海外旅行で韓国や台湾、ハワイなど、人気の渡航先に行くなら、その国で使える通信手段を確保する必要があるね。海外旅行時の通信手段なら、簡単に使えるeSIMがおすすめだよ。さっそく、eSIMがおすすめの理由や利用手順を見ていこう!
韓国や台湾、ハワイなどへの海外旅行に向けて、通信手段にeSIMを検討している方もいるのではないでしょうか。
eSIMは、最短即日使えるスピード開通や、荷物を増やさずいつものスマホで通信できる点が魅力です。
本記事では、海外旅行時の通信手段やeSIMを選ぶメリット、利用手順を解説します。
まずは、海外で使える通信手段の選択肢を見ていきましょう。
海外旅行で通信を利用する方法は、主に以下が挙げられます。
1つ目は、海外で使えるプリペイド式のSIMを購入して利用する方法です。
SIMとは、利用者を識別するための情報(電話番号など)が記録されている小さなICカードのことです。通常は、各携帯電話会社のSIMをスマホにセットして、通信を利用しています。
多くのSIMは国内利用にしか対応していないため、海外渡航時には、現地で使えるプリペイド式のSIMに差し替えるか、SIMを2枚セットするデュアルSIMにする必要があります。
海外で使えるプリペイド式のSIM は、ECサイトや現地の空港、通信会社ショップなどで購入可能です。
海外SIM、デュアルSIMについて、詳しくは以下の記事で解説しています。
2つ目は、海外で使えるモバイルルーターをレンタルする方法です。
モバイルルーターは、パソコンやタブレットなど、スマホ以外の通信でも使えて、通信を複数人でもシェアしやすいのがメリットです※。
利用するサービスによって異なりますが、郵送や空港で受け取り・返却が可能です。
海外で使えるモバイルルーターについて、詳しくは「「海外用Wi-Fiレンタル」はおすすめ?メリット・デメリットや他の通信手段も紹介」でご確認ください。
3つ目は、携帯電話会社で提供されている海外向けのサービスを利用する方法です。
各携帯電話会社では、海外ローミングのサービスを提供しています。契約中の携帯電話会社が提供する海外向けサービスの内容を確認し、利用を検討すると良いでしょう。
また、2回線目として新たに別の回線を契約する方法もあります。携帯電話会社によっては、追加料金なしで海外向けの通信を提供しているところもあるので、2回線目として検討してみてください。
たとえば、ahamoでは、海外ローミングが30GBまで無料で利用可能です※1※2※3。海外91の国・地域でデータ通信が利用でき、日本人の渡航先約98%※4のエリアをカバーしています。
ここからは、海外旅行でeSIMを選ぶメリットを紹介します。
eSIMを選ぶメリットとしては、以下が挙げられます。
海外旅行でeSIMを選ぶメリット |
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eSIMについて、詳しくは「eSIMとは?メリット・デメリットや活用方法をわかりやすく解説」でご確認ください。
eSIMは、スマホ本体に内蔵されたSIM情報を遠隔で書き換えるため、郵送不要で、最短即日開通が可能です。
そのため、店頭や郵送での受け取りが必要な従来のSIMカード契約やモバイルルーターのレンタルと比べ、よりスピーディーに通信手段を確保できます。
海外旅行時にモバイルルーターをレンタルすると、Wi-Fiルーター本体はもちろん、充電アダプターやケーブル、電圧変換プラグなどの追加アイテムを持ち歩かなければなりません。これにより、ただでさえ多い荷物がさらに増えてしまうのは不便でしょう。
eSIMは、いつものスマホだけで海外での通信手段を確保できるため、荷物が増えることはありません。旅行先で持ち歩く荷物を減らしたい方にはぴったりです。
デュアルSIMとは、1台のスマホに2つのSIMをセットして、2つの回線を使用できる機能です。
かつては、1台につき1つのSIMしか使えない機種がほとんどでしたが、eSIMの導入により、デュアルSIMで利用できる機種が主流となりました。
たとえば、iPhoneの場合は、iPhone XS/XR以降の機種なら、「物理的なSIMカード+eSIM」の組み合わせでデュアルSIMを利用できます。
同様に、Androidでも「物理的なSIMカード+eSIM」の組み合わせなら、デュアルSIMを利用できる場合が多いです。
