【簡単にわかる】光回線とは？従来との違いや仕組み、選び方を解説

1-1. 従来のインターネット接続方法と違う点は多い

光回線と、従来のインターネット接続方法を代表するADSL回線を比較すると、以下のような違いがあります。

出典：

• NTT東日本 | フレッツ・ADSL サービス内容（順次提供終了） | インターネット接続サービスはFlet's光
• フレッツ光プラン一覧 | フレッツ光公式 | NTT東日本 | 光回線のインターネット接続ならFLET'S光
• ahamo光 | インターネット回線・固定電話 | NTTドコモ

1. ※1本サービスは、ベストエフォート型のサービスのため、通信速度や通信品質を保証するものではありません。通信速度は技術規格上の最大値であり、お客さま宅内での実使用速度を示すものではありません。回線距離や設備状況、他回線との干渉、お客さま宅内の通信設備等の影響などのDSL方式に起因する事象により、通信速度が低下またはご利用になれない場合があります。
2. ※2フレッツ光は複数のお客さまで通信帯域をシェア（共用）するベストエフォート型の光回線サービスです。
3. ※3最大概ね10Gbpsは、技術規格上の最大値であり、
   実際の通信速度を示すものではありません。本技術規格においては、通信品質確保などに必要なデータが付与されるため、実際の通信速度の最大値は、技術規格上の最大値より十数％程度低下します。また、お客さまのご利用環境（端末機器の仕様など）や回線の混雑状況などにより大幅に低下することがあります。
4. ※4最大通信速度は、技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。実際の通信速度は、お客さまのご利用環境（端末機器の仕様など）や回線の混雑状況により大幅に低下する場合があります。
5. ※5「ahamo光」はベストエフォート型サービスです。
   記載の通信速度は技術規格上の最大値であり、インターネットご利用時の速度は、お客さまのご利用環境（接続される機器の処理能力、ハブやルーターなどのご利用機器の機能・処理能力、LANケーブルの規格、電波の影響など）、回線の混雑状況、ご利用時間帯によって低下します。また、マンションにお住いの方については、当該建物の伝送方式によって最大100Mbps（技術規格上の最大値）でのご提供となる場合があります｡

上記の表をみてみると、ふたつの回線にはさまざまな違いがあることがわかります。

特筆すべきは、通信速度と接続の安定性の違いです。

ADSL回線と光回線では、そもそもインターネットに接続する回線の種類が違います。

すでにお伝えしているように、光回線で使われている光ファイバーケーブルは、電磁気の影響を受けづらい特徴があります。

反対に、電話線はどうしてもノイズを受けやすいため、通信が不安定になってしまう場合があります。

通信速度や接続の安定性は、快適なネット環境に欠かせない要素です。だからこそ、接続方法による違いをしっかり理解しておくことが大切です。

1-2. 光回線は約60.7%の自宅に普及している！

総務省が行った通信利用動向調査によると、近年光回線を自宅で利用している世帯は増えており、60.7%の世帯で光回線が利用されています。

出典：総務省「令和4年通信利用動向調査の結果」を元にグラフを作成

• 自宅のパソコンなどからインターネットを利用する世帯に占める割合（複数回答あり）
• ブロードバンド：高速でより大容量のデータを送受信できる可能性がある接続回線
• ナローバンド：送受信できるデータ量が比較的少ない接続回線

このように、自宅でインターネットを利用するために、光回線もしくはスマホ回線を利用している人が多いことがわかります。

令和3年度の光回線の普及率が58.2%だったことを考えると、少しずつ家庭での光回線利用が増えていますよね。

インターネットを使った柔軟な働き方が浸透することで、今後も自宅で光回線を利用する人が増えていくでしょう。

2-1. フレッツ光の特徴

フレッツ光は、NTT東日本もしくはNTT西日本が提供している光回線です。

NTTが日本の全都道府県に設置している光回線を自宅に引き、さまざまなプロバイダ（接続事業者）が提供しているサービスを利用してインターネットに接続します。

フレッツ光の特徴は以下のとおりです。

• 全国展開しているNTTの回線を使える
• プロバイダを自由に選べる
• NTTとプロバイダの両方との契約が必要になる
• NTTとプロバイダの両方に月額料金の支払いが発生する
• 回線とプロバイダで問い合わせ先が別になる

