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海外旅行では何ギガ必要?1日・1週間の目安や消費ギガの節約方法も紹介

海外旅行では何ギガ必要?1日・1週間の目安や消費ギガの節約方法も紹介

海外旅行の準備をするなら、必要なギガ数の目安をチェックしておこう。1日・3日・1週間でどれくらいギガ数を使うのか知っておくと、通信手段の準備に役立つよ。滞在期間ごとの目安やギガ数の節約方法を見ていこう。

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海外旅行中は、お店や観光地の情報を調べたり、地図アプリで道順を確認したりと、スマホでインターネットを使う機会がたくさんあります。旅行前に「どれくらいギガが必要なの?」と気になって調べている方も多いのではないでしょうか。

滞在期間や使い方に適したギガ数(データ容量)を確保しておけば、旅行先でギガ数不足に悩まされることは少なくなるはずです。必要なギガ数の目安を知って、通信手段の準備を進めていきましょう。

この記事では、海外旅行で1日に必要なギガ数の目安や、3日・1週間・2週間・1ヶ月の滞在で必要なギガ数、ギガを節約して使うためのポイントなどを紹介します。

1.海外旅行で1日に必要なギガ数の目安

海外旅行で1日に必要なギガ数の目安

海外旅行で必要なギガ数は、1日あたり300MB~1GB程度が目安です。

観光メインの場合、Webサイトの閲覧や地図アプリの使用など比較的ライトな使い方なら、1日あたり300MB~500MB程度のギガ数で、十分にカバーできます。SNSの利用頻度が高い場合などは、1日あたり1GB程度のギガ数があるといいでしょう。

インターネットに接続して動画を長時間視聴する、大容量の通信が発生するゲームアプリを利用するなどの場合は、2GB程度あると安心かもしれません。

300MB、500MB、1GB、2GBのギガ数で利用できる目安は、それぞれ次のとおりです。

用途 300MB 500MB 1GB 2GB
ニュースサイトの閲覧 1,000ページ 1,700ページ 3,300ページ 6,600ページ
メールの送受信 600回 1,000回 2,000回 4,000回
地図アプリの使用 300回 500回 1,000回 2,000回
動画視聴(標準画質の場合) 45分~1時間 1~1時間半 2~3時間 4~6時間

なお、ここで紹介したギガ数はあくまで目安のため、実際に必要なギガ数は、旅行先での用途や利用頻度を踏まえて決めましょう。

海外での通信手段は、データローミング、海外SIM(SIMカード・eSIM)、Wi-Fiルーターなどがあります。

海外旅行でのeSIMの利用について、詳しくは「海外旅行にはeSIMがおすすめ!メリット・デメリットや利用手順を解説」でご確認ください。

1-1.3日・1週間・2週間・1ヶ月の海外旅行に必要なギガ数の目安

観光メインの場合、3日・1週間・2週間・1ヶ月の旅行で必要なギガ数の目安は、次のとおりです。

旅行の期間 必要なギガ数の目安
3日 1GB~3GB
1週間 2GB~7GB
2週間 4GB~14GB
1ヶ月 9GB~30GB
  • ギガ数はあくまで目安です。実際に必要なギガ数は、用途や利用頻度によって異なります。

長期の旅行になるほど、通信にかかるトータルの金額は大きくなり、選ぶ通信手段・サービスを選ぶかによって差額も大きくなります。

特に1週間~数ヶ月ほどの中長期の旅行では、費用を上手に節約するためにも、より慎重に通信手段を検討してみるのがおすすめです。

2.用途別に必要なギガ数の目安

用途別のギガ数の目安は、次のとおりです。

用途 使える目安
ニュースサイトを閲覧する場合
  • 0.3MB程度で1ページ
  • 1GBで3,300ページ
メールを送受信する場合
  • 0.5MB程度で1通
  • 1GBで2,000通
地図アプリを使用する場合
  • 1MB程度で10分
  • 1GBで1,000回
標準画質の動画を視聴する場合
  • 300~500MB程度で1時間
  • 1GBで2~3時間

ahamoのギガ数について、詳しくは「ahamoのギガ数はどれくらい?使える目安や確認・変更・追加購入方法を解説」でご確認ください。

各用途でのギガ数の目安などについて、以下で詳しく見ていきましょう。

2-1.ニュースサイトの閲覧

ニュースサイトは、0.3MB程度で1ページ、1GBで3,300ページ程度を閲覧できます。たとえば、ニュースサイトを1日あたり10~20ページ読むと、3MB~6MB程度のギガ数が発生する計算です。

