スマホの買い替えの判断は、少し迷ってしまうこともあるかもしれないね。いくつか寿命を知らせる症状があるから、それを目安に買い替えを検討してみるのがおすすめだよ。スマホの寿命について詳しく見ていこう!
「今のスマホを長く使っているけど、そろそろ買い替えた方が良いのか」と悩んでいる方もいるかもしれません。
スマホの寿命以外にも、バッテリー持ちが悪くなった場合やOSアップデートが終了した場合などは、積極的に買い替えを進めていきましょう。
新機種へ買い替えをすれば、スペックをアップデートできるほか、手持ちのスマホでバッテリーが弱っているなら電池持ちの悩みも解消されるはずです。
この記事では、スマホの寿命の目安や兆候、寿命を縮める使い方を解説します。手持ちのスマホが寿命なのかどうか、ぜひチェックしていきましょう。
スマホの寿命(買い替え時期)は、2~3年程度がおおよその目安です。
NTTドコモ モバイル社会研究所「モバイル社会白書 2023年版」によると、スマートフォンの平均所有期間は2年3ヶ月となっています。スマホの所有期間の年次推移は次のとおりです。
出典:NTTドコモ モバイル社会研究所「モバイル社会白書 2023年版」
また、携帯電話を買い替えたきっかけとしては「電池の劣化」(49.5%)が突出していて、年々増加しています。携帯電話を買い替えたきっかけの年次推移は次のとおりです。
出典:NTTドコモ モバイル社会研究所「モバイル社会白書 2023年版」
スマホのバッテリー交換時期が気になる方は、「スマホのバッテリー交換の目安は?費用や方法、状態の確認手順を解説」で詳しくご確認ください。
なお、3G対応のガラケーやスマホから新しいスマホに買い替える方もいるようです。ガラケーがいつまで使えるか気になる方は「ガラケーはいつまで使える?3G回線の終了時期やスマホにするメリット・注意点を紹介」もご覧ください。
使用期間以外にも、手持ちのスマホに以下のような症状があれば、寿命を知らせるサインです。いずれかの兆候があれば積極的に買い替えを検討してみましょう。
スマホの寿命を知らせる兆候 |
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「1日バッテリーが持たない」など、バッテリーの劣化で不便が生じたら買い替えを検討しましょう。スマホのリチウムイオンバッテリーは、充放電を繰り返すたびに劣化が進み、最大容量が少なくなります。
フル充電サイクル(0~100%の充電に換算したときの充電回数)で500回程度がバッテリー寿命の目安であり、期間としては2~3年程度が買い替え(またはバッテリー交換)のタイミングとなります。
バッテリーの劣化が進むと電力供給が不十分になり、スマホの電源が急に落ちる、勝手に再起動するなどの症状に至るケースがあります。
電源が落ちる/再起動する場合には、ほかの部品の故障やOS・アプリの不具合も疑われますが、バッテリーの寿命も考えられる原因のひとつです。
スマホの動作が重く感じるときは、処理性能の不足が疑われます。
アプリに求められる性能も少しずつ上がっていくため、同じ機種を長期で使用するとスペック不足になることがあります。特に最新ゲームをプレイする際には、古い機種だと性能的に厳しくなってくることがあるかもしれません。
高性能なSoC(スマホの頭脳にあたるチップ)を搭載した最新機種に買い替えすることで、重くなっていたアプリもサクサク動作できるようになります。
機種が古くなると、最新OSへのアップデートの配信がなくなり、最新機能が利用できなくなることがあります。
また、OSアップデートの配信が終了した後も、セキュリティの脆弱性を改善するセキュリティアップデートが継続されるケースがありますが、それも終了するとセキュリティの脆弱性を狙った攻撃などのリスクが高まります。
OSアップデート、あるいはセキュリティアップデートの配信がなくなっているのであれば、スマホの買い替えを検討しましょう。
スマホの替え時については「スマホの替え時はいつ?買い替えのサインや機種の選び方を解説」でも詳しく紹介しているため、ぜひあわせてご確認ください。