フレッツ光を利用するときは、インターネットに接続するためにNTTとプロバイダの両方と契約をしなければいけません。

そのため、契約や毎月の支払いが2つになる点にご注意ください。

【Check！】プロバイダとは？

インターネットと回線事業者が提供する回線をつなげる接続事業者のこと。

2-2. 光コラボレーションの特徴

光コラボレーションは、全国展開しているNTTの光回線を利用して、ほかの事業者が独自に提供しているインターネット回線です。

光コラボレーションには、以下のような特徴があります。

• 全国展開しているNTTの回線を使える
• プロバイダを別で契約する必要がない
• 契約や月額料金支払い、問い合わせなどが一本化される
• 契約先によって独自のキャンペーンがある場合がある
• プロバイダではなく回線事業者自体を変更する必要があることが多い^＊

• 光コラボレーション間以外で光回線を乗り換えたい場合

NTTの光回線を使い、自社の光回線サービスを提供できる光コラボレーションを活用して、さまざまなプロバイダが光回線サービスを提供しています。

光コラボレーションを利用するときは、フレッツ光とは違ってNTTとプロバイダの両方と契約する必要はありません。

また、どの回線事業者を選ぶかによって、料金形態やキャンペーンなどが変わるため選択肢が多いというのもメリットのひとつです。

2-3. そのほかの光回線の特徴

光回線には、NTT以外の事業者が提供している光回線サービスもあります。

代表的なもので考えられるのは、地域の電力会社などが提供している光回線です。NTT以外の光回線には、以下のような特徴があります。

• 地域に密着したサービスやサポートがある
• 利用料金が安く設定されている場合がある
• 対応エリアが限定されている

NTTの光回線を利用しない事業者は、事業者独自の回線を利用している場合が多いです。対応エリアや通信の速度・安定性などを調べるようにしましょう。

3-1. 通信速度が速い

すでに1章でお伝えしているように、光回線は、従来の接続方法よりも利用状況や時間帯によって波はあるものの比較的通信速度が速いです。

光ファイバーケーブルを利用することで、電気信号ではなく光信号によってデータを送受信するからです。

光信号は電磁気の影響を受けにくく、長距離にわたり高速信号を届けられます。そのため、大容量かつ高速通信を実現しやすいのです。

誰しも一度は、インターネットを使っていて、メール送受信やサイト閲覧にはストレスを感じないけれど、動画を見はじめたら「なんだか、うまく再生できない」と感じたことがあると思います。

高画質の動画閲覧や、大容量のデータ送受信に時間がかかってしまう代表的な原因が、インターネット回線の通信速度です。

インターネット通信は、常に最大の通信速度を維持しながら利用できるわけではありません。

具体的には利用者それぞれの利用環境によって、通信速度も変わってしまうのです。

▼通信速度が変動する利用環境の例

• 接続される機器の処理能力
• Wi-Fiルーターなどの利用機器の機能と処理能力
• LANケーブルの規格
• 電波の影響
• 回線の混雑状況
• 利用時間帯 など

参考：ahamo光｜適用条件・注意事項など

通信回線の速度は、利用状況や時間帯によって波があります。

だからこそ、より通信速度が速い光回線を選ぶことで、速度に波がある中でも快適な通信速度を維持して利用しやすいといえるでしょう。

3-2. 安定したデータ通信を実現しやすい

光回線には、従来のインターネット接続方法より、安定したデータ通信を実現しやすいというメリットがあります。

なぜなら、光ファイバーケーブルは伝送損失が少ない回線だからです。

【Check！】伝送損失とは

伝送損失とは、通信を行うために回線を流れるための信号が様々な影響を受けて劣化し、通信速度が低下したりデータの一部が破壊されることを指す言葉。

ADSLは伝送損失が高い回線であるため、収容局までの距離が長いほど通信速度が遅くなり、またデータも損失されてしまう。このため、遠く離れた場所に電話をかけると音声の質が悪くなることがある。