テキストが主体のページならギガ数を少なく抑えられますが、写真や広告を多く含むページでは必要なギガ数が多くなります。

2-2.メールの送受信

メールは、0.5MB程度で1通、1GBで2,000通程度を送受信できます。たとえば、1日に10~20通のメールを送受信すると、5MB~10MB程度のギガ数が発生します。

テキストのみのメールなら少ないギガ数で送受信できますが、高画質の写真やPDFを添付する場合は、必要なギガ数が多くなります。

2-3.地図アプリ

地図アプリは、1MB程度で10分の利用が可能です。1日に3時間地図アプリを使用した場合、18MB程度のギガ数が発生する計算です。

旅行先で常時地図アプリを開いて観光地を巡る場合などは、多くのギガ数が必要になるでしょう。

2-4.動画視聴

動画視聴は、標準画質の場合、1時間あたりで300~500MB程度のギガ数が発生します。

動画視聴で発生するギガ数は画質ごとに異なり、たとえば、YouTubeを1時間視聴すると、360pの画質で約0.3GB程度、720pの画質で約1GB程度のギガ数が発生します。

3.海外旅行でギガの消費を節約して使うためのポイント

海外旅行でギガの消費を節約して使うためのポイント

海外旅行でギガの消費を節約するなら、以下のような方法があります。ちょっとした方法で大きく節約できることもあるので、確認しておきましょう。

海外旅行でギガの消費を節約して使うためのポイント
  • フリーWi-Fiを活用する
  • 動画視聴の時間を短くする・画質を落とす
  • バックグラウンド更新をオフにする

3-1.フリーWi-Fiを活用する

旅行先でも、街中やホテルなどでフリーWi-Fiを使える場所があります。コンテンツやアプリをフリーWi-Fiでダウンロードするなどの工夫で、ギガ数の節約が可能です。

また、地図アプリでは、地図データをダウンロードしてオフラインで使用できるものもあります。フリーWi-Fiでダウンロードを済ませておくなど、上手く活用していきましょう。

たとえば、iPhoneのマップアプリやGoogleマップでは、地図のダウンロードが可能です。

マップアプリの種類 地図のダウンロード方法
マップアプリ 検索結果の「⋯」アイコンやドロップしたピンからダウンロードを実行
Googleマップ 検索結果やドロップしたピンの「⋯」アイコンから「オフラインマップをダウンロード」を選択

そのほか、ニュースサイトのページをブラウザアプリに保存すれば、オフラインで閲覧できます。少しでもギガの消費を抑えたい場合は、利用を検討しましょう。

たとえばiPhoneのSafariやAndroidのChromeでは、以下の操作でWebページをダウンロードできます。

ブラウザアプリの種類 ダウンロード
iPhoneのSafari 画面下部の「共有」ボタンから「リーディングリストに追加」で保存
AndroidのChrome 「︙」アイコンからメニューを開き、下矢印のダウンロードアイコンをタップ

3-2.動画視聴の時間を短くする・画質を落とす

動画視聴に多くのギガ数が必要ですが、動画の視聴時間を短く抑えることで、ギガ数を節約できます。

また、動画の画質を落とすことも、ギガ数を節約する方法のひとつです。

たとえば、YouTubeアプリの場合は、動画プレイヤーの設定(歯車のアイコン)から、画質を変更できます。全ての動画で画質を変更する場合は、アプリ内のプロフィール写真>「設定」>「動画の画質設定」から可能です。

そのほか、YouTubeの有料プラン(YouTube Premium)をはじめ、動画配信サービスでは、動画の一時保存によるオフライン再生に対応していることもあります。こうした機能も上手く活用していきましょう。

3-3.バックグラウンド更新をオフにする

アプリの情報を自動更新するバックグラウンド更新をオフにすると、ギガ数を抑えられます。

スマホの種類 バックグラウンド更新の設定方法
iPhone
  1. 「設定」>「一般」>「アプリのバックグラウンド更新」の順にタップ
  2. 全体や個別のアプリのバックグラウンド更新のオン/オフを設定
Android
  1. 「設定」>「ネットワークとインターネット」>「データセーバー」>「モバイルデータの無制限利用」の順にタップ
  2. 個別のアプリのバックグラウンド更新のオン/オフを設定

ただし、バックグラウンド更新をオフにすると、メールが届いていることに気づかなかったり、アプリが最新の状態に保たれなくなったりなど、注意するべき点もあります。

バックグラウンド更新はアプリごとに設定できるので、設定に変更を加える場合も、更新が必要なアプリはオンのままにしておきましょう。

4.海外旅行で使える通信手段の種類は?