デュアルSIMを利用すれば、海外で使う現地回線と国内回線を併用する、音声通話とデータ通信で回線を使い分けるなどの活用方法もあります。
デュアルSIMについて、詳しくは「デュアルSIMとは?活用方法4つ・おすすめの組み合わせを紹介!」でご確認ください。
ドコモが提供するモバイルサービスのひとつ「ahamo」では、申し込みから最短1時間※1で開通可能なeSIMを契約できます。
月額2,970円(税込)で使える30GBは、海外でもそのまま利用可能※2※3※4です。追加料金不要で、海外91の国・地域で海外ローミングによるデータ通信が利用でき、日本人の渡航先約98%※5のエリアをカバーしています。
申し込みはオンラインで24時間受付可能※6なので、空いた時間にサクッと手続きを済ませて、海外での通信手段を確保できます。
なお、30GBで利用できる目安は次のとおりです。月あたり約50時間のオンライン会議、25時間の動画視聴などができます。
用途 | 目安 |
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オンライン会議/学習 | 約50時間/月 |
動画サービスの利用 | 約25時間/月 |
音楽サービスの利用 | 約6,000曲ダウンロード/月 |
ahamoが使える国と地域は次のとおりです。韓国や台湾、ハワイなど人気の渡航先はもちろん、海外91の幅広い国・地域で海外ローミングが利用できます。
エリア | 国・地域 |
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北米(グアム・サイパン・ハワイを含む) | アメリカ(本土)、アラスカ、カナダ、グアム、サイパン、ハワイ |
アジア | インド、インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マカオ、マレーシア、ミャンマー、モンゴル、ラオス、韓国、香港、台湾、中国、バングラデシュ |
オセアニア | オーストラリア、ニュージーランド、フィジー、ナウル |
ヨーロッパ | アイスランド、アイルランド、アゾレス諸島、アンドラ、イギリス、イタリア、ウクライナ、エストニア、オーストリア、オランダ、カザフスタン、カナリア諸島、キプロス、ギリシャ、クロアチア、サンマリノ、ジョージア、スイス、スウェーデン、スペイン、スペイン領北アフリカ、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、トルコ、ノルウェー、バチカン、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マディラ諸島、モナコ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク、ロシア |
中南米 | 米領バージン諸島、プエルトリコ、ブラジル、ペルー、メキシコ、チリ、エクアドル |
中東 | アラブ首長国連邦、カタール、オマーン、イスラエル、ヨルダン、サウジアラビア |
アフリカ | エジプト、ガーナ、ナイジェリア、モロッコ、南アフリカ、レソト |
eSIMの申し込みから海外で利用するまでの手順を、ahamoを例にご紹介します。
手順は次のとおりです。
eSIMの申し込みから海外で利用するまでの手順 | |
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STEP① | 申し込みの事前準備をする |
STEP② | ahamo(アハモ)公式サイトから申し込む |
STEP③ | eSIMの開通設定をする |
STEP④ | 現地でデータローミングをオンにする |
開通後は、現地で海外ローミングをオンにすればそのまま通信が使えます。それぞれの手順を詳しく見ていきましょう。
ahamoの場合、申し込み前の準備として、対応端末の確認、MNP予約番号の取得、SIMロックの解除などが必要です。
本人確認書類とクレジットカード(または通帳など)も手元に準備しておきましょう。
なお、対応端末一覧のページからahamoのeSIM対応端末が確認できます。
eSIMの機種変更について、詳しくは「eSIMの機種変更方法は?申し込みの手順や注意点を解説」でご確認ください。
申し込みの準備ができたら、ahamo公式サイトから申し込みを進めます。eSIMでの契約を選び、画面の指示にしたがってオプションの選択や本人情報の入力を行い、申し込みを完了させましょう。