出典：伝送損失 | フレッツ光ナビ

伝送損失が多い回線でインターネットに接続していると、なかなかウェブサイトを読み込めなくなったり、再生している動画の音質が悪くなったりする場合があります。

リアルタイムで行うオンライン会議などの最中に、音声の途切れや画面のカクつき・フリーズなどが起きたら困ってしまいますよね。

光回線を選べば、従来の接続方法よりも安定したデータ通信でインターネットを利用できる可能性が高いのです。

3-3. データ容量が無制限の場合がほとんど

一般的な光回線は、利用できるデータ容量が無制限の場合がほとんどです。

インターネット回線を利用する際のデータ容量の制限は、主に以下の2パターンにわかれます。

従量課金制の接続方法の場合、利用できるデータ容量に制限がある場合が多く、容量を超えると通信速度が遅くなる場合があります。

スマホやモバイルルーターなどは従量課金制の場合が多いので、データ容量を使い過ぎてしまうと、速度制限や利用制限が発生してしまいますよね。

光回線の場合は、データ容量が無制限の月額固定制が採用されているので、データ容量や料金を気にせずあんしんして利用できるのです。

たとえば、オンライン会議やオンラインゲームなど、大きなデータ容量が求められる作業をしたい方こそ、データ容量無制限で利用できる光回線が向いています。

3-4. 契約プランによっては光電話を同時に利用できる

光回線を契約すると、インターネットを利用するために引いた光ファイバーケーブルを利用して「光電話」を利用することもできます。

頻繁に固定電話を使うわけではないけれど、いざというときのために自宅に固定電話を導入しておきたい人もいるのではないでしょうか。

電話も利用したい場合は、別途申し込みをすることで、インターネットと光電話の両方を利用できる光回線がおすすめですよ。

• 光電話の利用には、別途料金や端末、設備の設置などが発生します。

3-5. アンテナを設置しなくてもテレビが視聴できる場合がある

契約する光回線の種類によっては、追加オプションでテレビの視聴サービスを利用できる場合があります。

自宅で地上デジタル放送やBSデジタル放送を見るためには、テレビ受信用のアンテナを設置しなければいけません。

しかし、光回線を利用することで、インターネット回線を介してテレビ番組が見られるようになります。

また、光回線を利用したテレビサービスであれば、アンテナの設置場所や管理を気にする必要はありません。

インターネット接続だけではなく、テレビ番組も視聴したいと考えている人は、テレビサービスも利用できる光回線を選ぶのがおすすめです。

【ahamo加入者だけが利用できるahamo光が新登場！】

利用者の増えている光回線に、新たにahamo加入者向けの光回線「ahamo光」が登場しました。

ahamo光は、ahamoユーザー専用の光コラボレーションサービスです。

現在ahamoを利用しているユーザーは、ahamo光に加入することで、スマホだけではなく、自宅でも通信速度や通信の安定性を実現しやすいインターネットを利用できるのです。

ahamo光について詳しく知りたい方は、下記のボタンをクリックしてください。

詳細はこちら

4-1. 屋外に持ち出せない

光回線は、基本的に屋外に持ち出すことはできません。

自宅に光回線を引いたからといって、外出先でも光回線が利用できるわけではないので注意しましょう。

インターネットの主な利用場所が、主に屋外（外出先）になる場合は、自宅に光回線を引くのではなくモバイルルーターなど持ち運びできる回線の導入も選択肢になります。

また、光回線の接続機器や契約内容によっては、別途無線ルーターを用意しなければ自宅でのWi-Fi利用ができない場合もあるので注意しましょう。

【Point！】

自宅のどこにいてもインターネットに接続できるようにしたい人は、光回線接続機器とは別に、無線ルーターを設置しなければいけない場合もあります。

たとえば、二階建ての一階部分に光回線を引き込んだ場合、光回線接続機器に無線ルーターを接続することで、二階のそれぞれの部屋でもWi-Fiを利用できるのです。

光回線導入後のWi-Fi利用については、必要な機器が契約内容などによって変わるため、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。