海外旅行で使える通信手段は、主に以下の4つが挙げられます。

通信手段の種類 通信手段の概要・特徴
データローミング
  • 契約中の携帯電話会社を介して海外で通信する方法
  • 事前にかかる手間が少ない
  • 高額請求を避けるためには設定の確認などが必要
海外SIM
  • プリペイド式のSIMを購入して通信する方法
  • 通販や現地の空港・コンビニなどで購入できる
  • 初期設定を自分で行う必要がある
Wi-Fiルーター
  • ルーターをレンタルして利用する方法
  • パソコンなどスマホ以外でも利用しやすい
  • 受取・返却・持ち歩きなどの手間がかかる
フリーWi-Fi
  • 街中などで無料提供されているWi-Fiを利用する方法
  • 事前準備をせずに現地で利用できる
  • セキュリティ面には注意が必要

契約中の携帯電話会社のサービスを利用する「データローミング」や、プリペイド式のSIMを購入する「海外SIM」は、SIMカードまたはeSIMを使った通信手段です。スマホにSIMをセットすれば、持ち物を増やさずに海外で通信が使えます。

データローミングや海外SIMは、現在契約している回線はそのままにして、2回線目を新たに契約/購入してスマホに追加する方法もあります。

2回線を同時にセットする使い方は「デュアルSIM」と呼ばれ、最近ではeSIMを使ってデュアルSIMが実現できるスマホも増えています。

それぞれの通信手段の特徴を踏まえて、ご自身に合ったものを選択しましょう。

海外での通信手段、デュアルSIMについて、詳しくは下記の記事でご確認ください。

海外でスマホを使う方法4つ|状況に応じて賢く選べば現地でも快適!
デュアルSIMとは?活用方法とメリット・注意点を紹介
海外SIMとは?購入方法や選び方・使い方をわかりやすく紹介
「海外用Wi-Fiレンタル」はおすすめ?メリット・デメリットや他の通信手段も紹介

各旅行先でスマホを使う方法について、詳しくは下記の記事で紹介しています。

韓国旅行でスマホを使う方法は?通信手段や設定を解説
台湾旅行でスマホを使う方法は?通信手段や設定を解説
アメリカ旅行でスマホを使う方法は?通信手段や設定を解説
ハワイ旅行でスマホを使う方法は?通信手段や設定を解説

5.海外旅行でスマホを使うならahamo(アハモ)への乗り換えがおすすめ

海外旅行でスマホを使うならahamo(アハモ)への乗り換えがおすすめ

海外旅行でスマホを使うならahamoへの乗り換えがおすすめです。

ahamoでは、海外ローミングも無料※1※2※3で利用可能です。海外91の国・地域で海外ローミングが利用でき、日本人の渡航先約98%※4のエリアをカバーしています。海外ローミングをオンにするだけで、今のスマホを海外でもそのまま使用することが可能です。

  1. ※1大盛りオプションをご契約の場合でも、海外での月間利用可能データ量は30GBまでとなります。
  2. ※2SMS、他社接続サービスなどへの発信は、別途料金がかかります。
  3. ※315日を超えて海外で利用される場合は速度制限がかかります。国内利用と合わせての容量上限です。
  4. ※4当社の海外データ利用者の2019年度実績より算出

ahamoはeSIMにも対応していて、今のSIMカードをお使いのまま、eSIMで回線の追加も可能です。

  • 現在、ahamoにおいては審査に1~3日要しております。

そのほかahamoの主なメリットは、次のとおりです。

  • 月額2,970円(税込)※5でたっぷり30GB利用できる
  • 「大盛りオプション」なら毎月合計110GBも使える※6
  • テザリングが無料
  • 5分以内の国内通話なら何度でも無料※7
  • 今のスマホをそのまま海外でも使える※1※2※3
  1. ※5料金には別途機種代金が必要となります
  2. ※630GB(税込2,970円/月)に80GB(税込1,980円/月)を追加した場合
  3. ※7海外での発着信、「WORLD CALL」、「SMS」、(0570)(0180)などの他社接続サービス、(188)特番、(104)の番号案内料、衛星電話/衛星船舶電話、当社が指定する電話番号(機械的な発信などにより、長時間または多数の通信を一定期間継続して接続する電話番号)などへの発信は定額の対象外となり、別途料金がかかります。
    1回あたり5分以内の通話が、回数無制限で定額対象となります。ただし、1回あたりの通話時間が5分を超過した場合、超過分について30秒ごとに22円(税込)の通話料がかかります。

ahamoは各種サービスがひとつに盛り込まれた月額2,970円(税込)※5で30GBが使えるシンプルワンプランです。プラン選びで迷わずにスマホが使えます。

「大盛りオプション」に加入すれば毎月合計110GBの利用も可能です。ギガを気にせず気兼ねなく使いたい人も、たっぷり動画やSNSが楽しめます。

ただし、大盛りオプションをご契約の場合でも、海外での月間利用可能データ量は30GBまでとなります。

パソコンやタブレットなどに通信をシェアできる「テザリング」も無料で利用できます。外出先でのWi-Fiとしての利用はもちろん、自宅のWi-Fi代わりとしても活用が可能です。

