安いスマホも、電話やメール、WebやSNSなどのライトな使い方がメインの人なら、多くの機種が十分快適に使えるよ。安いスマホの購入を検討している人は、その特徴や購入金額の目安をぜひチェックしておこう!
「スマホはとりあえず使えれば十分だから、安いスマホを検討したい」と考えていても、実際に安いスマホで問題なく使えるのかは、不安に感じることがあるかもしれません。
安いスマホも用途や求めるスペック次第では、十分快適に使えます。購入する際は、安いスマホと高いスマホの違いを知って、どの部分を割り切るべきなのか理解しておくことが大切です。
この記事では、安いスマホと高いスマホの違いや、安いスマホはどんな人におすすめかなどを解説します。
スマホは安い機種の場合、2万円台などから購入できます。
価格帯の目安は、スペックによってエントリーモデル、ミドルレンジモデル、ハイエンドモデルの大きく3種類があり、それぞれ異なります。
モデル | 価格帯の目安 | 特徴 |
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エントリーモデル | 2~4万円 |
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ミドルレンジモデル | 4~10万円 |
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ハイエンドモデル | 10万円~ |
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控えめな性能のエントリーモデルであれば、2~4万円程度の価格が目安です。
なお、スマホの端末代以外にかかる通信料金などが気になる方は「スマホ代の平均はどれくらい?月額料金が高くなる理由や節約方法を紹介」をあわせてご覧ください。
多くのスマホメーカーでは、高性能なハイエンドモデルとは別に、控えめな性能のエントリーモデルがラインナップとして用意されています。
スマホを使う人の趣向はユーザーごとにさまざまで、高い性能を持つハイエンドモデルを求める人もいれば、手頃に購入できる価格の安いスマホを求める人もたくさんいます。
ユーザーごとの好みや要望に応えるために、多くのメーカーのラインナップでハイエンドモデルだけでなく、ミドルレンジやエントリーモデルが用意されているわけです。
ライトな使い方であれば、エントリーモデルなども含めて検討することで、よりコスパ良くスマホを使えるかもしれません。
エントリーモデルの安いスマホとハイエンドモデルの高いスマホでは、どのような違いがあるのか詳しく見ていきましょう。
安いスマホと高いスマホでは、主に以下のような違いがあります。
安いスマホと高いスマホの主な違い |
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安いスマホは、性能が控えめなSoC(スマホの頭脳となるチップ)が採用されることが多く、高いスマホほど処理性能は高くありません。
最新の3Dゲームを快適にプレイするのは難しい場面がありますが、電話やWeb・SNSなどのライトな使い方なら十分快適に利用できることが多いです。
たとえば、Androidでは、Qualcomm(クアルコム)社のSnapdragon(スナップドラゴン)というSoCが多くの機種に採用されています。そのなかでもエントリーモデルでは、性能が控えめなSnapdragon 4シリーズが多くの機種で採用されています。
Androidスマホの特徴について、詳しくは「Androidとは?特徴や基本機能、iPhoneとの違いを初心者にもわかりやすく解説」でご確認ください。
高いスマホは、大型のイメージセンサーを搭載していたり、超広角レンズや望遠レンズなど複数のレンズを搭載していたりなど、高性能なカメラを搭載する機種が多いです。最新の撮影機能も多数搭載し、幅広い撮影に対応できます。
一方で、安いスマホは、撮影性能が控えめで、レンズの数も1つや2つの機種が多くなります。美しく鮮やかに撮影できるというよりは、十分使えるというイメージの性能です。
しかし、エントリーモデルを含むスマホのカメラ性能は年々高まっているので、安いスマホのカメラも十分実用的に使えるでしょう。高いスマホのカメラは性能も機能も使い切れないという人は、価格が抑えられる安いスマホがおすすめです。
高いスマホは、高解像度・高輝度の(=キメ細かく明るい)ディスプレイを搭載していることが多いです。また、多くの機種で、最大120Hzなどの高リフレッシュレートに対応し、高速の画面書き換えで、滑らかな映像表示ができます。
一方、安いスマホは解像度、画面の輝度、リフレッシュレートなどが控えめな機種も少なくなく、ディスプレイをベーシックな性能にすることで、コストを抑えている場合があります。
機能の面でも、安いスマホと高いスマホでは差があります。安いスマホは、高いスマホと比べると、たとえば以下のような機種が多くなります。
普段スマホを使っていて、搭載機能を十分に活用できないと感じることが多いなら、安いスマホを買う方がコスパ良く利用できるかもしれません。
5Gについて、詳しくは「5Gとは?意味と特徴や普及状況、実現できることを徹底解説」でご確認ください。
ここまでは、安いスマホの金額目安や、高いスマホとの違いを紹介しました。安いスマホの特徴を踏まえると、安いスマホはこんな人におすすめです。
安いスマホはこんな人におすすめ |
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最新のゲームをあまりプレイせず、普段のスマホの使い方も電話やメール、WebやSNSなど比較的ライトな使い方をする人は、安いスマホを選ぶのがおすすめです。
処理性能が求められない使い方であれば、エントリークラスのSoCでも不便を感じる場面は少なく、安いスマホも十分快適に使えるでしょう。
安いスマホはライトユーザーにとって過剰なスペックがなく、機能も必要なものに絞られているため、シンプルに使えます。
必要十分なスペック・機能を備えた機種で、シンプルにスマホを使いたい人にも安い機種はおすすめです。
2台目のサブスマホが欲しい人にも、安いスマホは選択肢になります。
サブスマホがあると、電話をしながらWeb検索、ゲームをしながら2台目で動画を流すなどマルチタスクができて便利です。また、普段持ち歩くメインスマホはコンパクトな機種を選んでいる人も、サブで大きいスマホがあると大画面での動画視聴などに活用できます。
1台目のスマホで足りないところを補うサブスマホとしてであれば、安いスマホでも十分役目を果たしてくれるでしょう。