4-2. 回線引き込みの工事が必要になる場合がある

新たに屋外から室内に光回線を引き込むためには、工事が必要になる場合がほとんどです。

光回線工事が発生すると、工事費用が発生するのはもちろんのこと、光回線を利用できるまでに時間がかかってしまいます。

実際の光回線工事の流れは以下のとおりです。

出典：NTT西日本「フレッツ光」

工事自体は、およそ2時間程度で終了します。しかし、マンションなどの賃貸物件の場合は、許可なく壁面に穴をあけることができないので注意しましょう。

また、光回線の工事をするにあたって発生する工事費は利用者の負担となります。

たとえばNTTのフレッツ光の工事費は、以下のとおりです。（2023年8月現在）

出典：NTT西日本「フレッツ光」

• 掲載している工事費は「有派遣工事」の代表的な一括払いの例
• 費用は工事内容によって異なる可能性あり
• 契約する事業者によって工事費は変動する

光回線を導入する際には、初期費用のなかに上記のような工事費が含まれると覚えておきましょう。

また、引越し時期やキャンペーン時期などには、工事開始までに数週間待たなければいけない場合もあります。

なかなか工事ができず、すぐに光回線を使えない場合もあるので注意してください。

4-3. 引越しや乗り換え時に撤去工事費用や違約金が発生する

光回線を撤去する際や回線を乗り換える際には、利用者に金銭負担が発生してしまうので気をつけなければいけません。

光回線は、引き込み時だけではなく撤去時にも、設備や光コンセントの撤去作業が必要です。また、回線事業者を途中解約する場合に、撤去工事費用や違約金が発生する場合もあります。

• 土日・祝日などに工事を実施する場合はオプション工事料が発生するケースあり

• 途中解約の違約金（戸建て： 4,950円（税込）・マンション： 3,630円（税込））が発生するケースあり

このように、今後引越しする可能性がある人などは、初期費用だけではなく、撤去工事費用なども考えなければいけません。

ネット環境を快適にしてくれる光回線ですが、工事が必要になる固定回線であることを理解したうえで、利用するべきか判断しましょう。

5-1. 動画視聴やオンラインゲームでストレスを感じたくない

インターネットを利用する主な目的に、動画視聴やオンラインゲームプレイが含まれる場合は、光回線を利用することでストレスのないネット環境を手に入れられるでしょう。

この記事でもくりかえしお伝えしてきたように、光回線は従来のインターネット接続方法よりも、速い通信速度と安定したデータ通信を実現しやすいです。

たとえば、動画視聴する際には、4K画質の場合に推奨される速度平均は20Mbs、480p画質の場合は1.1Mbpsほどの通信速度が必要だといわれています。

出典：YouTubeヘルプ｜システム要件

また一般的に、オンラインゲームを快適に楽しむためには、30Mbps以上100Mbps程度の通信速度が推奨されています。

出典：NTTドコモ｜快適ネット生活情報メディア　おうちネットプレス

従来の接続方法では、必ずしも常に推奨されている通信速度が確保できるわけではありませんでした。

しかし光回線であれば、推奨の通信速度を十分に満たせる可能性が高いため、動画視聴やオンラインゲームプレイに適しているのです。

5-2. オンライン会議やビデオ通話での不便さを解消したい

安定したデータ通信を実現できる光回線は、普段からオンライン会議やビデオ通話で感じている不便さを解消してくれます。

近年一般的になってきた、オンライン会議やビデオ通話で、不安定なデータ通信が引き起こす不便さを感じている人も少なくありません。

たとえば、以下のようなケースがあります。

• オンライン会議の最中に音声が途切れて、内容を聞き逃してしまう
• Web面接の途中で通信が落ちてしまい、相手に悪い印象を与えてしまう
• オンラインプレゼンの最中に、自分だけカクついてしまい、相手に迷惑をかける など

このようなトラブルを避けるためには、安定したデータ通信が欠かせません。

インターネット回線は、利用者それぞれの利用状況や通信状況によって速度や安定性が変わるからこそ、少しでも安定したデータ通信を実現しやすい光回線を選ぶべきです。

5-3. 頻繁に容量の大きいデータを送受信したい

通信速度が速く、安定したデータ通信を実現しやすい光回線は、大容量データの送受信を定期的に行っている場合に活躍してくれます。

大容量データの送受信が発生するケースの参考例は、以下のとおりです。

▼参考例

• 高画質な写真や動画データを頻繁に送受信する
• 仕事でチラシデザインなどを作成して、クライアントに送信する
• 自分で作成した動画をネット上にアップロードする