スマホを長く使うなら、寿命を縮める使い方を避けることが重要です。スマホの寿命を少しでも延ばしたいと考えている場合は、以下の使い方は避けるようにしましょう。
スマホの寿命を縮める使い方 |
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バッテリーが高温になると、劣化が早く進み、バッテリーの寿命を縮める原因になります。
夏場の車内、直射日光のあたる場所、冬場の暖房器具の近くなど高温環境にスマホを放置することは避けましょう。
なお、iPhoneの場合は、Apple公式サイトによると最適な温度範囲は16~22℃であり、周囲の温度が35℃を上回るときに使用したり、充電したりするとバッテリー寿命が早まる恐れがあるようです※。
また、高温環境で動画撮影やゲームなど負荷のかかる使い方をすると、外部からもらう熱に加えて内部からの発熱も大きくなり、温度が上がりやすくなります。夏場に屋外でスマホを使うときは要注意です。
特に夏場はスマホに装着する冷却ファンや冷却シートなどの冷却グッズの使用も検討してみると良いでしょう。
充電しながらスマホを使ういわゆる「ながら充電」は、できるだけ避けましょう。
ながら充電は、充電による発熱とスマホの使用による発熱で高温になりやすく、バッテリーの寿命を縮める原因となります。また、ながら充電でフル充電が長時間続くと、バッテリーには負荷がかかります。
バッテリー残量が0%のまま放置すると、「過放電」と呼ばれる状態になり、劣化が進みやすくなります。バッテリー残量が0%になった後は早めに充電をしましょう。
また、100%になった後も充電を継続する「過充電」も劣化が進みやすくなるので、充電完了後は早めにケーブルを外すことを心がけましょう。
なお、機種によっては、ユーザーの日々の充電の時間帯を学習し、充電ペースを調整してくれる機能があるものもあります。
たとえば、iPhoneでは、ユーザーの使用パターンを学習して80%まで充電後の充電を遅らせてくれる「バッテリー充電の最適化」の機能があり、「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態と充電」からオンにできます(デフォルトでオンになっています)。
地面に落とすなどスマホ本体に衝撃を与えると、不具合や故障の原因となります。保護フィルムやスマホケースの使用もあらためて検討してみてください。
また、尻ポケットに入れたまま座る、部屋で床に放置して踏んでしまうなど、日常のなかでの故障や変形の原因になる行動も避けるようにしましょう。
スマホが寿命で買い替えをするなら、携帯電話会社の乗り換えとあわせてスマホ買い替えるのもおすすめです。各種キャンペーンが適用できるほか、料金プランも見直しできます。
ドコモのモバイルサービス「ahamo」への乗り換えでも、契約とあわせて最新のスマホの購入が可能です。「5G WELCOME割」などのキャンペーンもあり、対象機種の購入で割引が受けられます。
ahamoのキャンペーン情報は、こちらをあわせてご覧ください。
また、機種購入の際には、お客さまに合ったタイミングでいつでもおトクに機種の購入を検討できる「いつでもカエドキプログラム」のご利用がおトクです。
ご利用方法は簡単2ステップです。
いつでもカエドキプログラムのご利用方法 | |
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STEP① | dポイントクラブに加入していて対象機種を残価設定型24回払い※1でご購入いただくとともにプログラムにご加入※2 |
STEP② | dポイントクラブ会員を継続し、ご利用の対象機種をご返却※3※4 |
例えば、23回目にプログラムを利用し対象機種を返却すると、24回目(残価)の分割支払金が不要になります。詳しくはこちらをご確認ください。
なお、スマホ本体の買い替えや携帯電話会社の乗り換えについては下記の記事でも詳しく紹介しているため、ぜひあわせてご覧ください。
「スマホ本体を安く買う4つの方法!月々の料金を抑える方法も解説」