ahamoでテザリングを活用する方法や110GBでできることについては、下記の記事をご確認ください。

100GB以上あればどのくらい使える?用途別の目安やデータ利用量の確認方法を紹介
ahamo(アハモ)はWi-Fiの代わりになる?テザリングの活用法も紹介

また、ahamoでは5分以内の国内通話は何度でも無料※7です。家族や友人とのちょっとした連絡は無料通話でカバーできます。

海外ローミングや海外でスマホを使う方法は、下記の記事で詳しく紹介しています。

データローミング(海外ローミング)とは?オンオフの設定方法や利用時の注意点を解説
海外でスマホを使う方法4つ|状況に応じて賢く選べば現地でも快適!
海外でスマホを使うときの設定方法は?使えないときの対処法も紹介

ahamoのメリットや注意点、乗り換えのタイミングについて、詳しくは下記の記事でご確認ください。

ahamo(アハモ)のメリットと気になる点を比較!プラン・サービスの特徴を徹底解説
ahamo(アハモ)の評判は?口コミからわかるメリットや注意点も紹介
ahamo(アハモ)に乗り換えるタイミングはいつが良い?料金や手順も解説
ahamo(アハモ)の注意点は?乗り換える前に知っておくべきポイントを紹介
ahamo(アハモ)は「めんどくさい/やめとけ」って本当?おすすめできるメリットとは

なお、ahamoへ申し込む際に店頭サポートをご希望される場合は、別途有料のサポートをお申込みいただく必要があります※8

  1. ※8ahamoはお申込みからサポートまで、オンラインにて受付するプランです。ドコモショップなどでのサポートをご希望の場合は、「ahamoWebお申込みサポート」※9(税込3,300円)、「ahamoWebお手続きサポート」※10(税込3,300円)をご利用ください。なお、お申込み時の端末操作はお客さまご自身で実施頂きます。また、端末初期設定およびデータ移行などは本サポートの範囲外となります。端末初期設定およびデータ移行の補助をご希望のお客さまは「初期設定サポート(有料)」を別途お申込みください。
  2. ※9お客さまのご要望に基づき、ahamo専用サイトからのお申込みの補助を行うものです。
  3. ※10お客さまのご要望に基づき、ahamoアプリおよび専用サイトからのお手続き補助を行うものです。

6.まとめ

海外旅行で何ギガ必要かは、おわかりになったでしょうか?

最後に今回の内容をまとめておきます。

海外旅行で300MB、500MB、1GB、2GBのギガ数が使える場合、各用途で利用できる目安は次のとおりです。

用途 300MB 500MB 1GB 2GB
ニュースサイトの閲覧 1,000ページ 1,700ページ 3,300ページ 6,600ページ
メールの送受信 600回 1,000回 2,000回 4,000回
地図アプリの使用 300回 500回 1,000回 2,000回
動画視聴(標準画質の場合) 45分~1時間 1~1時間半 2~3時間 4~6時間

観光メインの場合、3日・1週間・2週間・1ヶ月の旅行で必要なギガ数の目安は、次のとおりです。

旅行の期間 必要なギガ数の目安
3日 1GB~3GB
1週間 2GB~7GB
2週間 4GB~14GB
1ヶ月 9GB~30GB
  • ギガ数はあくまで目安です。実際に必要なギガ数は、用途や利用頻度によって異なります。

海外旅行でギガの消費を節約して使うためのポイントは、次のとおりです。

海外旅行でギガの消費を節約して使うためのポイント
  • フリーWi-Fiを活用する
  • 動画視聴の時間を短くする・画質を落とす
  • バックグラウンド更新をオフにする

必要なギガ数の目安を知っておけば、旅行先でギガ数が不足する心配は少なくなるはずです。通信手段を準備して、旅行先でも快適にスマホを利用していきましょう。

■監修者情報

監修者情報

大岩 俊之(おおいわ としゆき)

家電製品総合アドバイザー。スマートマスター。理系出身の元営業マン。電子部品メーカー・半導体商社・パソコンメーカーなどで、自動車部品メーカーや家電メーカー向けの法人営業を経験。その後、セミナー講師として活動する傍ら、家電製品の裏事情を知る家電コンサルタントとして活動開始。TBSラヴィット!や東海地区のテレビ番組に「家電の達人」として出演した経験を持つ。現在は、家電製品アドバイザー資格試験のeラーニング講師も務める。