「eSIM利用開始手続きのご案内」のメールが届いたら、Wi-Fiに接続してeSIMプロファイルをダウンロードします。ダウンロード完了後、開通手続きまで行えば、eSIMの国内利用を開始できます。
eSIMの設定について、詳しくは「eSIMの設定方法(iPhone/Android)は?利用開始までの流れを解説」でご確認ください。
開通設定が終わったら、現地で端末の設定から「データローミング」をオンにすると、海外での通信利用を開始できます。
iPhoneとAndroid、それぞれ以下の手順で「データローミング」オンに変更しましょう。
帰国後、基本的に海外ローミングによる通信が発生することはありませんが、念のためデータローミングの設定はオフに戻しましょう。
最後に、eSIMを海外で利用するときの注意点を紹介します。
eSIMを契約する前に、それぞれ確認しておきましょう。
eSIMを海外で利用する時の注意点 |
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eSIMのサービスは、全ての携帯電話会社で対応しているわけではないので注意してください。eSIM非対応でSIMカードのみ契約できる携帯電話会社もあります。
また、海外向けサービスは携帯電話会社ごとに異なるので、サービス内容や手続き方法は十分に確認しておきましょう。海外向けサービスの提供がない携帯電話会社もあります。
手持ちのスマホがeSIM対応かどうかは、事前に確認しておきましょう。
eSIM非対応の端末にも関わらず、eSIMで申し込みを進めてしまうことがないよう注意してください。
ahamoでは、対応端末一覧のページで「eSIM対応端末のみ表示」を選択すると、eSIM対応機種が確認できます。
eSIMの機種変更について、詳しくは「eSIMの機種変更方法は?申し込みの手順や注意点を解説」でご確認ください。
海外での国際電話では、番号の入力の方法が異なるので注意しましょう。
たとえば、海外の現地から日本のスマホ・一般電話へ電話をかけるときは、以下の手順で操作して電話をかけます。
滞在国から日本のスマホ・一般電話へ電話をかける手順 | |
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STEP① | ダイヤルの0を1秒以上長押しして「+」を画面表示 |
STEP② | 日本の国番号(81)を入力 |
STEP③ | 先頭の0(ゼロ)を除いた相手先の電話番号を入力して発信 |
海外での電話のかけ方・受け方は、こちらのページで詳しく紹介しています。
また、海外での国際通話は国際通話の通話料金となり、国内での通話料金とは異なります。発信だけでなく着信でも料金が発生する点に注意してください。渡航先での通話料金は事前に確認しておきましょう。
海外で使えるeSIMの契約はahamoがおすすめです。ahamoのeSIMは申し込みから最短1時間※1で開通できます。
海外旅行にahamoがおすすめの理由は、以下のとおりです。
ahamoでは海外91の国・地域で海外ローミング※2※3※4が利用でき、日本人の渡航先約98%※5のエリアをカバーしています。また、海外でも30GBまでテザリングが無料※2※3※4で利用できます。
海外で使えるeSIMを探している方は、ぜひahamoを検討してみてください。
海外旅行でeSIMを利用する方法はおわかりになったでしょうか?
最後に今回の内容をまとめておきます。
海外旅行で通信を利用する方法としては、以下が挙げられます。
そのなかでeSIMをおすすめするメリットとしては、以下が挙げられます。
海外旅行でeSIMを選ぶメリット |
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eSIMを海外で利用するときの注意点は、次のとおりです。
eSIMを海外で利用する時の注意点 |
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ahamoではeSIMが利用可能で、毎月30GBの通信を海外でもそのまま利用できます※1※2※3。
eSIMを追加で契約したいと考えている方は、ぜひahamoのeSIMで、海外でも使える回線を契約してみてはいかがでしょうか。