screenshots」の順に進み、スクリーンショットを確認
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スクリーンショットができないときは、以下のような原因が考えられます。
スクリーンショットができないときの原因 |
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スクリーンショットで撮影した画像は内部ストレージに保存されるため、空き容量が不足すると実行できません。ストレージの使用状況は「設定」>「ストレージ」から確認できます。
空き容量が不足している場合は、不要な写真・動画・アプリを削除するなどしてストレージを整理しましょう。
一部のアプリでは、著作権保護などのためにスクリーンショットの撮影ができないよう制限されています。
たとえば、「Amazonプライム・ビデオ」アプリでは、スクリーンショットができない仕様になっています。
このケースが疑われる場合は、「アプリ名+スクリーンショット」で検索するなどして情報を確認してみましょう。
また、ブラウザのシークレットモードなどの場合もスクリーンショットの使用が制限されています。
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いつでもカエドキプログラムのご利用方法 | |
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STEP② | dポイントクラブ会員を継続し、ご利用の対象機種をご返却※3※4 |
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なお、ahamoへ申込む際に店頭サポートをご希望される場合は、別途有料のサポートをお申込みいただく必要があります※8。
Androidのスクリーンショットはおわかりになったでしょうか?
最後に今回の内容をまとめておきます。
スクリーンショットとは、スマホで表示されている画面をそのまま画像として保存できる機能です。
多くのAndroidスマホで、電源ボタンと音量小ボタンの同時押しでスクリーンショットを撮影できます。
それができない場合は、電源ボタンを長押し後に「スクリーンショット」をタップする操作ができるか試し、それもできないときはメーカー公式サイトを確認してみましょう。
保存されたスクリーンショットの画像を確認する方法は、次のとおりです。
「設定」から確認する方法 | |
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STEP① | 「設定」>「ストレージ」>「画像」を順にタップ |
STEP② | 「Screenshots」のタブを選択してスクリーンショットを確認 |
Googleフォトアプリから確認する方法 | |
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STEP① | Googleフォトアプリを開く |
STEP② | 「コレクション」>「Screenshots」の順に進み、スクリーンショットを確認 |
スクリーンショットができないときは、以下のような原因が考えられます。
スクリーンショットができないときの原因 |
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Androidのスクリーンショットの使い方を知って、必要な場面で活用していきましょう。
Androidスマホの使い方や機能については、下記の記事もぜひあわせてご確認ください。
「Androidとは?特徴や基本機能、iPhoneとの違いを初心者にもわかりやすく解説」
「Androidスマホのデータ移行方法は?機種変更時の注意点も解説」
「Androidをミラーリングする方法は?有線・無線接続やできない原因を解説」
「Androidの最新バージョンの新機能は?Android 16/15/14を紹介」
「Androidをアップデートする方法|バージョンの確認方法とできないときの対処法」
■監修者情報
大岩 俊之(おおいわ としゆき)
家電製品総合アドバイザー。スマートマスター。理系出身の元営業マン。電子部品メーカー・半導体商社・パソコンメーカーなどで、自動車部品メーカーや家電メーカー向けの法人営業を経験。その後、セミナー講師として活動する傍ら、家電製品の裏事情を知る家電コンサルタントとして活動開始。TBSラヴィット!や東海地区のテレビ番組に「家電の達人」として出演した経験を持つ。現在は、家電製品アドバイザー資格試験のeラーニング講師も務める。