安いスマホを選ぶ際も、スマホ選びでの基本的な項目に目を通しておきましょう。スマホを選ぶ際に確認するところとしては、主に以下が挙げられます。
項目 | 確認したいポイント |
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カメラ |
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SoC |
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ディスプレイ |
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バッテリー容量 |
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各種機能 |
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安いスマホはスペックや機能が絞られていることが多いので、ご自身にとって必要なスペック・機能が揃っているかは、ぜひ十分にチェックしておきましょう。
スマホの替え時やスマホを安く買う方法、乗り換え手順について、詳しくは下記の記事でご確認ください。
「スマホの替え時はいつ?買い替えのサインや機種の選び方を解説」
「スマホ本体を安く買う4つの方法!月々の料金を抑える方法も解説」
「スマホの乗り換え手順を3ステップで解説!申し込みの準備や費用・注意点も紹介」
ドコモのモバイルサービス「ahamo」でも、契約とあわせて最新のスマホの購入が可能です。
価格の安いエントリーモデルの取り扱いもあります。
また、「5G WELCOME割」などのキャンペーンもあり、対象機種の購入で割引が受けられます。
ahamoのキャンペーン情報は、こちらをあわせてご覧ください。
また、機種購入の際には、いつでもカエドキプログラムへ加入※1して負担額を軽減することも可能です。いつでもカエドキプログラムは、機種の返却※2※3を行うことで分割払いの残りの支払いが免除されるプログラムです。詳しくはこちらをご確認ください。
ahamoでのスマホ購入や機種変更について、詳しくは「ahamo(アハモ)は自分で機種変更できる!手続き方法や注意点を解説」でご確認ください。
ahamo では、月額2,970円(税込)※1で30GBが利用できるシンプルワンプランで、迷わずプランが契約できます。ahamoの主なメリットは、次のとおりです。
ahamoでは5分以内の国内通話は何度でも無料※3です。家族や友人とのちょっとした連絡は無料通話でカバーでき、通話料金の節約に貢献してくれます。
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そのほか、スマホからWi-Fiを飛ばして通信をシェアできる「テザリング」の機能も無料で利用可能です。外出先でパソコンやタブレットで通信したいときにも便利に利用できます。
テザリングの活用方法について詳しくは「ahamo(アハモ)はWi-Fiの代わりになる?テザリングの活用法も紹介」で紹介しています。
ahamoのメリットや注意点、乗り換えのタイミングについて、詳しくは下記の記事でご確認ください。
「ahamo(アハモ)の評判は?口コミからわかるメリットや注意点も紹介」
「ahamo(アハモ)のメリットと気になる点を比較!プラン・サービスの特徴を徹底解説」
「ahamo(アハモ)の注意点は?乗り換える前に知っておくべきポイントを紹介」
「ahamo(アハモ)は「めんどくさい/やめとけ」って本当?おすすめできるメリットとは」
「ahamo(アハモ)に乗り換えるタイミングはいつが良い?料金や手順も解説」
安いスマホの特徴や選び方はおわかりになったでしょうか?
最後に今回の内容をまとめておきます。
スマホは、スペックによってエントリーモデル、ミドルレンジモデル、ハイエンドモデルの大きく3種類があり、安い機種は2万円台などから購入できます。
モデル | 価格帯の目安 | 特徴 |
---|---|---|
エントリーモデル | 2~4万円 |
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ミドルレンジモデル | 4~10万円 |
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ハイエンドモデル | 10万円~ |
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安いスマホと高いスマホの違いとしては、以下が挙げられます。
安いスマホと高いスマホの主な違い |
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安いスマホはこんな人におすすめです。
安いスマホはこんな人におすすめ |
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安いスマホを選ぶ際には、以下のようなところを確認しておきましょう。
項目 | 確認したいポイント |
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カメラ |
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SoC |
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ディスプレイ |
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バッテリー容量 |
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各種機能 |
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安いスマホも、電話やメール、WebやSNSなどライトな使い方であれば、多くの機種は十分快適に使えます。ご自身に必要なスペック・機能を見極めて、最適なスマホを見つけましょう。
■監修者情報
大岩 俊之(おおいわ としゆき)
理系出身の元営業マン。電子部品メーカー・半導体商社・パソコンメーカーなどで、自動車部品メーカーや家電メーカー向けの法人営業を経験。その後、セミナー講師として活動する傍ら、家電製品の裏事情を知る家電コンサルタントとして活動開始。TBSラヴィット!や東海地区のテレビ番組に「家電の達人」として出演した経験を持つ。現在は、家電製品アドバイザー資格試験のeラーニング講師も務める。