従来のインターネット接続方法では、
「サイズの大きいデータが送信できない」
「データ送信完了までに何時間もかかってしまう」
などのお悩みを感じていた人もいるかと思います。

データの送受信が終わらないので、ほかの作業ができずに困り果てる経験をしたことはありませんか。

そのようなお悩みを解決してくれるのが、通信速度だけではなく、安定したデータ通信も期待できる光回線です。

仕事や学業などで、容量の大きいデータを定期的にやりとりしている人は、作業効率をあげるためにも光回線の導入を検討してみてください。

7-1. 通信速度（接続方式）で選ぶ

光回線の契約先を選ぶ際に、忘れてはいけないのが、あなたに必要な通信速度の速さを確保できるかどうかです。

光回線の一般的な通信速度は、おおむね1Gbpsほどといわれていますが、実際のところは契約先によって通信速度も左右されます。

事業者それぞれの通信速度を知るためには、それぞれの「接続方式」について調べてみましょう。

インターネットの接続方式は、主に以下の2つです。

従来の接続方式と呼ばれているのが「PPPoE接続方式」です。

【Check！】PPPoE接続方式とは

「PPPoE（PPP over Ethernet）」では「ネットワーク終端装置」がデータの受け取り手を確認し、ユーザーIDとパスワードを照合して「プロバイダー」からインターネットに接続する接続方式です。

出典：【初心者向け】IPv6の仕組みとメリット・デメリット、IPv4との違い - チエネッタ｜NTT西日本

PPPoE接続方式では、インターネットに接続するときに、必ず回線網とプロバイダを接続している網終端装置を通過しなければいけません。

そのため、通信量が増加する時間帯などになると、装置を通過しようとする回線が混雑してしまい、通信速度が遅くなってしまうのです。

一方で、「IPoE接続方式」は新しい接続方式になります。

【Check！】IPoE接続方式とは

「IPoE（IP over Ethernet）」では、「ネットワーク終端装置」がデータの受け取り手を確認せず、直接「プロバイダー」にアクセスしてインターネットに接続できる仕組みになっています。

出典：【初心者向け】IPv6の仕組みとメリット・デメリット、IPv4との違い - チエネッタ｜NTT西日本

IPoE接続方式では、網終端装置を通過せずに直接インターネットに接続できるため、通信の混雑を回避できる可能性があるのです。

• IPoE接続方式では、一部のサービスをご利用できない可能性もありますので、事前に確認が必要です。

どちらの方式を選ぶべきかは、それぞれのケースや用途によって変わります。そのため、プロバイダが提供している情報をしっかりと調べておくことが大切です。

たとえば、ahamo光の場合は「提供内容」や「よくある質問」で詳しく解説しているので確認してみましょう。

7-2. 費用で選ぶ

新たに光回線を導入する際には、回線導入にかかる初期費用だけではなく、毎月かかる月額料金も重要です。

光回線は、サービスを提供している事業者や料金プランによって、月額料金だけではなく工事費も異なります。

参考までに、ahamo光の料金形態をみてみましょう。

1. ※定期契約プランは、2年間同一の「ahamo光」契約を継続して利用することが条件となり、解約（定期契約のない料金プランへの変更含む）のお申出がない場合は自動更新となります。
2. ※1土日・祝日工事の追加工事料、オプション工事料、工事内容によって発生する追加料金は特典対象外です。

基本的には、光回線サービスでは通信速度に大きな違いはないため、毎月かかる費用を判断基準にするのもひとつの方法です。

事業者によっては、割引特典やキャンペーン期間を設けている場合もあるため、選び方次第では初期費用や月額費用を一定期間抑えることができるかもしれません。

7-3. スマホのキャリアで選ぶ

あなたが現在使用しているスマホのキャリアが、光コラボレーションで光回線を提供している場合もあります。

スマホのキャリアが提供している光回線を利用すると、さまざまな料金プランから選ぶことができたり、支払いを一本化することもできるので便利です。

「どの光回線を選ぶべきか決められない」
「とりあえず気軽に光回線を導入してみたい」

という場合は、あなたが利用しているスマホキャリアが光回線サービスを提供しているか調べてみてくださいね。