「携帯電話会社を乗り換えるタイミング・手順は?費用や選び方・注意点も解説」
ahamo に乗り換えれば、月額2,970円(税込)※1で30GBが使えるシンプルワンプランで迷わず利用できます。ahamoの主なメリットは、次のとおりです。
ahamoは月額2,970円(税込)※1で30GBが使えるシンプルワンプランです。各種サービスが盛り込まれた料金プランなので、プラン選びで迷わずにスマホが使えます。
「大盛りオプション」に加入すれば毎月合計110GBの利用も可能です。ギガを気にせず気兼ねなく使いたい人も、たっぷり動画やSNSが楽しめます。
パソコンやタブレットなどに通信をシェアできる「テザリング」も無料で利用できます。外出先でのWi-Fiとしての利用はもちろん、自宅のWi-Fi代わりとしても活用が可能です。
ahamoでテザリングを活用する方法や110GBでできることについては、下記の記事をご確認ください。
「100GB以上あればどのくらい使える?用途別の目安やデータ利用量の確認方法を紹介」
「ahamo(アハモ)はWi-Fiの代わりになる?テザリングの活用法も紹介」
また、ahamo では5分以内の国内通話は何度でも無料※3です。家族や友人とのちょっとした連絡は無料通話でカバーできます。
そのほかahamoでは、海外ローミングも無料※4※5※6で利用可能です。海外91の国・地域で海外ローミングが利用でき、日本人の渡航先約98%※7のエリアをカバーしています。海外ローミングをオンにするだけで、今のスマホを海外でもそのまま使用することが可能です。
海外ローミングや海外でスマホを使う方法は、下記の記事で詳しく紹介しています。
「海外ローミングとは?高額請求の避け方やメリット・注意点を解説」
「海外でスマホを使う方法4つ|状況に応じて賢く選べば現地でも快適!」
「海外でスマホを使うときの設定方法は?使えないときの対処法も紹介」
ahamoのメリットや注意点、乗り換えのタイミングについて、詳しくは下記の記事でご確認ください。
「ahamo(アハモ)のメリットと気になる点を比較!プラン・サービスの特徴を徹底解説」
「ahamo(アハモ)の評判は?口コミからわかるメリットや注意点も紹介」
「ahamo(アハモ)に乗り換えるタイミングはいつが良い?料金や手順も解説」
「ahamo(アハモ)は解約金・2年縛りなし!乗り換えの疑問や手順をわかりやすく解説」
「ahamo(アハモ)の注意点は?乗り換える前に知っておくべきポイントを紹介」
「ahamo(アハモ)は「めんどくさい/やめとけ」って本当?おすすめできるメリットとは」
スマホの寿命の目安や兆候はおわかりになったでしょうか?
最後に今回の内容をまとめておきます。
スマホの寿命(買い替え時期)は2~3年程度がおおよその目安で、特に以下の兆候があるときは買い替えを検討したいところです。
スマホの寿命を知らせる兆候 |
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スマホの寿命を縮める使い方は以下が挙げられます。スマホの寿命を延ばして長く使うためには、これらの使い方は避けるようにしましょう。
スマホの寿命を縮める使い方 |
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なお、スマホの買い替えは、携帯電話会社の乗り換えと同時に進めるのも選択肢です。料金が見直しできたり、キャンペーンが適用できたりといくつかメリットがあります。
手持ちのスマホが寿命だと感じるときは、ぜひ買い替えを進めていきましょう。
■監修者情報
大岩 俊之(おおいわ としゆき)
家電製品総合アドバイザー。理系出身の元営業マン。電子部品メーカー・半導体商社・パソコンメーカーなどで、自動車部品メーカーや家電メーカー向けの法人営業を経験。その後、セミナー講師として活動する傍ら、家電製品の裏事情を知る家電コンサルタントとして活動開始。TBSラヴィット!や東海地区のテレビ番組に「家電の達人」として出演した経験を持つ。現在は、家電製品アドバイザー資格試験のeラーニング講師も務める。